晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

鹿探知犬 10/19

2014-10-19 | 日記・エッセイ・コラム

2014.10.19(日)快晴

 昨晩9時半頃、じょんがうなり声をあげる。最近増えてきたカメムシかはたまた
ゲジゲジか、、、。でもちょっと様子が違うので、「どこや」といって立ち上がると
玄関の方へむかっていく。
カーテンの隙間から覗いてみると、じょんのびファームの
側の法面に鹿の勇姿がくっきりと映し出される。
 その法面に夜な夜な来ていることは足跡や草の荒れようで解るが、こうまではっきりと
見せつけられると、ショックである。長靴を履いて懐中電灯をもって玄関を飛び出すと
すたこらさっさと逃げていった。
この法面に立っていた。
 そして今晩の9時半、またしてもじょんが吠える。昨日の位置を見ても何もいない。
もしやと思ってじょんのび谷をサーチライトで探る。今朝じょんのび谷の堰堤から
上の部分がひどく荒らされていたからだ。
この荒らしかたはどう見ても猪の仕業と見えるのだが、、。
 サーチライトに二つの目が光り、小さめの鹿の影が映し出される。昨晩畑ののり面で
見たのと同一の鹿である。小ぶりではあるが立派な角があり、雄の若い鹿らしい。
これも窓を開けると慌てて山中に逃げていった。
 連日同じ時間に同じ鹿が侵入しているのには驚いたが、じょんの探知能力にも驚く。
視覚、聴力では感じ取れないと思う。家中閉めきっているので視覚に入ることはないし、
聴力なら人間も同等にあるようなものだ。同じところに居たわたしには何も聞こえ
なかったし、あとは嗅覚である。これは我々の想像外の能力があるわけだから、なにか
臭っているのだろう。しかし昼間、鹿の通った跡に連れて行っても知らん顔しているの
である。従って夜間の鹿探知については、幾つかの感覚の組み合わさった野生の第六感
みたいなものがあるのだろう。
 しかし探知はしてもそれからのことは人間の仕事なので、鹿対策に頭の痛いことである。
ドッグランど横の谷もしっかり荒らされている。
隣家との境の谷間も鹿の侵入道となっている。

【今日のじょん】本文登場のためお休み。

 

コメント
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