晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

そろそろドッグラン 10/19

2012-10-20 | 日記・エッセイ・コラム

2012.10.19(金)晴れ

 ドッグランどがいつまで経っても出来ないのでというわけではないのだろうけど、福知山のドッグカフェに行こうという。天気も良さそうだしお嬢も来てるので、行ってみるべかと三人とじょんで出かける。P1030076
 



 ルーシーズカフェというその店は、開店一周年という触れ込みだったが、なんでも以前にカフェをされていたところをそのまま引き継いでなさっているということだ。
 見せ場は広大なウッドデッキだ。こりゃあ守が大変だ、というのが実感、年一回の塗装でもペンキ代が幾らとか下世話な心配をしてしまう。労力だって大変だ、塗装だけでなく修理も必要となってくるからだ。樹木も多く植わっており、その世話も無視できない。P1030071 P1030067 
 



広いウッドデッキ、バッティングしない場合良いこちゃんはノーリードできるかも。

 しかしドッグカフェとしてはウッドデッキは良い環境だ。第一汚れることが無い、そしてダニの心配も軽減できる。じょんのびドッグランども総てをウッドデッキには出来ないけれど、一部をウッドデッキにしたら、おしゃれで快適だ。
 ルノちゃんという可愛いワンちゃんが居て、じょんもヒコヒコ、それにしても随分行儀良く遊べるようになった。年齢を重ねたというより、いろんなところで社会性が身についたのだろう。P1030070
P1030066



一段降りてターフの所もあり。
あっ行ってもたがな。


 昼食を頂いて、コーヒーを賞味する。味は良くて満足して帰る。
 帰りにこれまたウッドデッキを見に村上さん宅による。造りはシンプルだが、良い材料を使っておられる。塗装も念入りにされていて、防腐対策も万全。我が社では高価な材料は使えないし、上等な塗料も使えない。頑張ってメンテナンスするっきゃ無い。ただ犬がうろうろするのならある程度目をつめないととか色々と勉強になった。
 奥さんが、「あの店はケーキがすごっく美味しいのよ」だって、次回はケーキを頂こう。P1030077

なかなかどーして広いデッキだ、ワン。




 【晴徨雨読】80日目(2006.10.19)遠野~花巻
 この年の東北各県は熊の出没が増加し大変であった。例年の6倍の出没件数ということだった。もっとも怖かったのが続石である。遠野YHでは、親子熊の目撃情報が出ているから行っては駄目と言われた。しかしこういった不思議な石組みは見ない法は無いとばかりに、自転車を置いて登っていった。その500mの山道は本当に肝を冷やした。人間のなせる技なのか、自然のものなのか分からないのだが、東北では続石という地名にお目にかかることがある。なんらかの意味があるのだろう。Img_1298


来たかいがあったというものだ。


【今日のじょん】:散歩に行こうと連れ出すと、おしっこしたらさっさとベランダに帰ってしまった。お嬢が出てくるのを待っているのだ。P1030058 P1030059





  出て来たらヒコヒコ散歩して、「写真撮ったろ」と言ったらきちんと並んでお座りしてやがんの。こんなこと無いんだぜ。


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別所探訪(20) 菟原中⑲ 10/18

2012-10-20 | 歴史・民俗

2012.10.18(木)雨、曇    別所探訪(19)は2012.10.13

 天気の都合や所用のため菟原を訪れることが出来ない。居ても立っても居られない思いなのだが、ここは落ち着いて出来ることをしようと決める。なにも現地に赴くことだけが調査ではない。菟原中別所にまつわる気になる地名を調べてみる。ちょうど福知山に出かける用があったので、市役所によって小字の位置を確認する。

 綾部市では字配図(あざはいず)と言われているものが、福知山市では字限図(あざきりず)と言われているようだ。各自治体とも課税の関係でこういった細かい番地の入った地図を用意しておられるのだが、綾部市は実際の地図に即した図面で、小字の位置がよく解るのだが、他のところではその小字の部分だけの地図となっているので一体どこに位置するのか分からない。全体図のあるものはまだまだいいがそうでないものはつらいものがある。しかも福知山市は閲覧が有料なのである。有料であれば遠慮無く閲覧ができるという利点はあるが、お金払っても目的が達せられない、つまり位置が確定できないというのは何とも納得しがたい。しかしこういった目的で閲覧する人も少ないだろうから致し方ないことか。
 いくつかの地名についてその位置や意味について書いておこう。

大門垣内(だいもんがいち)菟原中
 京街道が菟原中の宿場に入る辺りにある。生野の次の宿場として郡界も近いこの宿場には関所とまでいかなくても番所ぐらいはあったと予想できる。わたしはその番屋こそ不寝大明神が祀られていた不寝の森付近にあったと考える。大門はその番屋あるいは番屋と宿屋街を含んだ地域の入口にあったのではないだろうか。
丹波志に「京道に大門と云う所あり門の跡なりと云う」とある。P1020979


シュウズバス停あたり、この辺が大門垣内だろうか。



義経(よしつね)菟原中
 別所の西にある、別所にくい込むように入っている谷のあたりである。細見さんの言では義経谷と言われていたので、元々谷の名前かもしれない。
 綾部の谷忠や武吉などの地名は中世にその地を開墾したものが縁起の良い名前を付けたものと書いたことがあるが、義経もその類かなと思っていた。ところが地形が谷筋であるので、荘園とみるのは無理がある。地形地名でも無いようだし、伝説があるふしもない。義経の上に赤穂屋敷というところがある。豪農赤穂五三郎がいたということが菟原村史にあるが、いかなる人物か定かで無い。また別所には打杭氏なる武士の集団が居たという伝説もあるが、これも何時の世の如何なる人物かも分からない。これ等の所縁の人物として義経なる人物が居たのだろうか。謎である。P1020957


義経谷



馬場(ばば)菟原下 
 別所の北の土師川との間の平地のようだ。伝説では別所には射場と馬場があり打杭氏なる武士団の訓練場であったそうだ。河川と尾根に仕切られて馬場としては絶好の場所であるが、馬場があったかどうかは定かでない。もし本当に馬場があったとしたら、別所=産鉄の地という説は濃厚になってくる。牧が産鉄の地であることは既に述べてきたところである。
 ところが馬場という地名は実に沢山あり、その意味するところも多くある。現実に馬場であったところはごく少数ではないだろうか。 
 この地にあう語源としては、広場、前庭、土手あたりだろうか。P1020958

別所の下の馬場。



つづく

【晴徨雨読】79日目(2006.10.18)遠野彷徨
 朝から晩まで遠野を彷徨った。ガイドブックを持たない旅なので、自分の五感で面白いところを探すというまさに彷徨といった旅である。河童淵やデンデラ野は知っていたので場所を探すだけだったが、山崎のコンセイ様は発見であった。性器信仰というのは、一般に生殖に因んで農耕の豊作を祈る信仰といわれているが、金属生産に関わる信仰ではないかと考えている。遠野自体が古代の金属生産の拠点でもあるし、西日本で珍しく金精様を見つけたのは、岡山の吹屋である。もっとも東北から勧請されたと云うが、この地も重要な鉱山地帯で有る。Img_1269


山崎金勢大明神。


【今日のじょん】:いくみちゃんが来たの図。

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