手の平もふさふさ
「大工さんに手を借りて」は「劇的ビフォーアフター」のナレーション。これは「に」ではなく「の」、「大工さんの手を借りて」です。「○○から△△を借りる」という基本を忘れてしまっているので「大工さんに手を借りて」なんてさらっと言ってしまうのでしょうけれど、トンカチ借りるのとは違うから! 手助けをしてもらったんだから!
ちなみに、「大工さんに」なら、その後どのように続けますか? 「大工さんに手を貸してもらって」ですね。「デザイナーに指導を受けたのです」は「FNN SPEAK」で聞いたナレーションですが、これも「デザイナーの指導を受けたのです」ですよ。「デザイナーに」に続けるなら「指導してもらった」です。
ついでに言えば、「○○にもらった」も「○○から△△をもらった」ですよね。そういえば、「石川テレビスーパーニュース」で「監督に与えられた試練は1000本ノック」というナレーションを聞いたことがあります。原稿を読んだのはアナウンサーですが、これはおかしいでしょ、おかしいと気づかないのかな?
1000本ノックという試練を与えられたのは監督ではなく選手です。さすがに「監督に与えられた試練は」と聞いて「監督から」とすぐに理解するのは無理です。ここはやはり「監督から与えられた試練は1000本ノック」と言わなければいけません。書いた人も書いた人ですが、そのまま読んだアナウンサーもおかしいぞ( ̄д ̄)!
「貧困を救えるのではないか」というナレーションも聞いたことがあるのですが、救うのは「貧困にあえぐ人々」ですよね、ということは「貧困にあえぐ人々を救えるのではないか」ですが、もう少し短くする必要があったのでしょうか。それなら「貧困から救えるのではないか」です。「○○から△△を救う」でしょ┐( ̄д ̄)г。
「玄関に置いて、いらしたかたに目に留まってもらうようにしようかしら」と言ったのは羽野晶紀です。前から感じていたのですが、この人、そんなに若くないのに、今時の若者のような変な話し方をしますよね。これも「いらしたかたの目に留まるように」で、「いらしたかたに」なら、「見てもらえるように」と続けましょう。
「先輩に受け継いでもらった方法」と言ったのは高校生。NHKの深夜の番組で聞いたのですが、そのとき、テロップは「先輩から受け継いだ方法」でした。これはテロップが正しいわけですが、あまりにもおかしいときはさすがに修正するようですね、あ、いや、中にはおかしいと気づいて修正する人もいるようですね。
「先輩から教えてもらった方法」では何だか足りない、先輩はそのまた先輩から、というふうに受け継がれている方法だということを言いたかったのでしょう。テレビですから、ふだんよりは丁寧に話している、それでも「先輩から」とは言えない、そういう言葉は出てこない、いつものように「先輩に」と言ってしまいましたね。
そして、やはり「~ていただく」症候群も発症しています。それでも、高校生ですからかしこまった言い方ではなく「~てもらった」で、しかも、だれが主体なのか理解しないで「~ていただく」と言っているアナウンサーの影響をもろに受け、受け継いだのは自分なのに「受け継いだ」に「~てもらった」と続けてしまい、訳の分からない言い方になりました。何ともはや、日本語の未来は・・・( ̄_ ̄)?
「世界に注目を浴びた○○」は「とくダネ!」のナレーションですが、それはおかしいでしょ、「世界から注目された○○」か「世界の注目を集めた○○」ですよ。「先輩に付きっ切りで勉強している」は「あしたをつかめ」のナレーションです。「付きっ切り」は、少しも離れないで付き添うこと、「先生が生徒に付きっ切りで教える」ですから、「先輩に付きっ切りで教えてもらって勉強している」と言うべきですよ。原稿を書いたのは・・・大人ですよね?
「大工さんに手を借りて」は「劇的ビフォーアフター」のナレーション。これは「に」ではなく「の」、「大工さんの手を借りて」です。「○○から△△を借りる」という基本を忘れてしまっているので「大工さんに手を借りて」なんてさらっと言ってしまうのでしょうけれど、トンカチ借りるのとは違うから! 手助けをしてもらったんだから!
ちなみに、「大工さんに」なら、その後どのように続けますか? 「大工さんに手を貸してもらって」ですね。「デザイナーに指導を受けたのです」は「FNN SPEAK」で聞いたナレーションですが、これも「デザイナーの指導を受けたのです」ですよ。「デザイナーに」に続けるなら「指導してもらった」です。
ついでに言えば、「○○にもらった」も「○○から△△をもらった」ですよね。そういえば、「石川テレビスーパーニュース」で「監督に与えられた試練は1000本ノック」というナレーションを聞いたことがあります。原稿を読んだのはアナウンサーですが、これはおかしいでしょ、おかしいと気づかないのかな?
1000本ノックという試練を与えられたのは監督ではなく選手です。さすがに「監督に与えられた試練は」と聞いて「監督から」とすぐに理解するのは無理です。ここはやはり「監督から与えられた試練は1000本ノック」と言わなければいけません。書いた人も書いた人ですが、そのまま読んだアナウンサーもおかしいぞ( ̄д ̄)!
「貧困を救えるのではないか」というナレーションも聞いたことがあるのですが、救うのは「貧困にあえぐ人々」ですよね、ということは「貧困にあえぐ人々を救えるのではないか」ですが、もう少し短くする必要があったのでしょうか。それなら「貧困から救えるのではないか」です。「○○から△△を救う」でしょ┐( ̄д ̄)г。
「玄関に置いて、いらしたかたに目に留まってもらうようにしようかしら」と言ったのは羽野晶紀です。前から感じていたのですが、この人、そんなに若くないのに、今時の若者のような変な話し方をしますよね。これも「いらしたかたの目に留まるように」で、「いらしたかたに」なら、「見てもらえるように」と続けましょう。
「先輩に受け継いでもらった方法」と言ったのは高校生。NHKの深夜の番組で聞いたのですが、そのとき、テロップは「先輩から受け継いだ方法」でした。これはテロップが正しいわけですが、あまりにもおかしいときはさすがに修正するようですね、あ、いや、中にはおかしいと気づいて修正する人もいるようですね。
「先輩から教えてもらった方法」では何だか足りない、先輩はそのまた先輩から、というふうに受け継がれている方法だということを言いたかったのでしょう。テレビですから、ふだんよりは丁寧に話している、それでも「先輩から」とは言えない、そういう言葉は出てこない、いつものように「先輩に」と言ってしまいましたね。
そして、やはり「~ていただく」症候群も発症しています。それでも、高校生ですからかしこまった言い方ではなく「~てもらった」で、しかも、だれが主体なのか理解しないで「~ていただく」と言っているアナウンサーの影響をもろに受け、受け継いだのは自分なのに「受け継いだ」に「~てもらった」と続けてしまい、訳の分からない言い方になりました。何ともはや、日本語の未来は・・・( ̄_ ̄)?
「世界に注目を浴びた○○」は「とくダネ!」のナレーションですが、それはおかしいでしょ、「世界から注目された○○」か「世界の注目を集めた○○」ですよ。「先輩に付きっ切りで勉強している」は「あしたをつかめ」のナレーションです。「付きっ切り」は、少しも離れないで付き添うこと、「先生が生徒に付きっ切りで教える」ですから、「先輩に付きっ切りで教えてもらって勉強している」と言うべきですよ。原稿を書いたのは・・・大人ですよね?