◆ちゃんとしゃべれ!治納由気(はるなゆき)◆

変な日本語、敬語もどき、崩れていく日本語、そして、正しい日本語とハムスター。

「おなかが膨らんだ一行は」って?

2017-10-29 10:51:32 | 言葉についてあれこれ
                                  王様のブランチ

 「おなかが膨らんだ一行は」は「王様のブランチ」で聞いたナレーションです。いっぱい食べて満腹になった、それは通常「おなかがふくれた」ですが、「王様のブランチ」だけに、「膨らんだ」が妙にリアルで笑えます(⌒o⌒)。でっぷり太った王様や大臣が一層ぷっくり膨らんだおなかをなでながら歩く姿を想像しました。
 「とくダネ!」で「涙をこらえるように目元を押さえ」というナレーションが聞こえたとき、実際は、鼻の下に手の甲をちょっと当てただけでした。当てた瞬間に鼻水をズッと吸ったのでしょう、そうしないと垂れちゃうから(^‥^)。以前、素早く前進する男性に「なかなか前に進めない男性」というナレーションが当てられたと書きましたが、「とくダネ!」のDは書きたいように書いているだけ? それって当たり前?
 これも「とくダネ!」ですが、「(バッキンガム宮殿で行った娘の誕生日パーティーについてベッカムは)あたふたと言い訳しちゃいました」というナレーションが流れたので、どういう言い訳だったのか言うだろうと思ったのですが、続きがありませんでした。それなら「あたふたと言い訳した、ということです」とか言えばいいのに。どんな言い訳か知りたければ自分でネット検索しろって? やだね <( ̄д ̄)>。
 「そこまで言って委員会NP」で「話合う派vsもうムリ派」というテロップを見ました。内容からすると、「あくまでも話し合うことが大切という人 vs もう話し合いなんて言ってられない、無理だという人」なのですよ。「話し合う」なら、話が合うかどうか話し合ってみなければ分かりませんが、「話合う」なら、もう話し合う必要なんかないのではありませんかね~<( ̄д ̄)>フフン。
 以前、松△一◇が投稿した動画をワイドショーが毎日のように取り上げ、その中で○○さんからの手紙が騒動の発端だという話があり、○○ってとんでもない人物だなぁと思ったのですが、何かの番組で「大変迷惑な話しです」という文字が目に入り、誰が書いたのかと思ったら「○○公式HPより」と書き添えてありました。○○は、どうやら脚本家だか作家だか、書くことが職業の人のようで、それでも「話(はなし)」と「話している(はなしている)」の「話し」とを区別できないようです( ̄д ̄)!
 「YAHOO!」のトップページにあった見出しが「全日空機が油圧系統の不具合で緊急着陸」だったとき、記事の見出しは「全日空機が与圧系統の不具合で緊急着陸」(2017/08/12)でした。外気に触れる部分にあったダクトが損傷したことで機内の空気が外に漏れて気圧が低下したということで、「油圧系統」ではなく「与圧系統」です。
 コピペなら「与圧系統」のはずですが、こういう誤りは割とあるのですよ。「与圧」という言葉を知らない人は、自分が知っている「油圧」に勝手に置き換えてしまうわけで、ほとんど無意識に脳みそがやらかしてしまう例です。だいぶ前に、紙に「クラック」と書いてあるのに「クラック」を知らないばかりに「ブロック」と入力した人について書いたことがありますが、それと同じです。
 「ケージ」なのに「ゲージ」と言ったり書いたりする人も同じで、その人にとって前からなじみのある言葉が「ゲージ」なのです。周りにいませんか? 「タートルネック」のことを「トータルネック」なんて言う人。フジテレビのアナウンサーが「キャスティングボート」のことを「キャスティングボード」と言うのを見たことがありますが、それはさすがにアナウンサー失格だから┐( ̄д ̄)г。
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「全部身の周りやってくれるんで」って?

