こんにゃろ!
人が話しているのを聞いて文書にする、テープ起こし、ディクテーション、人の話ですから、当然、自分には関係のない話、関心のない話、全く知らない世界の話などもあるわけで、それを文章化しようとすると、知らない単語をどうにかこうにか聞き取り、聞き取れなければ、ヒントになる言葉を幾つも拾い、辞書やインターネットで調べるわけです。でも、検索でたまたま引っ掛かったサイトを一つや二つ見たぐらいでは、それが正しいかどうかは不明です。
特に人名や固有名詞は、漢字を特定するのは大変な作業になります。実際、日本人の大人ならだれでも知っているような超有名人の名前でも、検索すると、正しい漢字と誤った漢字とが半々などという結果になります。そういうときは、その人自身が書いて公開しているサイトを探しますが、そんなものがいつも必ずあるとはかぎりません。人の名前というのは、自分が間違うことはありませんが、他人が書くと平気で間違えるものなのです。人名を書くときはせめて正しい漢字を調べてほしいのですが・・・。
インターネット多数決をしても、半々とか6:4とか、そんなことでは確定できません。例えば、アガリクスかアガリスクか迷ったとき、5~6年前は半々でしたから、多数決では確定できませんでした。そうなると、公的な研究機関や医療機関、大手のしっかりした販売店など、信用できそうなサイトを探し、そこがどう表記しているかを見る必要がありました。そこまでして初めて確定できるわけで、なかなか大変な作業です。
ちなみに、今は、msnで「アガリクス」で検索すると20万件、「アガリスク」で検索すると6万件出てきます。一応、差がついていますね。あまりにも間違いが多いので、「アガリクス」とだけ表記していると検索に引っ掛かるチャンスが減るので、「アガリクス(アガリスク)」と表記したり、親切に「アガリクス(アガリスクは誤った表記)」と書いてあったり、「アガリスクならアガリクス専門店へ」だなんて、わざとなのか間違いなのか分からないようなものまであります。
公開するなら辞書を引いて! 人名や固有名詞は調べてから書いて! 書いたものを一度チェックして! 「ちゃんとしゃべれ!」を読んで! インターネット上で自分の書いたものを広く一般に公開している人すべてにお願いしたいのです。出版社から出る書籍など、誤字・脱字や日本語の誤りをチェックされてから世の中に出るものならいいのですが、インターネット上で公開されている文書のほとんどはノーチェックですね。だから、ちょっと見ただけでも間違いがたくさん見付かります。
チェックを受けていると思われるものでも、公開される前に複数の人が読んでいると思われるものでも、間違いはあります。どうしても人のチェックは100%完ぺきというわけにはいかないし、使い分けの難しい単語などは見る辞書によって意見が分かれていることもあり、一つや二つ、三つや四つの間違いはありますが、それはもうしょうがないでしょう。私が気になるのは、合っているかどうか全く気にもしていない、どうでもいいと思っているような文書があることです。
間違いを間違いと思っていない、全く気づいていない、気づかないからそのままなのでしょうから、何とかして気づいてもらわなければいけないわけで、これを目的に私はブログを書き始めたわけです。「ちゃんとしゃべれ!」を読んで、「あ、これ、間違い?」と気づいてほしいのです。人前で話す機会の多い人でも間違いに気づいていない、中には一般人より日本語を知らないアナウンサーもいますからね、原稿を書く人も変な日本語、読む人も変な日本語、なかなか正しい日本語が耳に入ってこないのですから、日本語は一体どうなってしまうのでしょうか。
今日の気になるワードは「マルチ」です。昼のテレビ番組で、半年で2倍になるから出資しろとかいう詐欺事件の話をしていましたが、その中で「マルチ」と繰り返し言っていました。しかし、「マルチ」は、マルチレベルマーケティングという経済用語であって、簡単にいうと、知人や友人を通じて販売を広げていく営業手法、いわゆる口コミに近い販売方法で、いいものを「いいよ」と人に言うのは自然なことです。悪いのは、マルチを悪用した「悪徳マルチ」や「マルチまがい」です。「マルチ」に罪はないのに、まるで「マルチ」そのものが悪いものであるかのような印象を与える言い方をするのは非常によくないですね。
言った本人は世の中に警鐘を鳴らしているつもりかもしれませんが、「マルチは悪」という誤解を生み、正しい理解を妨げることになります。「マルチ」と「悪徳マルチ」「マルチまがい」はきちんと区別しなければいけません。間違った先入観によって物事を正しく理解する機会を奪われた人こそ不幸です。本当に、言葉をもっと慎重に扱ってほしいと思います。特に、テレビは影響力が非常に大きいのですから。そして、見るほうも、ただぼんやり見ていてはいけないのですよ。何でもそのまま鵜呑みにしてはいけないのですよ。
