京橋のランチと言えば交差点に近い『京橋まつわ』のアジフライが有名だが、店の近くに行ったらもう品切れ、開店(11時半)を目指さないと確実には食べられないようだ。
京橋も交差点を囲むように摩天楼がそびえ立ち、古くからの店は明治屋くらいに見えるが、裏に入ると焼き鳥屋や天ぷら屋、寿司屋など古くからの店がまだまだ残っている。八重洲近くの通称焼き鳥通りには伊勢広や天ぷらの秀など名店が並ぶ。
そんな中で今日は『都鳥』をチョイスする。
この店はランチにも力を入れており、一番のオススメは鳥唐揚げ定食(1300円)らしく、後からくる客の7割はこれを注文。たしかに中々のボリュームである。
小生は正当に『鳥丼』(1000円)を注文する。まずすぐに冷たいお茶と漬物が供せられる。次に丸い木のお重が登場。中身は半分はたまごのそぼろ、後は海苔が1枚、そしてタレ焼きの若鳥が3串、これが串を外して乗っている。
すぐに山椒を掛けて食べ始めるがタレが甘過ぎず辛すぎずご飯にベストマッチ。
また、供された鳥スープがやや塩がしっかりしており、これも存在感あり。ご飯はかなり量もあるが、ついつい完食してしまう。
1時を過ぎてもお客さんは次々と。ボリュームのある鳥唐揚げ定食を頼む人が多く、つぎはこれにチャレンジをしたい。それにしてもさすが老舗の味である。
都鳥
中央区京橋1ー4ー10
0332451378