ばあやの のんび~り日記  

還暦をむかえてからパソコンの勉強を始めて
傘寿も越えてしまいました。
いつまでパソコンできるやら・・・

暖炉がありました

2014年12月25日 | ばあやの本棚

 昨日は ☆クリスマス・イブ


器用な友人から、いまにも歩きだしそうな、かわいらしい折り紙のサンタさんをいただきました

メリークリスマス・ サンタクロース


サンタさんといえば、
真っ赤な服にまっ白いおひげを伸ばして、大きな白い袋を肩にかけ、
煙突から、どうやってはいってくるのかな?

翌朝のこどもたちのベットのそばには
願いどうりの  プレゼントが・・・

 世界中の子供たちの夢をかなえてくれる クリスマス・ サンタさんは
いつの時代にもある夢物語でしょうねぇ。

              
        
      
 煙突のある家は、今はもうほとんど見かけなくなりましたね。

 数日前に、私は煙突につながる古い暖炉を見ることができました。

いいえ、我が家ではないのですよ、医院です。

開院50年余だとかで玄関には古びた木のくぐり戸がありました。
待合室の隅にあるどっしりとした暖炉には、大きな煙突が天井まで伸びて、
高く広い天井の大きな梁が
うっすらと煤で焦げているようにもみえて、いかにも民家を思わせるたたずまいです。

黒茶色の古びた煉瓦で包み込まれた暖炉には
長さは50センチ位はあるような丸太を縦半分に割った薪が
数本組みあげられて、ときおりパチパチと音がして、赤い炎をあげて燃え盛っています。
そっと看護師さんが様子をみにきて、またあたらしい薪を
さしいれると、一瞬 ボ~ッ!とちいさな火の粉が舞いあがります。

離れた席からも、その輻射熱でふわ~っと部屋全体に暖かさがあり
とてもリラックるできるのです。

暖炉の前のおおきなソフアには、老齢の男性が足を組み
新聞をひろげています。
白髪まじりのおじいさんのメガネが、いまにもずりおちそうで、私は赤いお鼻の
サンタさんをほほえましく連想していました。

ときどきパチパチと薪のもえさかる音が聞こえるだけで、
あとはし~んとした待合室。
ほんとうに静かな空間がひろがっています。

いまどき暖炉なんてめずらしいから、パチリといきたかったのですが・・・
病をかかえた患者さんが、たくさん腰をおろしてある前では、
いくらなんでもカメラは差し控えました。

長い待ち時間も、なぜか今日はいっこうに気にならない。
そんなゆるやかな時の流れがありました。

今日は一日中 気温も暖かいようで 楽しいクリスマスでしょう。

~ペチカ燃えろよ 燃えろよペチカ~

ある日の病院の情景からでした。  

コメント (6)
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