つまみはクルミか?
「絶滅のおそれがある」もしくは「絶滅が心配されている」、どちらか一方でいいですね。絶滅のおそれがあってとっても心配だぁということを言いたい気持ちは分かりますが、だからといって「絶滅のおそれが心配されている」とは言えません。こういう意味の「おそれ」は、漢字で書くと「虞」であり、読みが難しいので「おそれ」と表記しますが、「心配」という意味なので、「虞」が「心配されて」では重複になります。
ところで、「絶滅の恐れがある」とか「介護難民が出る恐れがあり」とかいうのを見たことがありますが、この「恐れ」は誤りです。こういう意味、つまり、心配だという意味の「おそれ」は「虞」で、恐れること、恐怖という意味の「恐れ」とは違うのです。ですから、平仮名で「おそれ」と書きましょう。
「水を一杯飲む」というのもあります。「たくさん」の意味で「一杯」と書いてあるわけですが、「たくさん」だったら「いっぱい」と書いて、1杯、2杯の「1杯」と区別しましょう。横書きなら、「1杯」と書いてあれば「1杯」、「一杯」なら「いっぱい」だと区別することもできますが、みんながみんなそういう区別をして書いているわけではないので、「いっぱい」なら確実ですね。
「絶滅のおそれがある」もしくは「絶滅が心配されている」、どちらか一方でいいですね。絶滅のおそれがあってとっても心配だぁということを言いたい気持ちは分かりますが、だからといって「絶滅のおそれが心配されている」とは言えません。こういう意味の「おそれ」は、漢字で書くと「虞」であり、読みが難しいので「おそれ」と表記しますが、「心配」という意味なので、「虞」が「心配されて」では重複になります。
ところで、「絶滅の恐れがある」とか「介護難民が出る恐れがあり」とかいうのを見たことがありますが、この「恐れ」は誤りです。こういう意味、つまり、心配だという意味の「おそれ」は「虞」で、恐れること、恐怖という意味の「恐れ」とは違うのです。ですから、平仮名で「おそれ」と書きましょう。
「水を一杯飲む」というのもあります。「たくさん」の意味で「一杯」と書いてあるわけですが、「たくさん」だったら「いっぱい」と書いて、1杯、2杯の「1杯」と区別しましょう。横書きなら、「1杯」と書いてあれば「1杯」、「一杯」なら「いっぱい」だと区別することもできますが、みんながみんなそういう区別をして書いているわけではないので、「いっぱい」なら確実ですね。