着替えももどかしく、ホームドクターへかけこんだ。
「いつから、こんな痛みは、初めてなの?」 と色々聞かれて・・・
さっそく血液検査、 これは OK!
次は心電図 これも OKなり・・・・・
???
そして胸のレントゲンを・・・
錠剤を一粒飲んで、10分ほどベットで横になる。
なんだろうか? どうなるのだろうか?
まだ逝かれないよ・・・母がいるから等、いろいろ考えていたら、先生に呼ばれた。
「まだ痛む?」
「いいえ・・・」
「胃カメラ検査しようか?」
「イヤです!」
「大腸検査は?」
「それもイヤです!」
先生は笑いながら、
「杏子さん、胃カメラ検査をしてください」とこれはきっぱりいわれてしまった。
観念しました。
翌日、指定された時間に病院へ。
コチコチ状態のわたしに、先生は
「気楽にいきましょう、すぐに終わるからね」
あくまでもやさしい。夏場は白い診察衣ではなく、軽いアロハシャツがよく似あう先生は
笑顔でいわれるが
昔、むかしに 腸閉そくの発端となった胃腸の検査が、未だにトラウマになっている私は、
やはり怖くてたまらん・・・
準備が出来て、いよいよ胃カメラ検査開始。
「もう、なすがままにしとこ」 ようやく決心したのだ。
「この小心ものめが」とお腹の中でブツブツいってもしょんなかし・・・(仕方ない)
さ、はじまった~