
横浜・みなとみらいにあるカップヌードルミュージアムを始めて訪問。実は大阪にいた際、池田市のインスタントラーメン発明記念館にはお邪魔したが、比較してこちらの規模にまずは驚く。

エントランスを入ると大きなカップヌードルがお出迎え。並んで入場券を買うシステムで、約45分後スタートのマイカップヌードル製作を予約することができたのでそれまで中の展示を見ることに。

まずは2階の『インスタントラーメンヒストリーキューブ』、今までの日清食品のインスタントラーメン・カップヌードルが全て並んでいる。最初のチキンラーメンが1958年、つまり小生と同い年なのである。



その後も1963年の日清焼きそば、1971年のカップヌードル、1971年どん兵衛と色々な商品のルーツを見る。いや、これらの商品と小生は年を重ねてきたような気分になる。


次に百福研究小屋や安藤百福ヒストリーなどを見るが、天ぷらから思いついた乾燥技術、カップヌードルの中空設計発想、マカデミアナッツのケースから思いついた発泡スチロールとアルミの蓋の組み合わせなど氏の発想のレベルには驚くばかり。ただ、実は池田の展示とあまり変わらないが。


さらに4階のバルコニーに行くと横浜港が一望でき、少し寒いが目の前のベイブリッジをはじめ、素晴らしい風景を見ることができる。



とにかく立派な施設で安藤百福氏の創意工夫の数々を再認識することができた。加えて、コマーシャルを上手く使っていたことを再発見、特に袋麺が40円の時代に100円のカップヌードルを売るために大胆なCMを作り、ヒット商品にしていったブランディング力には驚かされた。
