晴徨雨読

晴れた日は自転車で彷徨い、雨の日は本を読む。こんな旅をしたときに始めたブログです。

帰雁忌 10/25

2014-10-25 | 日記・エッセイ・コラム

2014.10.25(土)快晴
 営業日だから諦めていた帰雁忌だが、一滴文庫から招待をいただいて
こうなると行かなければならない。というよりかみさんの許可が出やすい
ということだ。
 式典ということでジーンズではまずいかなとズボンを探す。ズボンに
なるとトレッキングシューズではまずいかなと革靴を引っ張り出して
ワックスを掛ける。ネクタイまでしないけど上着を持って出かける。
じっかんさんも同行なので乗せてもらったが、駐車場で車を降りた途端
異変に気付く。靴底が怪しいのだ、そういえば7年間履いてなかった靴だ。
あっという間に底がぼろぼろと崩れ、なんとも惨めな思いをする。
 会場は靴を脱いで上がるので問題は無いが、本館に行くときなどスリッパ
を借りる。
 今年は水上先生の没後10年ということで、帰雁忌も大がかりなんだろうか
劇団青年座の「ブンナよ木からおりてこい」が上演される。「水上文学の
風景写真展」も楽しみだが、ブンナも楽しみである。

渡辺剛さんの入選作品と、タイムリーな蛙の写真。右は式典前の舞台。
 表彰や挨拶の後、青年座の森 正敏氏のブンナについての講演があった。
ブンナの話を一体どのように演劇にされるのか不思議でたまらなかったが
様々な表現方法があって、第五次ブンナまであるそうだ。それぞれ映像で
さわりの所を見せてもらって驚く。言葉の分からないロシア公演の映像で
涙が出るほど感動するのだ。
 ブンナの上演が始まるまで本館ラウンジで抹茶をいただく、淳先生の
絵に囲まれて抹茶をいただくのはなかなか風情があって、じっかんさんも
満足そうだ。

本館ラウンジ茶房一滴庵とその内部
 ブンナが始まると撮影は出来ないので、その前に舞台を写真に収める。
このくるま椅子劇場は毎年越前竹人形が上演される劇場なんだが、舞台の
奥がガラス張りでその向こうの竹林が見え、何とも言えない雰囲気をかも
し出している。こんな素晴らしい劇場を見たことはない。つづく

【今日のじょん】散歩から帰って洗濯物を干していると、散歩道に人が
集まっている。「あれ~なんかあったかなー?」堤防の道は何事もなか
ったんだがなー。

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする