いいねぇ
論文に載せた画像の一部を「きりばり」する、その「きりばり」ですが、「とくダネ!」のテロップでは「切り貼り」と「切り張り」が混在していました。「クローズアップ現代」を見ていたら、50代の国立大学教授が書いた文書が画面に映ったのですが、それには「切り貼り」と書いてありました。
以前は「貼」が常用漢字ではなかったので、辞典では「張る」という表記になっていて、私も、多少の違和感があっても「張る」と書いていました。実は、PCのコピー・ペーストの「はりつけ」は最初から「貼り付け」で、そのほうがしっくり来るので、そういうときは「貼り付け」のほうがいいと思っていたのです。
「張る」は、糊付けするにしても、しわが寄らないようにぴんと張るというイメージですから、片手でちょこっとはる、なんていうのは「張る」とは違う感じがしますよね。うれしいことに、今は「貼」も常用漢字に加えられたようですから「貼る」と書けます。PCでは、もちろんしわにはなりませんし、「切り貼り」ですね。
それから、ずっと気になっていたのですが、2008年1月に書いた「お伺いさせていただきます」って? の最後、「お客様に確認をお願いするのなら、『確認していただきたいことが』もしくは『ご確認いただきたいことが』が正しい形で、このほうがずっとスマートですからお薦めです」の「お薦め」ですよ、これって「お薦め」でいい?
皆さんは「勧める」と「薦める」を区別していますか? 「購入を勧める」「食事を勧める」「転職を勧める」など、行為に関しては「勧める」で、「候補者」「新製品」「お店」など、人物やモノを推薦するときは「薦める」です。ということは、「このように言うこと」なら「お勧めします」、「この形」なら「お薦めします」ですかね。
「このように言うこと」「この形」のどちらとも取れますし、「おすすめです」ですからね、「おすすめ」って何なのかと、かなり迷った記憶があります。名詞なら「勧め」ですが、ネット検索すると「お薦め」もたくさん出てきて、「お薦め商品」などは「推薦商品」の柔らかい言い方という感じでしっくり来ます。
「すすめ」でも、行為なら「勧め」、人物やモノなら「薦め」? 「おすすめ」だと迷いますね。「Aを買ってはどうかという勧めを断ってBを買った」は、「Aを購入するという行為の勧め」で、明らかに名詞の「勧め」ですが、「おすすめのAを断ってBを買った」の「おすすめ」は果たして名詞でしょうか?
「もうお帰りですか」「何をお探しですか」は、「お帰り」も「お探し」も名詞ではなく、「もうお帰りになるのですか」「何をお探しになっているのですか」を省略した言い方ですからね。「Aを買ってはどうかとお勧めになったのを断ってBを買った」を略した言い方が「おすすめのAを断ってBを買った」かな?
「・・・が正しい形で、このほうがずっとスマートですから」に続けるから、「この形がお薦め」ということで「お薦めです」としたのですが、店舗やネット上で見る表記は「オススメ」が多いようで、正直言って迷っています。「スゴい」「キモい」といった片仮名表記の氾濫を見るにつけ、「オススメ」には抵抗を感じるけれど、「お薦め」にはいま一つ自信が持てないので、平仮名で書こうか・・・?