2017-10-22 09:49:15 | 言葉についてあれこれ
                                  全部やってあげてる

 「みのまわりで起きていること」と言った人の話を聞いていたら、「身の回り」と「周り」がごっちゃになっている、「周りで起きていること」と言えばいいのに「みのまわりで」なんて言うからややこしくなるのだと思いました。「スッキリ!!」で「全部身の周りやってくれるんで」というテロップを見たことがあるのですが、「身の周り」はたまに見掛けますから、「身の回り」を理解していない人が多いということですね。
 「身の回り」は、毎日の生活に必要な物、それらを扱うこと、ふだんの行動やつきあい関係。ですから、それより広い範囲のことは「周り」と書けばいいわけで、「周り」と書くのなら「身の」なんて書かなければいいのです。「全部身の周りやってくれるんで」は誤りで、「身の回りのことは全部やってくれるので」と書くのが正しいのです。「身の回り」か「周り」か、どちらかなのですよ。
 「夥しい量の別荘」(7/19 12:30配信 WIRED.jp)は「おびただしい数の別荘」と書くのが正解。「夥しい」は常用漢字ではないのでほとんど見掛けませんよね、読める人はあまりいないのではないでしょうか。おまけに、「別荘」ですからね、「量」ではなく「数(かず)」です。ついでに言えば、最近は「件」しか見なくなりつつありますが、家屋が1軒、2軒、店舗が1軒、2軒、「軒」ですから。
 「消灯時間すぎて真っ暗の会社の廊下歩いてたら」は一般の人が書いたものです。だいぶ前から「~すぎる」という言い方がはやり、うんざりするほど見たり聞いたりしますから、一瞬、変な「~すぎる」かと思ってしまいました。「消灯時間をすぎて」なら「過ぎて」だと即座に分かりますが、「を」がありませんから。他人が読むことを前提に書いている文章なら「消灯時間を過ぎて」と書いてくださいよ┐( ̄д ̄)г。
 ついでに言えば、「真っ暗の会社の廊下」ではなく「真っ暗な会社の廊下」ですし、「廊下歩いてたら」ではなく「廊下を歩いていたら」です。気楽にささっと書いている文章だから書き方なんて自由だと思っているのでしょうけれど、いつもこうだと、こういう文章しか書けなくならない? 話し言葉っぽく書く場合でも「消灯時間過ぎて真っ暗な会社の廊下歩いてたら」でしょ、「過ぎて」と「真っ暗な」は譲れません。
 「彼女の想いにより添えない時点で」も一般人の文章から。「想い(おもい)」は常用漢字表外の音訓ですが、けっこう見掛けます。この人は、ほかにも「目を瞑って」といった表記をしているのですが、「寄り添えない」と書かなければいけない大事なところで「より添えない」になってしまっていることには気づいていませんから、“変換頼りの中途半端”ですね( ̄д ̄)!
 ところで、6月25日に投稿した記事の写真に「探検、楽しめた?」と書き添えたのですが、後日、たまたま「たんけん」が「探検」になっていることに気づきました。私の「たんけん」のイメージは「探険」だったのですが、変換候補を見ると「探険⇒探検」で、それって、今の標準は「探検」ということなのでしょうか。
 私が使っている辞書には「探検 探険 1.実地に探り調べること 2.危険を冒して調べること」とあり、どちらでもいいような・・・、あるいは、「探検」が1で、「探険」が2のような・・・、どうですか? ちなみに、ハムやんの散歩に危険はありませんから「探検」でもいいのかな (^^ゞ。
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「○○氏が、謝罪した」って?

