作り直さねば
「goo注目のコラム」で「伝え方の大切を知りました」という文を見たことがあるのですが、「伝え方の大切さを」でしょ。「荘厳さえ漂う同放水路の設備やその機能について」(2016/7/9 11:13 Searchina)という例もありますが、「荘厳ささえ漂う」でしょ。なぜ「さ」が抜ける?
「撮影は映画史上類を見ない過酷だった」(2019/12/10 16:56 夕刊フジ)って( ̄д ̄)! これも「さ」が足りませんね、「類を見ない過酷さだった」でしょ。あるいは「類を見ないほど過酷だった」とかね。必要な「さ」を書かない例がじわじわ増えているような気がします。
「猫たちの体重を考えてもなかなかの過酷だった」(2020/5/21 15:05 ねこのきもち WEB MAGAZINE)って、やはり増えてきているのか? 「なかなかの」ですから「過酷さ」でしょ! 「過酷だった」と続けるなら「なかなかの」ではなく「なかなか過酷だった」ですよ。
「始まった『コロナ解雇』すでに1000人超…増加速度リーマン・ショック以上の深刻」(2020/4/1 15:00 日刊ゲンダイDIGITAL)、「リーマン・ショック以上に深刻」なら「深刻」ですが、「リーマン・ショック以上の」だと「さ」が要りますよ、「リーマン・ショック以上の深刻さ」でしょ!
「教えて!ニュース ライブ 正義のミカタ」(2022/3/5)で福島香織(ジャーナリスト)が出した手書きのフリップに「人身売買が横行、今の中国のいびつを象徴する事件」と書いてありましたが、「いびつさを」でしょ。「いびつさ」、何も考えなくても「いびつさ」ですよね!?
「自意識過剰さに由来する」(2020/1/8 15:15 PRESIDENT Online)は逆パターン。「さ」は不要で「自意識過剰に由来する」ですが、このままだと分かりにくいので「“自意識過剰”に由来する」のほうがいいと思います。あるいは「自意識の過剰さに由来する」とかね、あ、こっちのつもりだった?
「形式の普通さと家族の幸せさって本当に全く関係ないんだ! と」(2020/1/9 10:11 日経doors)は、「普通か、ちょっと変わっているか」という「普通さ」と「家族の幸せ」は関係があるかないか、いろいろな形があるよね、という話なので、「形式の普通さと家族の幸せって」です。
「見た目は普通のスリッパとそんなに変わらなさそうだけど」は「たけしのニッポンのミカタ!」(2021/5/30)で聞いたナレーション。「世間が抱く“良からぬ印象”は当分ぬぐえなさそうだが…。(中略)もはやどこからも拾われなさそうなだけに」(2021/8/5 21:00 日刊サイゾー)。
誤りだとは微塵も思っていませんね( ̄д ̄)! 「変わらない」「ぬぐえない」「拾われない」に「~そう」と続けるときは、「そんなに変わらなそうだけど」ですよ、「当分ぬぐえなそうだが…」「拾われなそうなだけに」ですよ、「さ」なんか入れたらいけないんですってば!
「めざまし8」(2021/10/12)で「増えなさそうですが」と言った谷原章介( ̄д ̄)! 「増えなそうですが」でしょ! 「羽鳥慎一モーニングショー」(2021/12/10)で、片岡信和 気象予報士が「気温は上がらなそうなんです」と言ったのは d(⌒・⌒)good、余計な「さ」を入れる人が多い中で珍しいですね。
「改善は期待できなさそうです」(2022/1/9 22:20 ママスタセレクト)。「京も一日陽だまり屋」(2022/2/24)で聞いた「枯れなさそう」というセリフ。「日本の労働の約49%と代替されるといわれたAIが思ったほど普及しなさそうなワケ」(2022/5/31 17:01 幻冬舎GOLD ONLINE)。
「家事に非協力的な旦那、産後も手伝わなさそう」(2022/6/9 22:20 ママスタセレクト)。「あまり良い結婚生活にはならなさそうだ」(2022/6/18 12:11 COURRiER Japon)。「あしたが変わるトリセツショー」(2022/7/28)で、話し手が「香りも感じなそう」と言ったのに、なぜか「香りを感じなさそう」というテロップ( ̄д ̄)!
