ハムやんもびっくり
「ガンガン話してもタダ」をどう読みましたか? 「がんがんはなしてもただ」ですか、それとも、「がんがんはなししてもただ」ですか。これはCMソングの歌詞の一部で、「がんがんはなししてもただ」と歌っています。
話(はなし)、話をして(はなしをして)、話す(はなす)、話して(はなして)、ですから、「話しても」と書いてあれば「はなしても」と読むのが正しいのですが、ま、今どきの歌詞ですからね、これは「はなししても」なのですよ、「話をしても」の「を」を省くのはよくあることです。
前回、「ご存じいただいております」について書きましたが、その中で「お話しいただいております」という例を挙げました。「お話し」=「話して」で、名詞ではありません・・・ここでふと思ったのですよ、「お話」と「お話し」をきちんと区別して書いている人は少ないから分かりにくいかも・・・と。
名詞は「話(はなし)」で、「し」は付きません。動詞は「話す(はなす)」で、話さない、話し、話す、話せ、話そう、話した、話している、話し始めた、話し終わった、「さしすせそ」のどれかが付きます。
「お話しする(おはなしする)」「お話しして(おはなしして)」「お話しいただいて(おはなしいただいて)」は、動詞「話す(はなす)」の謙譲表現で、基本の形は「ご(お)~する」です。「おはなしする」であり、「お話をする(おはなしをする)」の「を」を省いているわけではありません。
私は表記辞典に従って「~ていただく」「~を頂く」というふうに書き分けていますから、「おはなしいただいて」を「お話頂いて」と書いてしまうと「お話を頂いて」の「を」を省いた形になります。そうすると、「話していただく」ではなく「話を頂く」、仕事の話、契約の話、いい話、縁談、打診、申し入れ、いわゆるオファーが来たというような意味になります。
「お話する」「お出掛けする」「お買い物する」「お食事する」「お昼寝する」「お泊まりする」「お仕事する」「お座りする」、例えば、「ご利用できません」「お薦めされた」なんていうのは、これらと同じ感覚で「ご利用」「お薦め」をとらえてしまった結果でしょうね。( ̄д ̄)!
「ガンガン話してもタダ」をどう読みましたか? 「がんがんはなしてもただ」ですか、それとも、「がんがんはなししてもただ」ですか。これはCMソングの歌詞の一部で、「がんがんはなししてもただ」と歌っています。
話(はなし)、話をして(はなしをして)、話す(はなす)、話して(はなして)、ですから、「話しても」と書いてあれば「はなしても」と読むのが正しいのですが、ま、今どきの歌詞ですからね、これは「はなししても」なのですよ、「話をしても」の「を」を省くのはよくあることです。
前回、「ご存じいただいております」について書きましたが、その中で「お話しいただいております」という例を挙げました。「お話し」=「話して」で、名詞ではありません・・・ここでふと思ったのですよ、「お話」と「お話し」をきちんと区別して書いている人は少ないから分かりにくいかも・・・と。
名詞は「話(はなし)」で、「し」は付きません。動詞は「話す(はなす)」で、話さない、話し、話す、話せ、話そう、話した、話している、話し始めた、話し終わった、「さしすせそ」のどれかが付きます。
「お話しする(おはなしする)」「お話しして(おはなしして)」「お話しいただいて(おはなしいただいて)」は、動詞「話す(はなす)」の謙譲表現で、基本の形は「ご(お)~する」です。「おはなしする」であり、「お話をする(おはなしをする)」の「を」を省いているわけではありません。
私は表記辞典に従って「~ていただく」「~を頂く」というふうに書き分けていますから、「おはなしいただいて」を「お話頂いて」と書いてしまうと「お話を頂いて」の「を」を省いた形になります。そうすると、「話していただく」ではなく「話を頂く」、仕事の話、契約の話、いい話、縁談、打診、申し入れ、いわゆるオファーが来たというような意味になります。
「お話する」「お出掛けする」「お買い物する」「お食事する」「お昼寝する」「お泊まりする」「お仕事する」「お座りする」、例えば、「ご利用できません」「お薦めされた」なんていうのは、これらと同じ感覚で「ご利用」「お薦め」をとらえてしまった結果でしょうね。( ̄д ̄)!