2017-10-15 09:53:36 | 言葉についてあれこれ
                                  はむやんTシャツ

 皆さんは、文章を書くとき、句読点をどこに打てば読みやすいか、伝えたいことを誤解なく伝えられるか、はっきり意識していますか? 「○○氏、NHKが謝罪したTシャツは『NO WARのメッセージT』『平和祈念』」という見出しの記事(07月12日 17:46 スポニチアネックス)を読んだとき、謝罪したのは誰なのか、すぐには分かりませんでした。まず、記事の抜粋を読んでみてください。
 NHK情報番組「ごごナマ」は12日、この日生出演した元ライブドア社長で実業家の○○氏(44)が、ヒトラーを連想させるTシャツを着て出演したことについて番組内で「不快な思いを抱かれた方にはお詫び申し上げます」と謝罪した。
 どうですか? 「○○氏(44)が」の後に「、」が入っているので、「『ごごナマ』は12日」や見出しの「NHKが謝罪した」が気になりつつも、○○氏が番組内で謝罪したのか? と思いました。でも、あれこれ読んでみると、NHKは謝罪したけれど、あのTシャツはNO WARのメッセージTだ、平和祈念なんだと○○氏が言った(反論した)、ということのようで、だとすると、以下のように書いてくれないと困ります。
 NHK情報番組「ごごナマ」は、12日、この日に生出演した元ライブドア社長で実業家の○○氏(44)がヒトラーを連想させるTシャツを着ていたことについて、番組内で「不快な思いを抱かれたかたにはお詫び申し上げます」と謝罪した。
 どうですか? 「○○氏(44)がヒトラーを連想させるTシャツを着て出演したことについて」で切れば、最初の「ごごナマは」と最後の「謝罪した」がつながって「ごごナマは番組内で謝罪した」という流れになるのです。すんなりそう読めるのです。記者ならこれぐらい書けないといけないのですよ( ̄_ ̄)。
 「○○は手伝ったのが、採用試験であることなど詳細を知らなかったといい『(先輩女性芸人から)一緒にちょっと横で見といて、と言われまして』と状況を説明した」(8/14 15:31配信 デイリースポーツオンライン)は、「○○は、手伝ったのが採用試験であることなど詳細を知らなかったといい、『(先輩女性芸人から)一緒にちょっと横で見といて、と言われまして』と状況を説明した」と書けなくて、それでも記者?
 「フジテレビも横領犯であれば、昨年6月の段階で解雇していたはず」は「日刊スポーツ」の記事にあったのですが、「フジテレビも、横領犯であれば昨年6月の段階で解雇していたはず」でしょ( ̄д ̄)! 「素直で思ったことを、すぐに口に出してしまう子ども」は「YAHOO!知恵袋」のスタッフが書いたもののようですが、「素直で、思ったことをすぐ口に出してしまう子ども」でしょ( ̄д ̄)!
 ある番組で、画面に4コマ漫画が映っていて、それを描いた本人がセリフを読み上げるということがありました。読み上げているというより、自分の言葉で語っているという印象で、それもそのはず、登場人物は1人で、描いた本人、セリフは自分の思いをそのまま書いたものだったのです。セリフと語りそのものは合っていたのですが、漫画のほうに書かれているセリフの句読点と語りの区切りが全く合っておらず、聞いていて非常に気持ち悪くなりました。
 誤字・脱字だらけのテレビ番組表は句読点もおかしいですね。金曜ヒット!「死刑台のエレベーター」(2017年9月15日 25時15分~27時15分)の内容が「芽衣子は予定の時間を過ぎても一向に現れず、連絡もつかない時藤に、次第に苛立ちと不安を募らせるのだったが…」となっていました。本当は「芽衣子は、予定の時刻を過ぎても一向に現れず、連絡もつかない時藤に、次第に苛立ちと不安を募らせ…」です。「、」をちゃんと打たないと意味が違ってきてしまうのですよ。
 「國村によれば、『僕が演じる久高は職務に忠実で、優秀な監察管理官であると同時に、どこか掴みどころのない人物』と、のこと」(8/6 5:00配信 オリコンニュース)は、最後の「と、のこと」の「、」が余計ですね。「一度、言い出したら絶対に自分の意見を曲げない」(週刊実話 2017年06月18日 12時03分)も「、」が余計です。文章を書くときは句読点をちゃんと意識しましょうね。
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「家財道具が壊る」って?

