針外し/爺さんの独り言。役にたたない情報ばかり。

自作のスピナーベイトで今日もバスを釣るぞ!。人はそれを「G」と呼ぶ。爺さんの「G(ジー)」の意味だった。ガクン!。

今度は三国志です。

2012-05-17 06:52:57 | 漢詩・古典・エトセトラ

 大漢風(秦末ー漢朝創設期)17巻に続いては、皆さん御存知「三国志」のDVD全26巻(おまけをいれると27)です。アマゾンではこのDVDボックスは前巻後巻で中古でも42、000円×2の値段ですが、ヤフーオークションで見たら出発が3500円位、あと締め切りまで3時間というのがあったので、駄目もとで入札したら、何と5250円で落札出来ちゃいました。ちゃんと新品ですぞ。送料1500円を入れても何と安い買い物だった。

 説明では正規物ですが、出品者も中国の人だか、韓国の人だか分からないし発送場所も何も書いていないので、ちょっと心配でした。佐川かくろねこで発送するとあったので、問い合わせてもなかなか来ない。「やられた」かと思いましたが。なんとEMSで着ました。ありゃま!。中身もちゃんと日本語、字幕、になっているし、これはもうけもんです。

 前の大漢風でも言いましたが、中国政府が後押しで、兵隊も紅衛兵がやっているので規模がでかい!。相当の見えない経費が掛かっています。で、よく考えてみますと、もともと中国では、国民向けで安価で出回っていたんではないかと。それが海を渡ると(日本に来ると)途端に滅茶苦茶な値段がつくんですかね?。

 

           

 御存知、張飛 劉備 関羽の三人と諸葛孔明。、張飛 劉備 関羽の3人はそれらしいが、諸葛孔明はこんなに色男だったんでしょうかね?。確かに歴史書では白面郎だったとありますが。ま、鳳雛先生があまり美男子ではなく、劉備も最初は目もくれなかったのを見るとまんざら嘘ではないのですけれど。

                        

 この呂布も2枚目過ぎます。呂布は虎を人にしたような、乱暴でガサツな人柄だと思ってました。張飛モ可愛い感じだし、趙雲も色男過ぎるね。劉備も、挿絵を見ると小顔の割に大耳でしたので、付けられたあだ名が「筵(ムシロ)織りの大耳児」それからすると、当の本人の感じからは大分かけ離れています。でも中国であった実話を「三国志研究会」が相当研究してそれに見合う俳優さんを見つけてきたんだろうと思うとあんまり、チャチをいれても興ざめするので、ここは素直に見るとしましょう。←おいおい、偉そうな事言うんじゃないよ!。(怒)ただ、趙雲子龍が曹操の軍に囲まれて生け捕りにされそうになった、長阪橋の戦いは、圧巻でした。

                                                                 


たまたま、 ユーチューブ見たら動画があったので、載せました。あまり画像が良くないですけどね。

       

 この関羽はいかにもそれらしい。顔は棗(なつめ)のような顔色で・・・とある。よくこんな人を探したもんだと思います。なにはともあれ、中国は表現が誇大ですが、出来るだけ史実に忠実に再現されているので、見応えがあります。活劇も撮影された舞台もね。
針は前漢よりも三国志の方を良く読んでいましたからね、全26巻もあっという間に見てしまいました。本は本の良さというものがありますが、DVD(映画)は当時のロケーション建造物、衣装、はたまた髪型に至るまで、忠実に描かれているならば、最高の傑作となります。ちょっと前の題名を忘れてしまいましたが、ディカプリオの「仮面の・・・」だったかな、三銃士を題材にした映画がありましたが、アレキサンドル デュマの原作から、完全に逸脱した映画ありました。その前の物は、ダルタニャンとルイ13世の王妃、アンヌ ドウトリッシュと恋に落ちて愛人となるのも、ありました。王妃と恋に落ちたのは、イギリスの「バッキンガム公爵」だっちゅーの!。また、三国の「赤壁」を題材にした「レッドクリフ」も、周瑜の奥方の「小喬」がわが身を犠牲に曹操の元に出向く」なんて全く馬鹿げたのもありました。いくらストーリーを改ざんするにしても、ありえない風に書き換えるんもんじゃないよね。

「面白可笑しくストーリーを書き換えるのも、有だ!」という人もおられるかもしれませんが、歴史からあまりにも馬鹿げた逸脱があると、当時の緊迫感が無くなってしまいますね。皆は「原作」を読んだりして、感動したはずだ。それを勝手にくだらなく変えられては、興が冷めるというもんだ。

コメント
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