hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

東陽町駅(2)

2016-01-15 05:00:50 | 日記

『metroに乗って』その32。東京メトロ東西線東陽町駅の続き。豊住橋を越えて反対側に歩いて行くと川が湾曲してカルガモやキンクロハジロなどが泳ぎ、その先には吊り橋もある。また、オブジェの上にはカモメが羽を休めていた。



その先で仙台堀川は先ほどの横十間川と交差する。交差するあたりにはカモメが群れをなしてパンを投げてもらい食べている。とても江東区とは思えないのんびりした風景が広がる。


葛西橋通りを越えて公園の端まで歩くと『うるおいの木かげ道路』と名付けられた道に出る。実は江東区ではこうした歩道を各所に作っている。交通量も少なく、まっすぐな道になっている。左右には団地群がそびえており、周辺の西友なども賑やかである。




永代通りを渡るとすぐに江東運転免許試験場。これは従来、東京には鮫洲(大田区)、府中(府中市)しか試験場がなく、混雑解消を目的に1984年開設されたもので、小生も初めての書換えの際にお世話になった。


試験場のほぼ向かいあたりには『洲崎球場跡』の記念碑が。これはプロ野球創成期に上井草球場とともに作られた球場で1936年から1943年の僅か7年間のみ使われた。立地は市電の洲崎電停から近かったこともあり、良かった。しかし、満潮時にはグラウンドが海水に浸かり、コールドゲームになるという問題があり、後楽園球場ができると殆ど試合が開催されなくなってしまった幻の球場である。


東陽町にはかつて洲崎パラダイスや洲崎球場などがあり、大変栄えた場所であったが、いまは記念碑くらいしか当時を彷彿させるものはなくなってしまっている。