2014.10.23(木)曇り
最も気になった展示物は、坪井遺跡鎌倉時代(四條畷市岡山東3丁目)である。
従来何の興味もなかった中世が、火葬の研究を始めて急に身近に感じ始められた。
坪井遺跡は片町線忍ヶ丘駅の東にある遺跡だ。この遺跡が鍛冶集団の集落遺跡だ
ということが気になる。展示物は鍛冶職人の土壙墓とそこから発掘された刀と
木棺の釘、火葬場から発掘された火葬骨、炭、鉄の小玉である。
副葬の刀、木棺の釘、火葬骨、小玉の鍛冶滓、火葬場の炭、右は蔵骨器。
ここで疑問が湧くのだが、如何に中世といえども職人の墓に刀を副葬するの
だろうかということ、逆になぜこの土壙墓が鍛冶職人のものと言えるのかと
いうことである。また、土壙墓と火葬場が同居していることは、そこに同様な
理由があるのか知りたいところである。火葬場の炭の様子から見て、かなり
大きめの木材が燃料として使われている様子である。
その場ではこういう疑問には気付かなかったので、資料館で聞くことは
しなかったのだが、もう少し坪井遺跡については調べてみたいものだ。
この辺でかみさんの帰れコールがあり、歩いて遊々館に向かう。計ったように
送迎バスが来て、病院に帰り、昼食に出る。当初は手頃な食べるところが無いなあ
と思っていたが、よく探すとあるもんだ。ナチュラルキッチン菜というのが、
ご婦人には人気のようだが、やっぱり薩州路のほうが庶民的でよろしい。
【今日のじょん】一日お留守番ご苦労さん。ゴミ箱からゴミ出してたので
ちょっぴりストレスたまったかな?