2017-10-08 09:44:20 | 言葉についてあれこれ
                                  下だよ、下にあるから

 「建物が倒壊したり家財道具が壊るなどの被害が出ていることが分かった。(中略)壁に掛かけていた大きな鏡が割れて」(9/7 5:10配信 アジアプレス・ネットワーク)って、家財道具がこわ・・・る、れる、う~む、壁にかけ、か、かかけ・・・、うむむぅ~、こんなものを読ませるなんてぇ( ̄д ̄)! こういうのを全く気にせずに読める人って、逆にすごいと思います。
 「gooいまトピランキング」で目についた見出しをクリックして要約(2017/7/23 19:05)を見たら、「ツイッターで『赤坂サカスには何があるか知らんが朝6時くらいからギャル達の行列が。バカなのか』とコメントともに、お目当てのアイドルのために早朝から行列をつくるファンの写真を投稿し」と書いてありました。
 「バカなのか」とコメントと、も、ともに、と、という、コメント、と? なんて、馬鹿みたいに「と」を連発してしまいました。「バカなのか」というコメントとともに、ですよ、「コメント」の前の「いう」と後ろの「と」が抜けています。そんなに字数を減らさなくてもいいはずなのに、なんだか間抜けな感じ┐( ̄д ̄)г。
 うんと前に、一般の人が書いた「髪が長いと理由で会社を解雇させられた」という文を見たことがあって、「解雇させられた」は「解雇された」が正しいわけで、よくある誤りですが、「髪が長いと理由で」には驚きました。「髪が長いという理由で」と言ったり書いたりするのが当たり前なのに、こうも簡単に「いう」が抜けるのか、テロップが「という」を省くことはよくあるけれど、字数制限のない文章でもこんなふうになるのかと、本当にがっかりしました。
 「飛行機から引きずり下ろされことで子どもが精神的苦痛を強いられたので」(8/1 14:42配信 女性自身)は、「引きずり下ろされたことで」の「た」が抜けています。少し削るという作業の中でうっかり消してしまったのでしょうか。どうせなら「飛行機から引きずり下ろされ子どもが精神的苦痛を強いられたので」にすればいいのに。
 テレビ番組表は誤字・脱字だらけ。傑作劇場 松本清張「花実のない森」の放送内容をまとめた文章に「みゆきと再会した梅木は、刻まれた文字について尋ねた。すると、万葉集の古歌をすらすらとそらんじてみた」というのがあったのですが、そらんじてみたって、誰が? 「すると」だから、みゆきだよね、「そらんじてみせた」ですよね。
 一般人の文章も誤字・脱字だらけ。「彼が携帯を開きぱなしで寝てた時に」というのがあったので、試しに「ひらきぱなし」で変換してみたら「開き葉梨」になりました。もちろん、「ひらきっぱなし」で変換したら「開きっぱなし」になりますよ。開き葉梨・・・ぱなし・・・笑えるぅ(⌒O⌒)。「葉梨」だけ消して「ぱなし」と書いたのかなぁ。
 「主人には『いつまでたっても覚えられないなぁ』と飽きられてます」って、もやもやむずむず。“主人”は、これを書いた人の物覚えの悪さに“あきれて”いるのです。“飽きて”いるのではありません。「あきれられてます」の「れ」が抜けたせいで「飽きられて」になってしまっているだけです( ̄д ̄)! あ、いや、もしかして、“主人”は、ずっと何度も同じことを言ってきて飽きちゃった <( ̄д ̄)>?
 「そんな自分がほんと醜なぁって」は、本当は「醜いなぁって」でしょうけれど、どうしたら「い」が抜ける? それから、「口出しされたくなったので」という文、本人は「口出しされたくなかったので」と書いたつもりで、意味が逆転。一般の人はもちろん、書くことで稼いでいる人たちでも、誤字・脱字なんていちいち気にして書いているわけではない、ということなのでしょうが、他人が読むと分かっているのですから、これでいいなんて思わないで~m( ̄д ̄)m。
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「超人気戸井プードル」って?

