先月中頃、本州に住む大学時代の同期Wから久しぶりの突然メールがありました。
「来月、寿都に行くんだが、近くだろ、会えるか?」もちろんOKし、昨夕がその日でした。
染めていないと言う黒髪のW氏は肌艶はオッサンなるも相変わらずの森田健作ばりの意気軒昂さで登場。学生時代の仲間は、気心が知れているので、すぐに当時と変わらぬ会話がかわせ、楽しいものです。
彼は私より長く山屋(山登家)であり続けながら農業分野一筋に生きてきました。そして、これまでの経験を活かして、自ら農業を始めたいとのこと。その用地探しをしていたところ、人の仲介があって偶然にも我隣町を紹介されたとのことでした。
H「この歳で農業始めても10年だろ?」
W「人生最期のチャンスだ。六十からでは仕事としての農業起業は無理だ。でも、定年ないだろ、20年計画だ」
H「と言ったって借金大変だろうが?」
W「それほどかからない。特殊というか、ほとんど誰もやってないようなモノを栽培する」
H「でもさ、冬はどうすんのさ、夏だけじゃあ食ってゆけないだろ?」
W「だから、○●○農業を目指す」
営農企画書をもらいましたが、それは起業秘密・・・
H「ほぉー、斬新的じゃない。可能性あっかもな」
寿都町の農地は我自然学校に極近い場所ばかりなので、彼の計画が当地で実行に移されたら、私達が考えている農山漁村と都市の交流創出事業や教育ファーム構想とも連携できる可能性も高いです。
今日は朝から昼をはさんで自転車であちこち周り、汗だくで、帰って来ました。そして先程、我家でシャワーを浴び、ネクタイ締め直し、迎えに来た高級車に颯爽と?乗り込んで、隣町の町長に面談に出かけたのでした。
五十半場にして立つ!
腰椎で臥せって腐っている身には、かなり良い薬となる出来事でした。
いつまでも、寝てばかりはおれんがなぁ!!