この前の「元二の安西に使いするを送る」の続きです。中国語を話す時に漢字を使いますが、同じ読みがあるので発音というか言い方を変えて会話をする訳です。それは四声(しせい)を使います。四声とは、中国語のを声調を、中古看護(←何の事を言っているか分かりません)の調類に基づいての4種類に分類したもの。中国音韻学で平声(へいせい)・上声(じょうせい)・去声(きょせい)・入声(にゅうせい)をいいます。だから、例えば渭という字はweiと読みますが、同じ読みでも4通りの発音の仕方があります。実際には発音文字の上に記号が付いていますが、合成の仕方が分かりませんので、中国語辞典見て確認して下さい。その四声付きの発音を探して見てコピーして付けようと思ったんですが上手くいかないので勘弁ね。
それで前に書いた元二の安西に使いするを送る」の詩ですが、これを蛍の光のメロディーを使って歌うらしいのだ。・・・と国語の先生が言っていたのを思い出した。
渭 城 朝 雨 浥 輕 塵 渭城の朝 軽塵を潤す
wei cheng zhao yu yi qing chen
客 舎 青 青 柳 色 新 客舎青々柳色新たなり
ke she qing qing liu she xin
勸 君 更 盡 一 杯 酒 君に勧む 更に尽くせ一杯の酒
quan jun geng jin yi bei jiu
西 出 陽 関 無 故 人 西の方陽関を出づれば 故人無からん
xi chu yang guan wu gu ren
蛍 の 光 窓 の 雪
wei cheng zhao yu yi qing chen てな風にね。
針が高校時代に聞いた話なので、また現地で本当に歌っているかは分かりませんがちょっと思い出したので、蛇足で掲載します。