「伝わらなさそうなので」は「そこまで言って委員会NP」(2023/2/19)のナレーションとテロップ。「世界の何だコレ!?ミステリー」(2023/2/1)で聞いた「そう簡単に近づくことはできなさそう」というナレーション。「NHK高校講座 歴史総合」(2023/3/2)で「これじゃ、なかなか動けなさそうだよね」と言った牧田習。
「スッキリ」(2023/3/10)で、話し手が「寄りかかるだけでは崩れなそうな…」と言ったのに「寄りかかるだけでは崩れなさそうな」というテロップ( ̄д ̄)! 「そこまで言って委員会NP」(2023/3/19)で「イニシアチブを取れなさそうな」と言った竹田恒泰。みんな「さ」は要りません。
「自動車が進めなさそうな場所に設置された電柱」という見出し、記事も「自動車が通れなさそうな場所に設置された『電柱』」(2023/4/30 11:32 LIMO)って( ̄" ̄)。違う言い方があるのに、なぜみんなこういうパターンにはまってしまうのでしょうか、「進めなそうな」「進めそうにない」、「通れなそうな」「通れそうにない」でしょ。
丁字路で一時停止、右に進む一方通行の道路に出る。停止線のすぐ向こうに電柱があるので少し手前から右折を開始し、電柱をよける。ということは、「進みにくそうな」「通りにくそうな」のほうが合いますね。それって、左折して一方通行を逆走するのを防いでくれているのかな <( ̄・ ̄)>。
NHK名古屋放送局制作の地域情報番組「さらさらサラダ」(2023/9/28)で「注文するとき、ちゃんと言えなさそうな」と言った福田ちづる( ̄д ̄)! チョウザメ料理の話で「うな重」ならぬ「ざめ重」を紹介したわけですが、「ちゃんと言えなそうな」でしょ、「さ」が余計です。
「きょうの料理」(2023/10/3)で「~しなさそうな」と言った後藤繁榮(元NHKアナウンサー、NHK放送研修センター・日本語センター専属)Ψ( ̄д ̄)Ψ。こんな人まで余計な「さ」を入れるのですから、もう日本語に未来はない、かな・・・( ̄_ ̄)。
「美の壺・選 語りの芸術 講談」(2022/3/31)で講談師の一龍斎貞水が「正しい日本語を使う」と語る場面があったのですが、アナウンサーでさえ「正しい日本語を使う」という基本をすっかり忘れてしまっています。ちなみに、講談師 神田伯山は「寄せすぎず、寄せなすぎず」と言いましたよ d(⌒・⌒)good。
「七尾にボランティア用テント村、200人を収容 岡山・総社市HPで応募受付」(2024/3/24 産経新聞)。令和6年能登半島地震の被災地では道路や宿泊施設がなかなか整わず、災害支援ボランティアの活動が限定的になっているので、これはうれしいニュースです。「七尾市テントプロジェクト 災害支援ボランティア募集 総社市」で検索してみてください。
「goo注目のコラム」で「伝え方の大切を知りました」という文を見たことがあるのですが、「伝え方の大切さを」でしょ。「荘厳さえ漂う同放水路の設備やその機能について」(2016/7/9 11:13 Searchina)という例もありますが、「荘厳ささえ漂う」でしょ。なぜ「さ」が抜ける?
「撮影は映画史上類を見ない過酷だった」(2019/12/10 16:56 夕刊フジ)って( ̄д ̄)! これも「さ」が足りませんね、「類を見ない過酷さだった」でしょ。あるいは「類を見ないほど過酷だった」とかね。必要な「さ」を書かない例がじわじわ増えているような気がします。
「猫たちの体重を考えてもなかなかの過酷だった」(2020/5/21 15:05 ねこのきもち WEB MAGAZINE)って、やはり増えてきているのか? 「なかなかの」ですから「過酷さ」でしょ! 「過酷だった」と続けるなら「なかなかの」ではなく「なかなか過酷だった」ですよ。
「始まった『コロナ解雇』すでに1000人超…増加速度リーマン・ショック以上の深刻」(2020/4/1 15:00 日刊ゲンダイDIGITAL)、「リーマン・ショック以上に深刻」なら「深刻」ですが、「リーマン・ショック以上の」だと「さ」が要りますよ、「リーマン・ショック以上の深刻さ」でしょ!
「教えて!ニュース ライブ 正義のミカタ」(2022/3/5)で福島香織(ジャーナリスト)が出した手書きのフリップに「人身売買が横行、今の中国のいびつを象徴する事件」と書いてありましたが、「いびつさを」でしょ。「いびつさ」、何も考えなくても「いびつさ」ですよね!?
「自意識過剰さに由来する」(2020/1/8 15:15 PRESIDENT Online)は逆パターン。「さ」は不要で「自意識過剰に由来する」ですが、このままだと分かりにくいので「“自意識過剰”に由来する」のほうがいいと思います。あるいは「自意識の過剰さに由来する」とかね、あ、こっちのつもりだった?