ちなみに、「あなたがオススメのラーメン店」というのをテレビで見ましたが、「あなたのおすすめラーメン店」じゃないの? あっ、それでいくと、「おすすめ」に続くのは店や品物ですからやはり「お薦め」ですね。「オススメされた」「オススメします」という表記も見掛けますが、それは「オススメ」の誤用であり、明らかに「勧められた」「薦められた」、「お勧めします」「お薦めします」です。動詞だったら、「勧める」か「薦める」か、選ばないといけませんよ。
ところで、ワイヤレスキーボードって、ほんっと、やだ(´ω`)ブゥ~。矢印キーを押してカーソルを動かすと、思わぬ所にかぎ括弧(「 」)の右側(閉じるほう)が入ってしまい、修正が追いつきません。もし、このブログの記事で余計なかぎ括弧を見付けたら、笑ってスルーしてください(^^;ゞ。
論文に載せた画像の一部を「きりばり」する、その「きりばり」ですが、「とくダネ!」のテロップでは「切り貼り」と「切り張り」が混在していました。「クローズアップ現代」を見ていたら、50代の国立大学教授が書いた文書が画面に映ったのですが、それには「切り貼り」と書いてありました。
以前は「貼」が常用漢字ではなかったので、辞典では「張る」という表記になっていて、私も、多少の違和感があっても「張る」と書いていました。実は、PCのコピー・ペーストの「はりつけ」は最初から「貼り付け」で、そのほうがしっくり来るので、そういうときは「貼り付け」のほうがいいと思っていたのです。
「張る」は、糊付けするにしても、しわが寄らないようにぴんと張るというイメージですから、片手でちょこっとはる、なんていうのは「張る」とは違う感じがしますよね。うれしいことに、今は「貼」も常用漢字に加えられたようですから「貼る」と書けます。PCでは、もちろんしわにはなりませんし、「切り貼り」ですね。
それから、ずっと気になっていたのですが、2008年1月に書いた「お伺いさせていただきます」って? の最後、「お客様に確認をお願いするのなら、『確認していただきたいことが』もしくは『ご確認いただきたいことが』が正しい形で、このほうがずっとスマートですからお薦めです」の「お薦め」ですよ、これって「お薦め」でいい?
皆さんは「勧める」と「薦める」を区別していますか? 「購入を勧める」「食事を勧める」「転職を勧める」など、行為に関しては「勧める」で、「候補者」「新製品」「お店」など、人物やモノを推薦するときは「薦める」です。ということは、「このように言うこと」なら「お勧めします」、「この形」なら「お薦めします」ですかね。
「このように言うこと」「この形」のどちらとも取れますし、「おすすめです」ですからね、「おすすめ」って何なのかと、かなり迷った記憶があります。名詞なら「勧め」ですが、ネット検索すると「お薦め」もたくさん出てきて、「お薦め商品」などは「推薦商品」の柔らかい言い方という感じでしっくり来ます。
「すすめ」でも、行為なら「勧め」、人物やモノなら「薦め」? 「おすすめ」だと迷いますね。「Aを買ってはどうかという勧めを断ってBを買った」は、「Aを購入するという行為の勧め」で、明らかに名詞の「勧め」ですが、「おすすめのAを断ってBを買った」の「おすすめ」は果たして名詞でしょうか?
「もうお帰りですか」「何をお探しですか」は、「お帰り」も「お探し」も名詞ではなく、「もうお帰りになるのですか」「何をお探しになっているのですか」を省略した言い方ですからね。「Aを買ってはどうかとお勧めになったのを断ってBを買った」を略した言い方が「おすすめのAを断ってBを買った」かな?
「・・・が正しい形で、このほうがずっとスマートですから」に続けるから、「この形がお薦め」ということで「お薦めです」としたのですが、店舗やネット上で見る表記は「オススメ」が多いようで、正直言って迷っています。「スゴい」「キモい」といった片仮名表記の氾濫を見るにつけ、「オススメ」には抵抗を感じるけれど、「お薦め」にはいま一つ自信が持てないので、平仮名で書こうか・・・?
ちなみに、「あなたがオススメのラーメン店」というのをテレビで見ましたが、「あなたのおすすめラーメン店」じゃないの? あっ、それでいくと、「おすすめ」に続くのは店や品物ですからやはり「お薦め」ですね。「オススメされた」「オススメします」という表記も見掛けますが、それは「オススメ」の誤用であり、明らかに「勧められた」「薦められた」、「お勧めします」「お薦めします」です。動詞だったら、「勧める」か「薦める」か、選ばないといけませんよ。
ところで、ワイヤレスキーボードって、ほんっと、やだ(´ω`)ブゥ~。矢印キーを押してカーソルを動かすと、思わぬ所にかぎ括弧(「 」)の右側(閉じるほう)が入ってしまい、修正が追いつきません。もし、このブログの記事で余計なかぎ括弧を見付けたら、笑ってスルーしてください(^^;ゞ。