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鉄道シリーズ その102。関東鉄道常総線に乗る。下館~水海道は単線のため、途中駅で交換が相次ぎ、停車時間が長い。特に朝のうちは守谷発下館行の快速運転があるため、下館行が、優先されることが多い。
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乗車した2400系ディーゼルカーの単行は下館を出てディーゼルカーは左にカーブを切って走る。始めこそ住宅地が広がるが、次の大田郷駅からは畑や田んぼの真ん中をひたすら走る。そのエンジン音が心地よく、比較的保線も良いので快適。すぐに左側に広がる平原の向こうには筑波山が見えてくる。
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黒子駅には手前からホームまで何本もの桜が咲いており、満開の頃は素晴らしいだろう。初めの2駅では交換のために長く停車。車窓からは菜の花畑が広がり、小川が流れるのがよく見え、桃のピンク、ダイコンの紫、菜の花の黄色、名残の桜の白と様々な色の花が咲く。
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次の騰波ノ江(とばのえ)駅は難読駅、駅の手前に桜と常盤木が一緒に生えてる変わった風景に見えたが、あれは何だったのだろう。残念ながら写真は撮りそびれた。
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大宝(だいほう)駅は木造の駅舎がいい雰囲気。そしてようやく下妻駅に到着するが、第二地銀の本店があったとは思えない静けさである。それでも全て(といっても3枚)のドアが開き、交換のためしばらく停まる。
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次の宗道(そうどう)駅・玉村駅あたりはまた平原の中を行くが、まさに関東平野の広さを実感。
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ようやく取り敢えずの目的地である石下駅に到着、ここまで運賃が880円、22kmを42分かけて走る。
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今は石下駅も朝の11時までは駅員がいるが、そのあとは無人駅。それでも駅前にはタクシー会社が2社もある。(この先は次回)