ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

思い出 ”さるすべりの花”を見るたびに

2013年07月21日 | 思い出

 思い出すなぁ~ 幼かった弟


この夏も、さるすべりの花が咲いている
やさしいピンクの花
   毎日散歩する細い道
    ほほえみかけてくれる さるすべりの花 (百日紅)

 わたしが、たしか中学生だったころ
そう 弟は小学生1~2年生ぐらいだったかなぁ
近くの植え木屋さんで、1本のさるすべりの木に、弟がしがみついて
 『姉ちゃん見て、ボクがこの木をさわるから、ちょっとでも揺れるかどうか見ていてね』

と言って、そろりそろりと木の肌を小さな手で撫ではじめた
わたしも、じ~っとその木をみつめていた
揺れるかどうか・・・
でも、ちっとも揺れることはなかった

本当に揺れると、信じていたのだろうか、弟は・・・  

  きっと揺れると思って、なんどもその木を撫でている小さな弟の姿
                 小さな学生服に学帽姿、かわいかったなぁ・・・
   さるすべりの花を見るたびに思い出す 遠い遠い昔の話。 

http://taminami.exblog.jp/8688576

 弟がさるすべりの木を撫でて揺れると、信じている訳が今・・・わかった。

   (木の肌を掻くと、くすぐったそうなので ”クスグリノキ”という別名もある   )  

コメント (5)
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