hokutoのきまぐれ散歩

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2016年鉄道の話題

2016-01-01 00:00:42 | 日記

鉄道シリーズ その123。あけましておめでとうございます。さて、2015年は北陸がかなりの話題をさらったが、2016年は北海道、といえば鉄道の話題。今年の鉄道の話題でこのブログもスタート。

北海道と言ったが、まずは北海道新幹線の話題。本年3月26日に新青森~奥津軽いまべつ~木古内~新函館北斗148.8kmが開業する。また、津軽海峡線津軽今別駅は同時に廃止される。

分かりにくいのが新函館北斗駅、これは函館から函館本線で5駅北に行った渡島大野駅が駅名を変更するものだが、実は現在は無人駅、つまり無人駅が急に新幹線の、しかも北の終着駅になるのである。もちろん、函館と新函館北斗との間はリレー列車『はこだてライナー』が運転され、15分で結ぶ予定にはなっている。

果たして北海道新幹線は便利なのか?東京~新函館北斗は1日に10本の新幹線が運行され、所要時間は最速4時間2分とそれなりには早く、ライナーを使えば4時30分程度で函館には到着する。

しかし、道南地区はともかく、札幌までは現在の9時間7分から7時間44分には短縮されるが、飛行機に比べれば話にならない。というのは最速の『スーパー北斗』でも函館~札幌は3時間45分かかってしまうからである。

また、北海道が話題になるのは開業ばかりではない。まずは北海道新幹線の関係での色々な影響。海峡線の在来特急カシオペア、スーパー白鳥、急行はまなすの廃止、江差線の三セク化(五稜郭~木古内を道南いさりび鉄道)などが起きる。特に急行はまなすの廃止は長年にわたり親しまれた急行列車(定期運用)がなくなることを意味している。


さらに、JR北海道を中心に駅の廃止が行なわれ、マニアの間では有名な上白滝、旧白滝、下白滝、金華(石北本線)、東追分、十三里(石勝線)、花咲(根室本線)、鷲ノ巣(函館本線)の8駅が廃止されてしまう。さらに、留萌本線の留萌~増毛も廃止される予定で何も寂しいニュースである。

北海道以外ではやはり4月29日に京都に作られる京都鉄道博物館が楽しみである。

その前身である梅小路蒸気機関車館を発展したものでC56、C57、C61、C62、D51といったSLが配置されている。ほかにも静態保存が8620型、9600型、C11、C51、C55、C58、C59、D50、D52などもあり、とにかく鉄道ファンには見逃すことのできないものでその開館が待たれる。

ほかにも話題はあるが、やはり、今年は北海道が注目される年になる。