いよいよ、山は春です。カラマツや白樺の新緑が眩いばかりです。そしてこれからいろいろな山菜が出て、私たちの舌を堪能させてくれます。既に、行者にんにくがでています。うちの庭先にはウド、裏山から撮ってきたワラビが何時の頃からか、根を張り裏境にそこそこ出るようになりまして、ちょっと食べる位は採れるようになりました。
以前下の関さんから地どりしたコゴミの苗を2株頂きまして、2,3年そのままにしていましたら結構な量が発芽してきました、去年市川君のカミさんに少しだけ採らせて天婦羅にしたら、えらい評判でしたのでここをコゴミ畑にしようと考えました。最初の頃は1,2本でしたが、今年は8,9本にまで伸びてきました。
行者にんにくの前にある緑色のがコゴミです。
で、此処でうちにでているコゴミと道路にやたらと出ているのと違うのを確認した。出始めの頃はよく似ていますので、コゴミって言うのはやたら沢山出ているもんだと思っていました。
ただ茶色の羽毛があるタイプと綺麗なタイプがあるのが分かりました。地元では茶色な羽毛があるのが「鬼コゴミ」、後者のを「コゴミ」っていいます。鬼コゴミは食するのに不適合らしいのだが、地元の方は調理の方法をご存知で、食用にされているみたいです。
うちのタイプは後者のタイプです。出始めの1株から1~2本採れば苗にダメージを与えなくて済むんだろうね。もう少し株を増やせば今後、美味しいコゴミの天婦羅、お浸しが頂けるようになるんだろう。
行者にんにく→コゴミ→ウド→ワラビの順に旬の物が頂ける事になる訳だ。これに足して、タラの木も網で囲ったのでこれが伸びてくればこれも食するようになりますね。年々、知識が付いてきて、楽しみが増えるのはいいね。