hokutoのきまぐれ散歩

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床島~三軒茶屋グルメ

2015-04-04 05:00:09 | グルメ

最近、三軒茶屋の店を開拓しようと色々と巡っているが、飲み友のTくんが以前から注目している(ただし、彼は行ったことはない)焼き鳥の床島にお邪魔する。

なかなか、予約の取れない店だが、ようやく20時半スタートで予約。店はいつもの赤鬼の横を抜けて2本目を左に曲がった所にある。入口には酒林があり、その横から入店すると広いカウンターのみのお店。


特色はメニューに値段がないことだが、気にもせず、まず生ビールを頼む。相方が少し遅れたため、お通しをつまみながら飲み始めるが、お通しは鶏の西京漬、鳥もつ煮、漬物の3品。特に鳥もつ煮は別に注文したいくらいの味。

取り敢えず、つまみの『ササミスモーク』『鶏皮ポン酢』を注文。生ビールは保温のジョッキで泡も滑らか。ようやく相方が登場して6本串を注文。まずは『ササミスモーク』、当たり前だが、宮崎のアンテナショップで売ってるのと違い、中はふんわりしており、程よくスモークが効いて美味い。

焼き鳥のスタートはハツ、焼き加減も絶妙で塩でさっぱり頂く。

次は『膝軟骨』、かすかにニンニクの香りがする。この辺りで日本酒を注文。最初は『風の森 山田錦』(奈良県)最初はこういった風味の良い酒が嬉しい。酒はメニュー3枚分、数えていないが、40種類の銘酒が揃う。これを錫の片口と猪口で頂く。


さらに『ボンジリ』、処理が良いのか、骨は感じない。脂も嫌味なく、かりっとする食感もいい。

そして『手羽先』かなり大きく、ボリューム満点。シンプルに塩で焼いてあり、食べでがある。酒は屋守(おくのかみ・東京都東村山市)、いつも愛飲しているこの酒は食中酒としてレベルが高い?

ここで鶏皮ポン酢が登場するも、皮が柔らかく、小生の好みとは違い、残念。

次の串は『血肝』、これはタレ焼き。血管の処理が良く、臭みなど全く感じないばかりか、柔らかさに感動。本日の串では一番好きな味。もし、レバーが嫌いな人でも食べられると思う。
次の酒は花浴陽(はなあび・神奈川県)、名前の通り華やかな味がいい。


最後の串はつくね、これもタレ焼きだが、タレが甘すぎず美味い。また、猪口の底には『たのし』の文字が。確かに楽しである。

もう少しとは頭で思うが、腹は結構一杯のため、諦めて鶏スープ(麺入り)と漬物を注文。注文後、少し時間はかかるが、その味は中々コクがある。ただ、麺入りにしたせいか、やや薄まった点が画龍点睛かも。

とにかくトータルでかなりの高得点、やはり三軒茶屋にはいい店が集まる気がする。焼き鳥屋は往々にしてがさつな店が多いが、接客もそつなく、サービスの良さにも満足、コスパも悪くない。これは再訪必須の店。

床島
世田谷区三軒茶屋2ー8ー10
0354863318