2014.10.7(火)晴れ
今年はまだじょんのびの付近で鹿の交通事故が起きていない。過去6年間に5回ほどあったので
確率的にはそろそろ起きそうだ。鹿撲滅の手段を持たないわたしとしては交通事故による鹿の
減少は願うところなんだが、鹿が慣れたのか、運転者が慣れたのか解らないが今のところ起きて
いない。鹿は連日府道に現れて足跡を残しているし、運転手も相変わらずスピードを落とすこと
なく走行している。
鹿の交通事故を願うなどと不謹慎なことなんだが、できれば横着な運転手に起こしてもらい
たいわけだ。鹿にあたって愛車をおシャカにしたなんて話はいくつも聞くが、どうも善良な
気弱い運転手が多いようだ。高速道路で覆面パトに捕まっているのが、厳ついマナーの悪い
車でなくて、善良そうな軽自動車であったりするのとよく似ている。
さて、HP作成の講習会に通うために、夜に走ることがままあるようになってきた。
「鹿に気をつけていくんやで」なんて過去にはなかった妙な会話で送り出される。
夜9時過ぎ、観音寺から広域農道に出るところで、上り下りの車を待ってようやくその
隙間に右折して、ぐっとアクセルをふかしているときである。道の左の路肩に、トナカイ状の
巨大な鹿が今にも飛び出そうとしている姿を発見。彼も通行の切れ目を狙って横断しようと思って
いたのだろう、こちとらアクセルを踏み込んだところだから急に止まれない。ナムサンと思って
鹿と目が合った瞬間、彼はグッと止まってしまった。
やれやれ当たらずに済んだとほっとしたが、よく考えるとその地に鹿が棲息しているとは
意外であった。周囲の田畑に防獣柵も見られないし、まるでノーマークだった。
それから後のびびること、獣を察知して未然に停車できるスピードは50Km/hかと
思っている。ハイビームにしてそのスピードで走っていると、適当な距離を開けて同じスピード
で追走する車がある。賢い走り方だ、これが最も安全な走りである。
その車が脇道に消えると、やたらせわしない車が迫ってきてぴったりと背後霊のように
くっつく。もっと速く走れという意思表示なんだろうが、こちとらには思いがあるわけだ。
この状態で鹿でも飛び出したひには、鹿は免れても追突は免れない。だからメーワクなんだよ。
でも心配ない、こういう輩はすぐに追い越してくれるから、スピード違反の上に追い禁違反だ。
こういう連中が鹿に当たれば、横着運転手も鹿も頭数が減って理想的なんだが、どうも世の中
思うようにいかない。そんなことを考えながら我が家にたどり着く。
【今日のじょん】今日は久々にワンコインリゾートにゆく。気温も下がってきたのでじょんも
一緒したのだが、やはり喜ぶことこの上ない。飼い主と一緒に居ることが嬉しいようだ。
じょんが見ている先は、かつての銅鉱山犬見鉱山なのだ。
※お詫び
10月5,6,8日の記事をお休みします。なんでって?とにかく眠くて集中できないのであります。
じょんは相変わらずなのでご心配なく。