静岡県で、県営野球場建設が問題となっている。これについては、何度も書いているが、これはSUZUKI案件なのだ。
浜松市内に建設が予定されている県営浜松球場は、SUZUKIのトップ・鈴木修の要求であるから、必ず実現されるであろう。SUZUKI康友を市長へと引き出したのは、鈴木修であった。今回の県知事選でも強烈にバックアップした。鈴木修にとって邪魔な現在の市営浜松球場をなくして、隣接する市営陸上競技場を拡張して新設する、そのためには西部に野球場を建設しなければならない、それは静岡県にやらせようという企みであった。
SUZUKIには、陸上競技部があり、規模を拡大した陸上競技場を建設させたいのである。浜松市は、すでに市営陸上競技場の建設計画を進めている。
現在、交通の便に良いところにある市営の野球場をなくす、そして隣接している陸上競技場も解体し、野球場と陸上競技場の跡地に大規模な陸上競技場を新設させる。それが浜松市に課せられた使命である。しかし、市営野球場をなくしてしまうので、新たに浜松市内に野球場をつくらなければならない、それをも浜松市にやらせるのは無理なので、静岡県に建設させる。それが亡くなった鈴木修の希望であった。
鈴木修の希望を実現すべく、鈴木修にかつがれてきた鈴木康友県知事は、何としてでもつくらせたいようだ。だからコンサルタントの報告書が十分に開示されてこなかった。
新たに野球場が建設されようとしているところは、いつも強風が吹き、駅から遠く不便なところだ。
企業家の要求を、自治体が丸呑みする、こんなことがあってよいのか。