2017-10-01 09:41:28 | 言葉についてあれこれ
                                  キャベツ食むやん

 テレビの番組表は一体誰が書いて(入力して)いるのでしょうか。誤字だらけで、いかにもやっつけ作業という感じですが、ちょっと面白かったものを三つ挙げます。まずは、これ! 「超人気戸井プードル計算高いアイドル犬 トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!」(2017年8月6日 16時00分~17時00分)の「戸井プードル」って、新しい犬種じゃないから(⌒・⌒)。
 傑作劇場 松本清張「花実のない森」(2017年8月15日 13時55分~15時43分)、「万葉集の古歌にのせて紡ぐ、切なくも美しい藍の物語」と書いてありましたが、「藍」なんか出てこないし~、「紡ぐ」もたまたまで、「藍」とは無関係のようだし~、これは「愛の物語」でしょうね、多分・・・。こういうのは好みじゃないから、ちゃんと見たわけじゃないけど。「藍の物語」ならちょっと見てみたいけど。
 傑作劇場「逆転弁護士ヤブハラ2 京都・十七年目の真実」(8月17日 13:55~15:43)の番組概要に「沈着冷静な敏腕源吾氏が、複雑に絡み合う事件の謎に迫る!!弁護士・藪原勇之進が・・・」と書いてありましたが、「源吾氏」って誰(⌒o⌒)? 忠臣蔵の大高源吾を思い出しましたが、この弁護士の名前は藪原勇之進ですよね!?
 「英の豪邸がゴミ屋敷に 長引く清掃インスト」は「YAHOO! あなたへのおすすめ」にあった見出しで、「インスト」は何かの略語かなぁと思ってクリック。記事(9/7 13:43配信)の見出しは「英の豪邸がゴミ屋敷に 長引く清掃員ストライキ」でした。ガ~ン、大勢の人に読んでもらう見出しなのに、誤字なんていちいち気にしていないということ? 読みにくいったらもぉ~( ̄д ̄)!
 「率先して自分で考えたい件を出す後輩社員」は一般の人が書いた文章にあったのですが、「~件」という表現がはやりましたから、最初は「自分で考えたい件」とそのまま読みました。でも、すぐにもやもやして、もう一度読んで「自分で考えた意見」だと分かりました。ほんっと、面倒なんだからぁ( ̄д ̄)!
 「無視を始めたから1か月たっても連日入る着信に、ほかに話し相手がいないんじゃないかと」は、どこが誤字だと思いますか? 無視を始めたから、自分のほかに話し相手がいないと気づいた、そう読めますが、それならそれで「無視を始めたから、1か月たっても連日入る着信に」と、「、」で区切らないといけません。やはりこれは「無視を始めてから1か月たっても」ですね。
 「早く起きて化粧とか準備して頂けですよね?」って、面白い(⌒o⌒)。すーっと「早く起きて化粧とか準備して」まで読んで、「頂け、ですよね」って、何? 「準備していただけますよね」じゃなくて「準備して頂けですよね」って・・・、あぁ~、「準備していただけですよね」かぁ<( ̄д ̄)>。
 「歪に潰れたお化け(中略)儀父母は兎も角」の「お化け」というのはケーキの飾りで、箱を開けたらそれがつぶれていたという話。「儀父母」は「義父母」、「兎も角」はあて字なので「ともかく」と書けばいいわけで、変換という機能に依存して書くことの危うさを感じますが、「歪に潰れたお化け」にはもやもや。「歪み」は「ひずみ、ゆがみ」ですが、「歪に潰れた」は何と読むのか、誤字なのか、書いた本人なりの読み方があるのか?
 それで、ふと思いました。以前挙げた「行き場の失った物」について・・・、もちろん正しいのは「行き場を失った物」か「行き場のない物」ですが、もしかして、書いた人は「失った」を勝手に「なくなった」と読んでいるのではないか? 「受け承ます」という表記を見たことがあるのですが、この人はこれで「うけたまわります」のつもりなのかも。そうでないと、変換だけではこうはなりませんから。果たして、誤字なのか、意図的なのか・・・、どっちにしろ困るけど <( ̄д ̄)>?
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