食欲は互角
何かで見た文章の中に「その痛みはこの世のものとは思えないほど」という一節があり、私の脳はちょっとフリーズ・・・( ̄・ ̄)。私もそうした経験は何度かありますが、気が遠くなったとか、死にそうなくらいとか、三途の川を途中まで渡ったとか、先祖が迎えに来ているのを見たとか・・・、でもね、痛みは、確実にまだこの世にいるという証拠ではありませんか?
「とくダネ!」で、「心肺停止状態の赤ちゃんをどうやって救ったのか」というナレーションの直後にCMになったのですが、そんなナレーションで引っ張るなんて( ̄д ̄)ダラケ! ですよ。聞いた瞬間、そりゃぁ心肺蘇生法だろ、赤ちゃんなら手の平ではなく二本指で、と思いました。皆さんもそう思いますよね。
CMが終わって続きを見たら、近くにいた高校生がちょっと前に学校で習った心肺蘇生法を思い出し、ちゃんと二本指で心臓マッサージをやって赤ちゃんを救いました。ほんっと、「とくダネ!」スタッフって・・・( ̄д ̄)! この場合、強調したいのは、適切な心肺蘇生法を誰がやったかということでしたから、「心肺停止状態の赤ちゃんを救ったのは・・・」でCMに行けばよかったのに。
「ケニアでの傷口は今だ悪化したまま」は「世界・ふしぎ発見!」で見たテロップで、「Wounds Still Fester in Kenya」の和訳のようです。「今だ」はちょいちょい見掛ける誤字で、それを書くなら「未だ」ですが、常用漢字の音訓外なので「いまだ」と書きます。「Still」は、まだ、今でも、なお、という意味で、「Wounds Still Fester」は「傷がまだ痛む」です。ケニアでは、国民全体の、体の傷だけでなく、心の傷も癒えていないということを言っているはずですが、全く伝わりません。
こういう“伝わらない日本語”はそこらじゅうで見たり聞いたりするのですよ。例えば「そこで踏みとどまるわけにいかない、前進しないと始まらない」はどうですか? 前進するのがいいんだか悪いんだか・・・。「踏みとどまる」は、足に力を入れて止まる、他人が去った後まで残る、これって、どちらかというといい意味ですよね。進まなくなることを意味するのは「足踏みする」ですから、「そこで足踏みするわけにいかない、前進しないと始まらない」でしょ、やっぱり。
「○○が再び日本に戻る日は」は「ウェークアップ!ぷらす」のナレーションとテロップですが、○○は外国に行ってから一度も帰国していない、なのに「再び」は変です。「○○が日本に戻る日は」あるいは「○○が再び故郷の地を踏む日は」と言うべきで、こんなこともちゃんと表現できないのかとあきれました( ̄д ̄)!
「大国が小国と互角に戦う裏側」は「ここがポイント!!池上彰解説塾」で見たテロップなのですが、もやもやしますねぇ( ̄~ ̄)。「大国が小国と互角に」って、手を抜いてるんですか、大国は?! やる気あんの? 「小国が大国と互角に戦う、その裏側」となぜ書けないの? 日本語のセンスがないね。
ちなみに、池上さん、「いやがおうにも」と言っていましたが、ときどきいますね、こういう人。「弥が上にも(いやがうえにも)」なのか、はたまた「否が応でも(いやがおうでも)」なのか、意味の違う二つの言葉が合体していて、池上さん本人はどっちのつもりなのでしょうか? “伝わらない日本語”に慣れて本当の意味と正しい表現を考えることもなくなったら、伝えることができなくなりますよ。
何かで見た文章の中に「その痛みはこの世のものとは思えないほど」という一節があり、私の脳はちょっとフリーズ・・・( ̄・ ̄)。私もそうした経験は何度かありますが、気が遠くなったとか、死にそうなくらいとか、三途の川を途中まで渡ったとか、先祖が迎えに来ているのを見たとか・・・、でもね、痛みは、確実にまだこの世にいるという証拠ではありませんか?
「とくダネ!」で、「心肺停止状態の赤ちゃんをどうやって救ったのか」というナレーションの直後にCMになったのですが、そんなナレーションで引っ張るなんて( ̄д ̄)ダラケ! ですよ。聞いた瞬間、そりゃぁ心肺蘇生法だろ、赤ちゃんなら手の平ではなく二本指で、と思いました。皆さんもそう思いますよね。
CMが終わって続きを見たら、近くにいた高校生がちょっと前に学校で習った心肺蘇生法を思い出し、ちゃんと二本指で心臓マッサージをやって赤ちゃんを救いました。ほんっと、「とくダネ!」スタッフって・・・( ̄д ̄)! この場合、強調したいのは、適切な心肺蘇生法を誰がやったかということでしたから、「心肺停止状態の赤ちゃんを救ったのは・・・」でCMに行けばよかったのに。
「ケニアでの傷口は今だ悪化したまま」は「世界・ふしぎ発見!」で見たテロップで、「Wounds Still Fester in Kenya」の和訳のようです。「今だ」はちょいちょい見掛ける誤字で、それを書くなら「未だ」ですが、常用漢字の音訓外なので「いまだ」と書きます。「Still」は、まだ、今でも、なお、という意味で、「Wounds Still Fester」は「傷がまだ痛む」です。ケニアでは、国民全体の、体の傷だけでなく、心の傷も癒えていないということを言っているはずですが、全く伝わりません。
こういう“伝わらない日本語”はそこらじゅうで見たり聞いたりするのですよ。例えば「そこで踏みとどまるわけにいかない、前進しないと始まらない」はどうですか? 前進するのがいいんだか悪いんだか・・・。「踏みとどまる」は、足に力を入れて止まる、他人が去った後まで残る、これって、どちらかというといい意味ですよね。進まなくなることを意味するのは「足踏みする」ですから、「そこで足踏みするわけにいかない、前進しないと始まらない」でしょ、やっぱり。
「○○が再び日本に戻る日は」は「ウェークアップ!ぷらす」のナレーションとテロップですが、○○は外国に行ってから一度も帰国していない、なのに「再び」は変です。「○○が日本に戻る日は」あるいは「○○が再び故郷の地を踏む日は」と言うべきで、こんなこともちゃんと表現できないのかとあきれました( ̄д ̄)!
「大国が小国と互角に戦う裏側」は「ここがポイント!!池上彰解説塾」で見たテロップなのですが、もやもやしますねぇ( ̄~ ̄)。「大国が小国と互角に」って、手を抜いてるんですか、大国は?! やる気あんの? 「小国が大国と互角に戦う、その裏側」となぜ書けないの? 日本語のセンスがないね。
ちなみに、池上さん、「いやがおうにも」と言っていましたが、ときどきいますね、こういう人。「弥が上にも(いやがうえにも)」なのか、はたまた「否が応でも(いやがおうでも)」なのか、意味の違う二つの言葉が合体していて、池上さん本人はどっちのつもりなのでしょうか? “伝わらない日本語”に慣れて本当の意味と正しい表現を考えることもなくなったら、伝えることができなくなりますよ。