hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

紀尾井町と八重桜

2015-04-16 05:00:54 | 日記

桜は終わったかなあと思っていたが、久々に太陽が覗いたので少し赤坂見附周辺を歩くと見事な八重桜の並木に遭遇した。


この辺りは千鳥ヶ淵の桜が有名だが、弁慶橋から清水谷公園にかけては八重桜、それも今ちょうど満開を迎えている。弁慶橋の由来も書かれているが、それによると『江戸時代にはここには橋はなく、明治18年に神田岩本町あたりにあった藍染川にかかっていた弁慶橋が廃橋になり、その廃材で作られたので前の橋の名前を継承してこの名前がある』とのこと。


かつて赤坂プリンスのあった跡地には東京ガーデンテラスが建築中で『ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町』と名付けられたホテルを核テナントに壮大な建築物が途上にある。これも2016年の開業を目指しており、次の桜が咲く頃には風景がまた変わるだろう。

ホテルニューオオタニの前の八重桜はピンクが多いが所々に白い花もあり、その景色はくす玉が風に踊るようで美しい。清水谷公園は紀伊藩と尾張藩の屋敷の真ん中にあった『紀尾井町』の清水の湧き出す谷を意味する『清水谷』にある公園で、明治初期に大久保利通が暗殺された場所に近く、今も大きな碑が残られている。周りは高いビルに囲まれてはいるが、紅葉などが植えられているオアシスである。

太陽が輝く中、ゆらゆらする八重桜は中々いい。