「形式の普通さと家族の幸せさって本当に全く関係ないんだ! と」(2020/1/9 10:11 日経doors)は、「普通か、ちょっと変わっているか」という「普通さ」と「家族の幸せ」は関係があるかないか、いろいろな形があるよね、という話なので、「形式の普通さと家族の幸せって」です。
「見た目は普通のスリッパとそんなに変わらなさそうだけど」は「たけしのニッポンのミカタ!」(2021/5/30)で聞いたナレーション。「世間が抱く“良からぬ印象”は当分ぬぐえなさそうだが…。(中略)もはやどこからも拾われなさそうなだけに」(2021/8/5 21:00 日刊サイゾー)。
誤りだとは微塵も思っていませんね( ̄д ̄)! 「変わらない」「ぬぐえない」「拾われない」に「~そう」と続けるときは、「そんなに変わらなそうだけど」ですよ、「当分ぬぐえなそうだが…」「拾われなそうなだけに」ですよ、「さ」なんか入れたらいけないんですってば!
「めざまし8」(2021/10/12)で「増えなさそうですが」と言った谷原章介( ̄д ̄)! 「増えなそうですが」でしょ! 「羽鳥慎一モーニングショー」(2021/12/10)で、片岡信和 気象予報士が「気温は上がらなそうなんです」と言ったのは d(⌒・⌒)good、余計な「さ」を入れる人が多い中で珍しいですね。
「改善は期待できなさそうです」(2022/1/9 22:20 ママスタセレクト)。「京も一日陽だまり屋」(2022/2/24)で聞いた「枯れなさそう」というセリフ。「日本の労働の約49%と代替されるといわれたAIが思ったほど普及しなさそうなワケ」(2022/5/31 17:01 幻冬舎GOLD ONLINE)。
「家事に非協力的な旦那、産後も手伝わなさそう」(2022/6/9 22:20 ママスタセレクト)。「あまり良い結婚生活にはならなさそうだ」(2022/6/18 12:11 COURRiER Japon)。「あしたが変わるトリセツショー」(2022/7/28)で、話し手が「香りも感じなそう」と言ったのに、なぜか「香りを感じなさそう」というテロップ( ̄д ̄)!
「伝わらなさそうなので」は「そこまで言って委員会NP」(2023/2/19)のナレーションとテロップ。「世界の何だコレ!?ミステリー」(2023/2/1)で聞いた「そう簡単に近づくことはできなさそう」というナレーション。「NHK高校講座 歴史総合」(2023/3/2)で「これじゃ、なかなか動けなさそうだよね」と言った牧田習。
「スッキリ」(2023/3/10)で、話し手が「寄りかかるだけでは崩れなそうな…」と言ったのに「寄りかかるだけでは崩れなさそうな」というテロップ( ̄д ̄)! 「そこまで言って委員会NP」(2023/3/19)で「イニシアチブを取れなさそうな」と言った竹田恒泰。みんな「さ」は要りません。
「自動車が進めなさそうな場所に設置された電柱」という見出し、記事も「自動車が通れなさそうな場所に設置された『電柱』」(2023/4/30 11:32 LIMO)って( ̄" ̄)。違う言い方があるのに、なぜみんなこういうパターンにはまってしまうのでしょうか、「進めなそうな」「進めそうにない」、「通れなそうな」「通れそうにない」でしょ。
丁字路で一時停止、右に進む一方通行の道路に出る。停止線のすぐ向こうに電柱があるので少し手前から右折を開始し、電柱をよける。ということは、「進みにくそうな」「通りにくそうな」のほうが合いますね。それって、左折して一方通行を逆走するのを防いでくれているのかな <( ̄・ ̄)>。
NHK名古屋放送局制作の地域情報番組「さらさらサラダ」(2023/9/28)で「注文するとき、ちゃんと言えなさそうな」と言った福田ちづる( ̄д ̄)! チョウザメ料理の話で「うな重」ならぬ「ざめ重」を紹介したわけですが、「ちゃんと言えなそうな」でしょ、「さ」が余計です。
「きょうの料理」(2023/10/3)で「~しなさそうな」と言った後藤繁榮(元NHKアナウンサー、NHK放送研修センター・日本語センター専属)Ψ( ̄д ̄)Ψ。こんな人まで余計な「さ」を入れるのですから、もう日本語に未来はない、かな・・・( ̄_ ̄)。
「美の壺・選 語りの芸術 講談」(2022/3/31)で講談師の一龍斎貞水が「正しい日本語を使う」と語る場面があったのですが、アナウンサーでさえ「正しい日本語を使う」という基本をすっかり忘れてしまっています。ちなみに、講談師 神田伯山は「寄せすぎず、寄せなすぎず」と言いましたよ d(⌒・⌒)good。
「七尾にボランティア用テント村、200人を収容 岡山・総社市HPで応募受付」(2024/3/24 産経新聞)。令和6年能登半島地震の被災地では道路や宿泊施設がなかなか整わず、災害支援ボランティアの活動が限定的になっているので、これはうれしいニュースです。「七尾市テントプロジェクト 災害支援ボランティア募集 総社市」で検索してみてください。