安全地帯で爆睡
ドラマのセリフは、脚本家が書いて、役者がしゃべる、それが基本ですよね。でも、役者が、言いやすいように変える、自然な日本語に変える、勢いで変わってしまった、演出家の意向で変える、そういうことはあるようです。大抵、日本語としておかしいのは脚本家がそのように書いているのだろうと思うのですが、誤りは直してもいいでしょう? なのに、それをそのまま言ってしまう役者ってどうなの?
「私という名の変奏曲」(脚本 浜田秀哉)というドラマで、口論をしている場面、しかも遠藤憲一があの顔で「明るみになる」なんて言うからがっかり。台本にそう書いてあっても、「明るみに出る」を知っていれば「明るみに出る」と言えるでしょ。まさか、そんなことはできないとか言いませんよね!? 「去年釈放になったお父さんは、あなたの元に頻繁に訪れ、何度も金をせびりに来ていた」と言ったのは玉山鉄二。「あなたの元を頻繁に訪れ、何度も金をせびった」でしょ、そのほうが言いやすいでしょ!?
いやぁ~面白かったぁ~、「リスクの神様」(脚本 橋本裕志)。でも、#7はびっくりするくらい日本語がぼろぼろで、一体どうしたのでしょうか。「息子さんとは、社長を解任されてからお会いしていないのですね」は戸田恵梨香が演じる神狩(かがり)かおりのセリフ。相手は目上の人、しかも、“会う”という行為の相手はその人の息子ですから「お会いになっていないのですね」でなければいけないのに。ぶっつけ本番でもあるまいに、これを変だと感じないなんて、戸田恵梨香に敬語のセンスはないようです。
困ったことに、尊敬語のつもりで目上の人の行為について「ご(お)~して」と言う人が大勢います。石川テレビの稲垣アナは敬語を全く分かっていないので、“○さん”の“話す”という行為について「○さんもおはなししておりました」なんて言うのですから分かりにくくて混乱します。本来、敬語は、使い方が正しければいろいろなことが自然に分かるものなのですけれどねぇ~┐( ̄д ̄)г。
「息子さんは今、大きな窮地にいるんですよ」「会社を追われた孤独にうまく取り入られたのかもしれません」「自分の意見が押し通せなかったのも」も神狩のセリフ。何だか惜しい感じですね。「大変な窮地に立たされているんですよ」もしくは「大変な窮地に陥っているんですよ」、「うまく付け入られたのかもしれません」もしくは「うまく付け込まれたのかもしれません」、「自分の意見を押し通せなかったのも」でしょ。
「父( ̄_)」と繰り返す岡崎大樹役の中村俊介、幼稚な感じがしますよ。このごろ若い人はみんな「父( ̄_)」と発音しますが、すっごく気持ち悪い。戸田恵梨香の「危機( ̄_)」も気になります。最終回では3回「危機」と言いましたが、3回とも( ̄_)なのですから、完全に「危機」は( ̄_)だと思っていますよ( ̄д ̄)! NHKの武内陶子アナも「危機( ̄_)」だよ( ̄д ̄)!
これって、NHKの伊東敏恵アナがスーパースプレッダーなのではないでしょうか。「父( ̄_)」だけではなく「危機( ̄_)」もそうですし、「生きているような」の「き」がおかしい、「ふ」が強すぎて「布教(ふっきょー)」「深い(ふうかい)」「付近( ̄_ ふっきん)」と聞こえる、「地中海(ちっちゅーかい)」「飛翔(ひっしょー)」「分け隔てなく( ̄__ ̄ ̄ ̄_)」など、伊東アナは“変な発音の見本帳”ですから。
それから、「息子に裏切られて、解任させられた父親に、今更助けてほしいだと?」と言ったのは岡崎竜太郎役の小野武彦。出ましたね、「させ」症候群の症状ですが、これは「解任された父親に」です。「これはひとえに現経営陣の無能に起因するもので」と言ったのは片山収造役の手塚とおるですが、「無能さに」と言うのが自然な日本語です。それにしても、戸田恵梨香はお辞儀が下手です。神狩に背中の丸まったお辞儀は合いません。そのうえ、滑舌の悪いことといったらもぉ┐( ̄д ̄)г。
ドラマのセリフは、脚本家が書いて、役者がしゃべる、それが基本ですよね。でも、役者が、言いやすいように変える、自然な日本語に変える、勢いで変わってしまった、演出家の意向で変える、そういうことはあるようです。大抵、日本語としておかしいのは脚本家がそのように書いているのだろうと思うのですが、誤りは直してもいいでしょう? なのに、それをそのまま言ってしまう役者ってどうなの?