人が話しているのを聞いて文書にする、テープ起こし、ディクテーション、人の話ですから、当然、自分には関係のない話、関心のない話、全く知らない世界の話などもあるわけで、それを文章化しようとすると、知らない単語をどうにかこうにか聞き取り、聞き取れなければ、ヒントになる言葉を幾つも拾い、辞書やインターネットで調べるわけです。でも、検索でたまたま引っ掛かったサイトを一つや二つ見たぐらいでは、それが正しいかどうかは不明です。
特に人名や固有名詞は、漢字を特定するのは大変な作業になります。実際、日本人の大人ならだれでも知っているような超有名人の名前でも、検索すると、正しい漢字と誤った漢字とが半々などという結果になります。そういうときは、その人自身が書いて公開しているサイトを探しますが、そんなものがいつも必ずあるとはかぎりません。人の名前というのは、自分が間違うことはありませんが、他人が書くと平気で間違えるものなのです。人名を書くときはせめて正しい漢字を調べてほしいのですが・・・。
インターネット多数決をしても、半々とか6:4とか、そんなことでは確定できません。例えば、アガリクスかアガリスクか迷ったとき、5~6年前は半々でしたから、多数決では確定できませんでした。そうなると、公的な研究機関や医療機関、大手のしっかりした販売店など、信用できそうなサイトを探し、そこがどう表記しているかを見る必要がありました。そこまでして初めて確定できるわけで、なかなか大変な作業です。
ちなみに、今は、msnで「アガリクス」で検索すると20万件、「アガリスク」で検索すると6万件出てきます。一応、差がついていますね。あまりにも間違いが多いので、「アガリクス」とだけ表記していると検索に引っ掛かるチャンスが減るので、「アガリクス(アガリスク)」と表記したり、親切に「アガリクス(アガリスクは誤った表記)」と書いてあったり、「アガリスクならアガリクス専門店へ」だなんて、わざとなのか間違いなのか分からないようなものまであります。
公開するなら辞書を引いて! 人名や固有名詞は調べてから書いて! 書いたものを一度チェックして! 「ちゃんとしゃべれ!」を読んで! インターネット上で自分の書いたものを広く一般に公開している人すべてにお願いしたいのです。出版社から出る書籍など、誤字・脱字や日本語の誤りをチェックされてから世の中に出るものならいいのですが、インターネット上で公開されている文書のほとんどはノーチェックですね。だから、ちょっと見ただけでも間違いがたくさん見付かります。
チェックを受けていると思われるものでも、公開される前に複数の人が読んでいると思われるものでも、間違いはあります。どうしても人のチェックは100%完ぺきというわけにはいかないし、使い分けの難しい単語などは見る辞書によって意見が分かれていることもあり、一つや二つ、三つや四つの間違いはありますが、それはもうしょうがないでしょう。私が気になるのは、合っているかどうか全く気にもしていない、どうでもいいと思っているような文書があることです。
間違いを間違いと思っていない、全く気づいていない、気づかないからそのままなのでしょうから、何とかして気づいてもらわなければいけないわけで、これを目的に私はブログを書き始めたわけです。「ちゃんとしゃべれ!」を読んで、「あ、これ、間違い?」と気づいてほしいのです。人前で話す機会の多い人でも間違いに気づいていない、中には一般人より日本語を知らないアナウンサーもいますからね、原稿を書く人も変な日本語、読む人も変な日本語、なかなか正しい日本語が耳に入ってこないのですから、日本語は一体どうなってしまうのでしょうか。
今日の気になるワードは「マルチ」です。昼のテレビ番組で、半年で2倍になるから出資しろとかいう詐欺事件の話をしていましたが、その中で「マルチ」と繰り返し言っていました。しかし、「マルチ」は、マルチレベルマーケティングという経済用語であって、簡単にいうと、知人や友人を通じて販売を広げていく営業手法、いわゆる口コミに近い販売方法で、いいものを「いいよ」と人に言うのは自然なことです。悪いのは、マルチを悪用した「悪徳マルチ」や「マルチまがい」です。「マルチ」に罪はないのに、まるで「マルチ」そのものが悪いものであるかのような印象を与える言い方をするのは非常によくないですね。
言った本人は世の中に警鐘を鳴らしているつもりかもしれませんが、「マルチは悪」という誤解を生み、正しい理解を妨げることになります。「マルチ」と「悪徳マルチ」「マルチまがい」はきちんと区別しなければいけません。間違った先入観によって物事を正しく理解する機会を奪われた人こそ不幸です。本当に、言葉をもっと慎重に扱ってほしいと思います。特に、テレビは影響力が非常に大きいのですから。そして、見るほうも、ただぼんやり見ていてはいけないのですよ。何でもそのまま鵜呑みにしてはいけないのですよ。