お
「とくダネ!」で見た「話させられるんですよ」というテロップ、「はなさせ」まで読んだときに「話をさせられる」と聞こえ、「を」を省いた「はなしさせられ」だったのかぁ~と思ったのですが、話し手が「話をさせられるわけなんですよ」と言っているのに、なぜわざわざ「を」を省いて読みにくくするのかな?
「話す」「話させる」「話させられる」と書いてあったらどのように読むでしょうか。私は、話す(はなす)、話させる(はなさせる)、話させられる(はなさせられる)ですが、世代によって違うかもしれませんね。「はなさせる」「はなさせられる」と書き添えなければ「はなしさせる」「はなしさせられる」と読まれるかも。
「はなさせられる」は、はなさ+せ(使役)+られる(受身)ですが、「話」と「話し」の区別をしない人が大勢いるうえに、最近は助詞を省いて書く人が増え、文章が読みにくいったらもぉ~(ーー゛。「話をさせられるわけなんですよ」と言っているのですから、せめて「話をさせられるんですよ」と書いてください( ̄д ̄)!
あるとき、一般人の書いた文章を読んでいて、「平気で席は慣れていますから」という記述が出てきて意味を理解できず、考え込んでしまいました。「席は慣れて」も変だけど、「平気で」に続くのが全くもっておかしい。「平気で」に自然に続く言葉は何だろうか・・・へいきでせきはなれて・・・「平気で席離れて」か?
つまり、「平気で席を離れていますから」の「を」を書かずに変換した結果「平気で席は慣れていますから」になったわけですが、その誤変換に気づかず、そのまんま、ということだったのです。これが話し言葉なら「へいきでせきはなれていますから」と聞こえるので別にどうということはありませんが、書くという行為にはそれなりの注意が必要になるわけです。
助詞を書かないのはこの人だけではありません。「○さん会って」「もらい事故あい」「でもあきらか失敗だと思うのです」は「に」が抜けています。「あきらめてはどうか提案しましたが」は「と」が抜けています。「○さんに会って」「もらい事故にあい」「でも、明らかに失敗だと思うのです」「あきらめてはどうかと提案しましたが」と書いて初めてちゃんと読める文章になります。
「とくダネ!」で笠井アナが「○さんとお電話つながっております」と言ったとき、アナウンサーなのに、なぜ「○さんと電話がつながっております」と言わないのかと思いました。「お話ししまして(おはなししまして)」と「お話しまして(おはなし、しまして)」については何度も書いていますが、これも「話をしまして」と言わなくなったことが関係しているでしょうから、「電話が」と言わずに「お電話」と言ってしまうことの危険性について少しは考えてください。
「とくダネ!」で見た「話させられるんですよ」というテロップ、「はなさせ」まで読んだときに「話をさせられる」と聞こえ、「を」を省いた「はなしさせられ」だったのかぁ~と思ったのですが、話し手が「話をさせられるわけなんですよ」と言っているのに、なぜわざわざ「を」を省いて読みにくくするのかな?
「話す」「話させる」「話させられる」と書いてあったらどのように読むでしょうか。私は、話す(はなす)、話させる(はなさせる)、話させられる(はなさせられる)ですが、世代によって違うかもしれませんね。「はなさせる」「はなさせられる」と書き添えなければ「はなしさせる」「はなしさせられる」と読まれるかも。
「はなさせられる」は、はなさ+せ(使役)+られる(受身)ですが、「話」と「話し」の区別をしない人が大勢いるうえに、最近は助詞を省いて書く人が増え、文章が読みにくいったらもぉ~(ーー゛。「話をさせられるわけなんですよ」と言っているのですから、せめて「話をさせられるんですよ」と書いてください( ̄д ̄)!
あるとき、一般人の書いた文章を読んでいて、「平気で席は慣れていますから」という記述が出てきて意味を理解できず、考え込んでしまいました。「席は慣れて」も変だけど、「平気で」に続くのが全くもっておかしい。「平気で」に自然に続く言葉は何だろうか・・・へいきでせきはなれて・・・「平気で席離れて」か?
つまり、「平気で席を離れていますから」の「を」を書かずに変換した結果「平気で席は慣れていますから」になったわけですが、その誤変換に気づかず、そのまんま、ということだったのです。これが話し言葉なら「へいきでせきはなれていますから」と聞こえるので別にどうということはありませんが、書くという行為にはそれなりの注意が必要になるわけです。
助詞を書かないのはこの人だけではありません。「○さん会って」「もらい事故あい」「でもあきらか失敗だと思うのです」は「に」が抜けています。「あきらめてはどうか提案しましたが」は「と」が抜けています。「○さんに会って」「もらい事故にあい」「でも、明らかに失敗だと思うのです」「あきらめてはどうかと提案しましたが」と書いて初めてちゃんと読める文章になります。
「とくダネ!」で笠井アナが「○さんとお電話つながっております」と言ったとき、アナウンサーなのに、なぜ「○さんと電話がつながっております」と言わないのかと思いました。「お話ししまして(おはなししまして)」と「お話しまして(おはなし、しまして)」については何度も書いていますが、これも「話をしまして」と言わなくなったことが関係しているでしょうから、「電話が」と言わずに「お電話」と言ってしまうことの危険性について少しは考えてください。