大事なものは忘れないが、大切なことや大切な人は、忘れやすい。
小学校でも英語の授業が始まっているのは、みなさんご存知かと思います。黒松内でも教育委員会のマット先生が小中学校の各学年で英語の授業をネイティブ発音で、会話を中心に楽しく授業をしています。
アメリカ育ちでインターナショナルスクールに通うＫＮＴの長期体験入学で、白小の５，６年生の複式学級でも英語の授業がありました。 彼の通う東京の小学校は、半分が日本人、半分が海外各国の子ども達のようで、授業はすべて英語とか・・・。
ですから、マット先生とKNTが普通に英会話する場面もつくる、なかなか面白い授業となってました。
Where did you go ? マット先生の質問に答えて英語でやりとり、応えるＫＮＴ
教室から 「わかんねぇ」の声があがる。
Do you have any question （to me)? のマット先生の質問に・・・
How old are you? と ＫＮＴ
I'm ２４ years old! とマット先生
思わず、私とそばで見ていた校長先生が・・ 「えっ！」
子ども達は気がつかず・・
「あれ・・、 みんな えっ！ って言っているよ」 とマット先生が日本語で。
改めて・・、I'm ２４ years old! とゆっくりと繰り返すマット先生。
在校生は気がついて・・ 「うっそー！」
すかさず、マット先生 ＫＮＴへ So,How old are you? ＫＮＴが応える。
続いて、担任の先生にも マット先生が聞きました。
そして、他の子ども達にも年齢を聞きました。
子ども達は 戸惑いながらも応えました。
さらに、マット先生 Ｄｏ you have any quetion elsu? と ＫＮＴへ。
ＫＮＴは、ＮＯ．
私にも聞きとれる英語なので、私が小さな声で口をはさむ・・・
Do you have a wife? って ＫＮＴに 言えよと目配せをすると、
それを聞き逃さなかったマット先生は、機転を利かせて、担任の先生にその質問をふる・・
そこから家族の話へ・・。
日本の小学生向けの生きた英会話授業となりました。
マット先生、町内の大人向けにも英会話教室をしてよ。 あるのかな？
自然学校は、黒松内山村留学協議会の受け入れ事務局を担当し、留学先の白井川小中学校、小規模学校の支援も業務と言うか、仕事というか、生活の一部というか・・役割を担っています。
現在は、自然学校には生活を共にする通年の滞在するお子さんはいませんが、農家のＦさん宅には中学生がひとり滞在中です。
自然学校には、６月にシンガポールからＫＳＮ君が、そして今月はＫＮＴ君が東京から1滞在しています。ＫＮＴ君は教育員会と学校の取りはからいで、長期な体験入学という位置づけで小学校に通っています。
私達は、小規模校支援という名目で、学区を越えて白井川小中に通う子ども達を学校に朝晩送迎しています。
自然学校０７：３５発で、送迎がスタートし、農家や市街地の子ども達をピックアップして、３５分ほどかけてスクールバスを運行しています。
ＫＮＴ君もその送迎に便乗しています。 今朝も先ほど出発しました。
行ってらっしゃい 見てらっしゃい！
