気をつけて
たまに行くスーパーマーケットで、入ってすぐ、看板の「お使いできます」という文字が目に入り、足が止まりました。ビール券を食品等の買い物にも使える、それを「お使いできます」って、ガキじゃあるまいに( ̄д ̄)! 「お使いになれます」と書けないのなら、無理しないで「使えます」と書けばいいのに。
通販のCMで、有名デパートの名前が出たので画面を見たら、なんと、「店頭ではお買い求めできません」と書いてありました。何だかそのデパートの格まで落ちたような感じがしましたよ、いけませんねぇ。「店頭ではお買い求めになれません」と書けないのなら、いっそのこと、事務的に「店頭では買えません」と書けば?
「(オクラの)産毛を取ってあげる」「(オクラの)萼に沿ってむいてあげる」「お味付けします」「ちょっとお手間がかかるんですけど」と言った尾身奈美枝、「裏返して焼き付けてあげてください」と言ったきじまりゅうた、「(ゴーヤの)わたを多めにしっかり取ってあげる」と言ったのは市瀬悦子。なぜ、料理講師はみんな「~てあげる」なんだ?
「しっかりしていただいて」と言った一般の人、これは「しっかりしてほしい」という意味ではなく、「しっかりしている」と言っているつもりです。「しっかりしてますね」と言えばいいのに、カメラを意識してか、「しっかりしていただいて」だなんて変ですよ、知り合いでも何でもないのに、すっごく変ですよ( ̄д ̄)!
「すてきねという感触を皆さんが持っていただいた」と言った一般の人、これもすっごく変ですね、「~ていただく」症候群(←久しぶりだわぁ)の重篤な患者です。「すてきねという感触を皆さんに持っていただいた」か、「すてきねという感触を皆さんが持ってくださった」か、ですよ。私は、できれば後者でお願いしたい( ̄- ̄)。
「考えてございますが」と言った東京電力の工務部長、こういう言い方をする人は多いですよね。説明を求められ、精一杯丁寧に、言葉だけやたら丁寧に、答える、それで「ございます」なのですが、おかしいですよ。「ございます」の意味は「あります」ですからね、「考えてありますが」ならいいのですが、この人は「考えていますが」の意味で言っているのですから、それは「考えておりますが」でしょ。
「○さんとお会いして」は「所さんのニッポンの出番」のナレーションとテロップ。英語を和訳したものなので「○さんと会って」もしくは「○さんに会って」でもいいはずですが、全体の雰囲気からわざわざ「お会いして」にしたようです。でもね、「お会いして」なら「○さんにお会いして」ですよ。
「ひるおび!」で「お会いしてる」と言った恵俊彰。もちろん、自分のことを言っているのではありません。「お会いする」を正しく理解して言っている人は放送業界に果たして何人いるか・・・、いないかも。これで本人は「お会いになったことがある」という意味で言っているつもりなのですからあきれます。
「いつごろご存じになったんでしょうか」と言ったのは「ウェークアップ!ぷらす」のリポーターらしき人ですが、聞いた瞬間、目が点になりました。「いつごろお知りになったんでしょうか」という意味で言ったようなのですが、「ご存じ」も、ちゃんと使える人が少なくなりましたね。
「ご存じ」は名詞で、「知っていること」の尊敬語。「知ること」ではなく「知っていること」というのがポイントです。さらっと「いつごろお知りになったんでしょうか」と言えばいいのに、何か抵抗を感じたのでしょうか。どうしても「ご存じ」と言いたいのなら、「いつからご存じなんですか」とか、もっと敬意を込めたければ「いつからご存じでらっしゃるんですか」とか、言えるといいですね。
たまに行くスーパーマーケットで、入ってすぐ、看板の「お使いできます」という文字が目に入り、足が止まりました。ビール券を食品等の買い物にも使える、それを「お使いできます」って、ガキじゃあるまいに( ̄д ̄)! 「お使いになれます」と書けないのなら、無理しないで「使えます」と書けばいいのに。
通販のCMで、有名デパートの名前が出たので画面を見たら、なんと、「店頭ではお買い求めできません」と書いてありました。何だかそのデパートの格まで落ちたような感じがしましたよ、いけませんねぇ。「店頭ではお買い求めになれません」と書けないのなら、いっそのこと、事務的に「店頭では買えません」と書けば?
「(オクラの)産毛を取ってあげる」「(オクラの)萼に沿ってむいてあげる」「お味付けします」「ちょっとお手間がかかるんですけど」と言った尾身奈美枝、「裏返して焼き付けてあげてください」と言ったきじまりゅうた、「(ゴーヤの)わたを多めにしっかり取ってあげる」と言ったのは市瀬悦子。なぜ、料理講師はみんな「~てあげる」なんだ?
「しっかりしていただいて」と言った一般の人、これは「しっかりしてほしい」という意味ではなく、「しっかりしている」と言っているつもりです。「しっかりしてますね」と言えばいいのに、カメラを意識してか、「しっかりしていただいて」だなんて変ですよ、知り合いでも何でもないのに、すっごく変ですよ( ̄д ̄)!
「すてきねという感触を皆さんが持っていただいた」と言った一般の人、これもすっごく変ですね、「~ていただく」症候群(←久しぶりだわぁ)の重篤な患者です。「すてきねという感触を皆さんに持っていただいた」か、「すてきねという感触を皆さんが持ってくださった」か、ですよ。私は、できれば後者でお願いしたい( ̄- ̄)。
「考えてございますが」と言った東京電力の工務部長、こういう言い方をする人は多いですよね。説明を求められ、精一杯丁寧に、言葉だけやたら丁寧に、答える、それで「ございます」なのですが、おかしいですよ。「ございます」の意味は「あります」ですからね、「考えてありますが」ならいいのですが、この人は「考えていますが」の意味で言っているのですから、それは「考えておりますが」でしょ。
「○さんとお会いして」は「所さんのニッポンの出番」のナレーションとテロップ。英語を和訳したものなので「○さんと会って」もしくは「○さんに会って」でもいいはずですが、全体の雰囲気からわざわざ「お会いして」にしたようです。でもね、「お会いして」なら「○さんにお会いして」ですよ。
「ひるおび!」で「お会いしてる」と言った恵俊彰。もちろん、自分のことを言っているのではありません。「お会いする」を正しく理解して言っている人は放送業界に果たして何人いるか・・・、いないかも。これで本人は「お会いになったことがある」という意味で言っているつもりなのですからあきれます。
「いつごろご存じになったんでしょうか」と言ったのは「ウェークアップ!ぷらす」のリポーターらしき人ですが、聞いた瞬間、目が点になりました。「いつごろお知りになったんでしょうか」という意味で言ったようなのですが、「ご存じ」も、ちゃんと使える人が少なくなりましたね。
「ご存じ」は名詞で、「知っていること」の尊敬語。「知ること」ではなく「知っていること」というのがポイントです。さらっと「いつごろお知りになったんでしょうか」と言えばいいのに、何か抵抗を感じたのでしょうか。どうしても「ご存じ」と言いたいのなら、「いつからご存じなんですか」とか、もっと敬意を込めたければ「いつからご存じでらっしゃるんですか」とか、言えるといいですね。