見てきました。
以下ネタバレ感想。
予告でどちらかのヒロインを死なせなければいけない選択の話なのかと思っていたら、
全然そんなことはなく、ただ敵の策略で男二人の片割れがそう思い込まされて戦ってしまった話で、
当初期待した話に比べると冗長に感じてしまったな。
最初始まっての日常パートは丁寧な芝居が見れて劇場版だなという気で見ていましたが、
ヒロインが刺された辺りからのやり取りはちょっと不思議感漂う感じ。
救急車予防としてるのに相方は発狂して刺されたヒロインを抱えて走るとか、
刺さったナイフ抜くとか、いくら突然のことにパニックを起こしたにしても、
ちょっと逸脱し過ぎな行動のように感じたなと。
二ノ国に飛ぶシーンは車にトラックに挟まれるようなイメージ、
空間の隙間から飛ぶイメージだったので、バイストンウェルの空と海の間みたいな、
そういう初期の異世界召喚ものを意識した流れなのかなと感じたな。
ただその前にあった事件についての距離感とか、
さっきまでのパニックどこに消えたのかとまた不安になる。
二ノ国と現実世界がリンクしている描写も気になる。
パラレルワールドの自己が繋がっており、
ヒロインの命やサブキャラの命も繋がっている。
最初にヒロインを敵が刺したのは二ノ国の姫と命が繋がっているからであるが、
姫を殺すために異世界に行ったのに、姫にはまた別の呪いが施されていたらしい。
そしてどうやら主人公はその呪いを解くことができたらしい、
というのは現実世界で相方がヒロインに刺さったナイフを抜いたことにより、
もともと二ノ国の住人だった主人公は現実世界の相方と命がつながっている関係から、
姫の呪いを解く力が備わっていたと見てほしいのかなと見ていて思ったり。
ヒロインに刺されたナイフを抜いたのはきっとこういうことだろうと推測ですが、
この作品はそういう意味不明な行動の原理を推測しなければないことが多すぎて、
それで破綻してしまっている感。
例えば敵は姫の魔力が目的なのならわざわざ殺す必要があるのだろうかとか、
色々考えてしまう。
最後に敵を倒したことで現実世界と二ノ国を結ぶゲートが閉じられてしまうというのも、
なんで?という感じになりますが、元々敵が行き来していたので、
その力がなくなったら行き来する力が弱まったためとか、
見ながら理屈を理解して見ていくのが大変という感じ。
見終わって主人公男二人が同一人物だった、
という仕掛けが物語上でどう作用していたかを察していくを話のメインに据えていて、
それ以外の筋は置いていったのかなという感覚があるかな。
なぜ二ノ国の世界の住人と現実世界の住人が同時に存在できるのかとか、
なぜ片方は二ノ国にきても足が悪くならなかったのかとか、
お互いが繋がっている割には容姿も違うし嗜好も違っているように思えるのはなぜなんだろうとか、
疑問は尽きない感じ。
現実世界で車椅子だった友達が消えて階段の上のお店に気軽に行けるようになったとか、
そういう自分を重荷のように扱うことにも引っかかる感。
異世界の自分によって救われた代価が、足が悪い異世界の親友の相手、
そして異世界で親友を救ったことで、自分を救ったことで、
登りづらかった階段を登ることに躊躇うこともなくなる。
そういう自分自身によって枷を嵌めること、そしてその枷は自分でないと外せないこと、
そういうことをやりたかったんじゃないかなぁと思えてはいたけど、どうなんだろう。
個人的にはまあ普通に見かけるアニメ作品の一つのように思えていたけど、
反応がやや大きめに感じられたので、
やはり名が売れてるスタッフだと反応も大きいのかなという印象。
暗黒騎士であり聖戦士である自分っていうFF4的な設定はちょっと懐かしい感じだったかな。
以下ネタバレ感想。
予告でどちらかのヒロインを死なせなければいけない選択の話なのかと思っていたら、
全然そんなことはなく、ただ敵の策略で男二人の片割れがそう思い込まされて戦ってしまった話で、
当初期待した話に比べると冗長に感じてしまったな。
最初始まっての日常パートは丁寧な芝居が見れて劇場版だなという気で見ていましたが、
ヒロインが刺された辺りからのやり取りはちょっと不思議感漂う感じ。
救急車予防としてるのに相方は発狂して刺されたヒロインを抱えて走るとか、
刺さったナイフ抜くとか、いくら突然のことにパニックを起こしたにしても、
ちょっと逸脱し過ぎな行動のように感じたなと。
二ノ国に飛ぶシーンは車にトラックに挟まれるようなイメージ、
空間の隙間から飛ぶイメージだったので、バイストンウェルの空と海の間みたいな、
そういう初期の異世界召喚ものを意識した流れなのかなと感じたな。
ただその前にあった事件についての距離感とか、
さっきまでのパニックどこに消えたのかとまた不安になる。
二ノ国と現実世界がリンクしている描写も気になる。
パラレルワールドの自己が繋がっており、
ヒロインの命やサブキャラの命も繋がっている。
最初にヒロインを敵が刺したのは二ノ国の姫と命が繋がっているからであるが、
姫を殺すために異世界に行ったのに、姫にはまた別の呪いが施されていたらしい。
そしてどうやら主人公はその呪いを解くことができたらしい、
というのは現実世界で相方がヒロインに刺さったナイフを抜いたことにより、
もともと二ノ国の住人だった主人公は現実世界の相方と命がつながっている関係から、
姫の呪いを解く力が備わっていたと見てほしいのかなと見ていて思ったり。
ヒロインに刺されたナイフを抜いたのはきっとこういうことだろうと推測ですが、
この作品はそういう意味不明な行動の原理を推測しなければないことが多すぎて、
それで破綻してしまっている感。
例えば敵は姫の魔力が目的なのならわざわざ殺す必要があるのだろうかとか、
色々考えてしまう。
最後に敵を倒したことで現実世界と二ノ国を結ぶゲートが閉じられてしまうというのも、
なんで?という感じになりますが、元々敵が行き来していたので、
その力がなくなったら行き来する力が弱まったためとか、
見ながら理屈を理解して見ていくのが大変という感じ。
見終わって主人公男二人が同一人物だった、
という仕掛けが物語上でどう作用していたかを察していくを話のメインに据えていて、
それ以外の筋は置いていったのかなという感覚があるかな。
なぜ二ノ国の世界の住人と現実世界の住人が同時に存在できるのかとか、
なぜ片方は二ノ国にきても足が悪くならなかったのかとか、
お互いが繋がっている割には容姿も違うし嗜好も違っているように思えるのはなぜなんだろうとか、
疑問は尽きない感じ。
現実世界で車椅子だった友達が消えて階段の上のお店に気軽に行けるようになったとか、
そういう自分を重荷のように扱うことにも引っかかる感。
異世界の自分によって救われた代価が、足が悪い異世界の親友の相手、
そして異世界で親友を救ったことで、自分を救ったことで、
登りづらかった階段を登ることに躊躇うこともなくなる。
そういう自分自身によって枷を嵌めること、そしてその枷は自分でないと外せないこと、
そういうことをやりたかったんじゃないかなぁと思えてはいたけど、どうなんだろう。
個人的にはまあ普通に見かけるアニメ作品の一つのように思えていたけど、
反応がやや大きめに感じられたので、
やはり名が売れてるスタッフだと反応も大きいのかなという印象。
暗黒騎士であり聖戦士である自分っていうFF4的な設定はちょっと懐かしい感じだったかな。
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