五月晴れのM山は新緑につつまれて、いっそう雄大に見える朝
最近とても気になることがある。
何時ものウオーキング、行路をちょつと変更して歩いているのだが、
公園方向への坂道の途中にある一軒の家が、夕方になっても灯りがともっていない。
たまにならあまり気にもならないが、このところもう一週間以上にもなるが
昨日も、真っ暗で人影もみえないようだ。
み知らぬ人の家なら、そんなに気にはならないはずなのだが・・・
この家の娘さんのM子さんは一人娘さんで、私の長女の幼なじみ。
中学高校までは大の仲良しでお互いの家をいったりきたりしていた。
それぞれ卒業後は別の道を歩きはじめ、そのうち結婚、子育てと仕事に多忙で
年賀状交換ぐらいでおたがいの消息をたどっていると聞いている。
昨日も気をつけて歩いてみたが、様子はやはり無人のように見受けられた。
きれいに手入れされていた庭は、しだれ梅の老木が思いっきり枝を伸ばして
地につくように繁り、あたりにも小さな草が繁りだしている。
いくつか並んだ鉢植えの花木もすっかり枯れ木になり
車庫の車も全く動いた様子はみられない。
M子さんのご両親とは、揃ってお元気なころに逢っただけで、
もう長くご無沙汰しているのでなおさら気になるところだ。
もしかして、もしかして・・・
入院でも?それとも施設にでも入居されたのだろうか?
じいやに話したら
「M子さんのお父さん(kさん)は俺よりも1つ年上だけど、
現役のころは働きもんでとても元気やったけどな・・・酒も強かったし・・・」
おなじ三池炭鉱勤務で、停年まで採炭工でがんばられたあのkさんご夫婦に
変ったことがなければいいが・・・
我が家の亭主は、今日も元気で弁当持参でガイドに出かけていった。
おひる弁当のサンドイッチ八朔ジャムと、
畑でとれたレタス、とまと、ジャガイモ、グリンピース
日中の暑さはすっかり夏の気温に、今日もさぞ暑かろうね。
「ビールを冷やしとこ!」