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年末の買い物に吉祥寺まで出かけたが、もう既に立派な門松が方々に建てられていた。門すらない小生の家では輪飾りを飾るくらいだが、立派な家や集合住宅、商店街などでは門松が両端に2つ建てられている。
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そもそも門松は正月に神が宿るとされる常磐木の中でも松をおめでたい木として祀る風習で、松は『祀る』に繋がるとされている。そもそもは平安時代の貴族の風習から来ているらしいが、実際に門松飾りを始めたのは室町時代とのことである。
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小生が以前から気になっているのは竹を斜めに切るパターンと横に切っただけのパターンがあることである。調べると斜めに切った方を『そぎ』、真横に切ったものを『寸胴』というが、元は全て『寸胴』だったらしい。
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そして『そぎ』の方は徳川家康が始めたものと言われ、武田信玄に敗北した三方ヶ原の戦いの後、信玄に対し、次は斬るぞと念を込めたものらしい。
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さらに調べると『逆さ門松』と言って松を下向きに飾るもの、松を使わないものもあるらしい。
因みに飾る期間だが、12月13日以降ならいつでもいいらしいが、クリスマス明け、29と31は避けて飾り始め、1月7日または15日までが一般的とのことである。
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久我山周辺にも大きな屋敷には門松が飾られはじめている。この値段はわからないけれど門松の価格は4万円くらいからのようである。うちで買うとすればせいぜいミニ門松がいいところだが。
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