「私という名の変奏曲」(脚本 浜田秀哉)というドラマで、口論をしている場面、しかも遠藤憲一があの顔で「明るみになる」なんて言うからがっかり。台本にそう書いてあっても、「明るみに出る」を知っていれば「明るみに出る」と言えるでしょ。まさか、そんなことはできないとか言いませんよね!? 「去年釈放になったお父さんは、あなたの元に頻繁に訪れ、何度も金をせびりに来ていた」と言ったのは玉山鉄二。「あなたの元を頻繁に訪れ、何度も金をせびった」でしょ、そのほうが言いやすいでしょ!?
いやぁ~面白かったぁ~、「リスクの神様」(脚本 橋本裕志)。でも、#7はびっくりするくらい日本語がぼろぼろで、一体どうしたのでしょうか。「息子さんとは、社長を解任されてからお会いしていないのですね」は戸田恵梨香が演じる神狩(かがり)かおりのセリフ。相手は目上の人、しかも、“会う”という行為の相手はその人の息子ですから「お会いになっていないのですね」でなければいけないのに。ぶっつけ本番でもあるまいに、これを変だと感じないなんて、戸田恵梨香に敬語のセンスはないようです。
困ったことに、尊敬語のつもりで目上の人の行為について「ご(お)~して」と言う人が大勢います。石川テレビの稲垣アナは敬語を全く分かっていないので、“○さん”の“話す”という行為について「○さんもおはなししておりました」なんて言うのですから分かりにくくて混乱します。本来、敬語は、使い方が正しければいろいろなことが自然に分かるものなのですけれどねぇ~┐( ̄д ̄)г。
「息子さんは今、大きな窮地にいるんですよ」「会社を追われた孤独にうまく取り入られたのかもしれません」「自分の意見が押し通せなかったのも」も神狩のセリフ。何だか惜しい感じですね。「大変な窮地に立たされているんですよ」もしくは「大変な窮地に陥っているんですよ」、「うまく付け入られたのかもしれません」もしくは「うまく付け込まれたのかもしれません」、「自分の意見を押し通せなかったのも」でしょ。
「父( ̄_)」と繰り返す岡崎大樹役の中村俊介、幼稚な感じがしますよ。このごろ若い人はみんな「父( ̄_)」と発音しますが、すっごく気持ち悪い。戸田恵梨香の「危機( ̄_)」も気になります。最終回では3回「危機」と言いましたが、3回とも( ̄_)なのですから、完全に「危機」は( ̄_)だと思っていますよ( ̄д ̄)! NHKの武内陶子アナも「危機( ̄_)」だよ( ̄д ̄)!
これって、NHKの伊東敏恵アナがスーパースプレッダーなのではないでしょうか。「父( ̄_)」だけではなく「危機( ̄_)」もそうですし、「生きているような」の「き」がおかしい、「ふ」が強すぎて「布教(ふっきょー)」「深い(ふうかい)」「付近( ̄_ ふっきん)」と聞こえる、「地中海(ちっちゅーかい)」「飛翔(ひっしょー)」「分け隔てなく( ̄__ ̄ ̄ ̄_)」など、伊東アナは“変な発音の見本帳”ですから。
それから、「息子に裏切られて、解任させられた父親に、今更助けてほしいだと?」と言ったのは岡崎竜太郎役の小野武彦。出ましたね、「させ」症候群の症状ですが、これは「解任された父親に」です。「これはひとえに現経営陣の無能に起因するもので」と言ったのは片山収造役の手塚とおるですが、「無能さに」と言うのが自然な日本語です。それにしても、戸田恵梨香はお辞儀が下手です。神狩に背中の丸まったお辞儀は合いません。そのうえ、滑舌の悪いことといったらもぉ┐( ̄д ̄)г。