浜名史学

歴史や現実を鋭く見抜く眼力を養うためのブログ。読書をすすめ、時にまったくローカルな話題も入る摩訶不思議なブログ。

ドラマ「砂の器」

2011-09-11 23:11:19 | 日記
 松本清張の代表作の一つである。昨日、今日と連続で放映された。原作の背後には、ハンセン病がある。ハンセン病という診断がでると、地域から離され隔離された時代があった。主人公の和賀こと本浦秀夫の父は、ハンセン病であった。だから本浦父子は放浪の旅にあったのだ。

 だが、このドラマでは、本浦秀夫の父、千代吉は、一家殺人事件の被疑者として(最終的に釈放はされたが)村にいられなくて放浪の旅にでたということになっていた。

 清張の原作にも、下記の意見のように、問題が存在することは確かではあるが、ハンセン病の問題をとりあげないことはどうなのかと思う。

http://www.dinf.ne.jp/doc/japanese/prdl/jsrd/norma/n278/n278015.html
 
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魚を食べますか?

2011-09-11 00:29:50 | 日記
 これは「日刊ゲンダイ」の記事。我が家では魚は、チリ産のサケなどは食べるが、その他は食べない。危険だからだ。


放射能放出なんと1.5京ベクレル 日本の魚本当に食べても安全なのか?


2011年9月9日 掲載


日本の基準値は“世界の非常識”



<今ごろ検査強化と言われても…>

 とんでもない数字が公表された。
 福島第1原発事故で、日本原子力研究開発機構は海洋への放射能放出総量が1.5京ベクレルを超えるとの試算をまとめた。東電が4~5月分として推定していた放射線量の3倍以上に上る。
 心配なのが魚の汚染だ。福島県は4月にコウナゴが出荷停止して以来、漁業を自粛している。同県の海の汚染はいまも深刻で、7日に発表されたイシガレイの放射性セシウムは1キロあたり1030ベクレルと、暫定規制値(500ベクレル)の2倍以上だった。
 宮城や岩手、茨城などの水産物からも基準値以下ながらセシウムが検出されている。数字は農水省のHPにアップされているが、福島以外はサンプル数が少ない。農水省は「検査機械が少ないうえに鮮魚は詳しく検査すると傷んでしまうので、細かく調べきれない」と説明する。
 その一方で宮城県石巻漁港では6日、震災後初めて水揚げされたタコやカレイなどが並んだ。気仙沼沖などではカツオ漁の一部が再開している。魚は本当に安全なのか。
「放射能を防ぐ知恵」の著者でNPO法人「食品と暮らしの安全基金」代表の小若順一氏が言う。
「500ベクレル以下なら安全という言葉を信じてはいけません。3月にドイツ放射線防護協会は大人は8ベクレル、子供は4ベクレル以下にするべきだという基準値を提案しました。500ベクレルがいかに甘い数字かが分かります。いまだに海の中は放射能でグジャグジャなのです。九州で水揚げされた魚も安心できません。太平洋の真ん中で取られたものを宮崎などに運ぶことがあるからです」
 小若氏は、政府は国民の生命のために、漁業従事者に所得補償と賠償金を払い、今後3年間は漁業を停止するべきだと主張する。
「とくに心配なのが妊婦さんです。魚を食べて体内被曝したら胎児はまだ安全ですが、孫、ひ孫と子々孫々まで傷ついた遺伝子が受け継がれ、障害やがんを発症してしまいます。妊婦さんは絶対に魚を食べてはいけないし、子供はできるだけ食べないようにしてください」(小若順一氏)
 水産庁は今ごろになって福島沖周辺の検査強化をアピールしているが、海は広い。ストロンチウム汚染の可能性も否定できない。消費者は国の言うことをうのみにせず、リスクを覚悟したほうがいい。


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