出川上沢岱地区は、大館市役所の南西約6kmのところ
国道7号線を西へ進みます、約2.2kmで「大館消防署前」信号を左(南)へ、県道102号線です
約1,5kmで米代川を田中橋で渡って約200mの交差点を右(北西)へ
約400mの新潟運輸大館支店前の交差点で左(南西)へ
道成りに1,8km進んで県道52号線を右(西)へ、また約200mで左(南西)へ
約400mで丁字路を左(南)へ、約200mの交差点の北東側角に
目的の「出川の欅」が在ります
手前に見学者用の
駐車場がありますので利用させて頂きました
北西側から
西北西側から
「大館市指定天然記念物 出川の欅 昭和53年3月13日指定」の標柱です
説明版です
大館市指定天然記念物
出川の欅
昭和53年3月15日指定
所在地 大館市出川字上沢岱46-1
所有・管理者 出川部落
村の言い伝えによると、この欅は樹齢1000年を超え、小松源七という人が植えたもので、板沢八幡神社の欅と板子石山神社の欅と兄弟木であると言われています。
大正時代初め、所有者 佐藤東吉が「若木山大権現」という神の名をいただいて以来、部落の守護木として毎年旧暦4月8日に祭礼が行われています。
樹肌に無数発育しているコブは、乳の形をしていることから「乳母の欅」ともいわれ、乳が出ない産婦がこのコブをさすって願いをかけると乳が出るようになるという。また近年は、乳がんの予防やいろいろなことを祈願する「霊木」として、人々から広く信仰されています。
「欅アラカルト」
1、太さ 根かぶ回り日本一
1、幹の回り 17.1m
1、根かぶ回り 28.4m
1、主幹の直径 2.5m
1、樹冠 東西30.0m
南北28.0m
1、樹高 25.0m
1、コブの数 無数(かぞえてみてください)
1、特徴
(1)同じ幹から5本の欅が立ち上がり、その樹皮は威容、壮観です。
(2)横に伸びた太い根株から欅が立ち上がっているのは、全国的にも全くめずらしく、非常に貴重なものです。
(3)幹の内部は、地上6mまで空洞で、底のほうは、タタミ8畳の広さがあり、神秘で幽玄さが感じられます。
外観、内部ともにこの巨木の生きぬいてきた長い年月とその重みを感じながら、この霊木に願いを込めたらいかがでしょうか。
平成元年6月10日
大館市教育委員会
*板沢 八幡神社は、大館市板沢屋布41、出川の欅の北西約2.5kmのところ、境内にケヤキの木が在ります
*板子石 山神社は、大館市釈迦内塚ノ台1、出川の欅の北東約7kmのところ、境内には木々は見られませんでした
西側から、東へ伸びる太い根株からも大枝(幹)が立ち上がっています
枯れてしまった幹には雨除けの傘がかけられています、下側の洞の中には「若木山大権現」の祠が祀られています
どこでも博物館の標柱です
プレートです
出川の欅(いでがわのけやき)
市指定天然記念物 1978年3月13日
伝承によると、平安時代に植えたものと言われています。
樹齢1000年を超えると言われる欅の根元は空洞となっていて、その根元から5本の木が生い茂っています。
村の入り口に高くそびえ立ち、霊力を持つ木と信じられ、集落の守護木として尊崇されてきました。
根元の部分にできた多数のコブは乳の形をしていることから信仰の対象となり、産婦が白布で作った袋に白米を入れてコブに供え、家に持ち帰って焚いて食べると母乳が出るようになると信じられています。
南西側から離れて見ました
南南東側から、根元には多くのコブが見られます
南東側から、太い根株から立ち上がった幹にも注連縄が掛けられています
東側から
石段を上がりました、根株から立ち上がった幹です
東北東側から、主幹の枯れた幹を真ん中にして若い幹が立ち上がったいます
幹の間には祠です、中には女性像が彫り込まれています
「夏草を わけいで河に 日はくれぬ 水ひとむすび ふたむすびして」菅江真澄の歌碑の標柱です
北側から見ました
広場の祠です
では、次へ行きましょう