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第52回全国大学ラグビーボール選手権準決勝を正月2日の秩父宮ラグビー場に観戦に行く。いつも、カードが決まる前に切符を買うため、どういう組み合わせになるかは予選終了までわからない。
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今回は第1試合が明治vs東海、明治は同率ながら対抗戦1位、東海はリーグ戦1位の好カードである。2日は朝こそ寒かったが、徐々に太陽が雲から顔を出し、12時にラグビー場到着時からやや暑いくらい。昨年来のラグビー人気を引きずっているのか、入りもいい。
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試合は前半は完全な明治ペース、両ウイング紀伊と成田が相手のディフェンスを振り切り綺麗なトライが2本続くなど3トライ(2ゴール)、一方、東海もやはりウイングの足で石井が1トライを取り、19ー7と明治リード。しかし、試合早々明治の守りの要であるFB田村が怪我で退場したのが気になった。
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後半は東海はSH湯本が密集から上手く抜け出し6分にトライ、ゴールも決まり19ー14とし、さらにFLロバーツ、さらにNo8タタフを入れて追いかける。明治も何回かチャンスは作るが、ゴール前でハンドリングミスや反則でチャンスを潰す。そしてタタフに28分にトライを取られ逆転。2点差だったが、そのあとまたもや35分にタタフにトライを取られ19ー28で東海が競り勝った。やはり、メンバー交代が大きく勝負を左右した。
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第1試合が終わると急に多くの人が席を立つ。第2試合は帝京vs大東文化の試合。少し見劣りのする大東文化が帝京の粗い攻撃の間を縫ってトライを取るが、攻められるとお互いにすぐに点の入る大味な試合。帝京はディフェンスに難があるが、失点より多くの点を個人の強さと速さで奪うそのもののような試合で68ー33となった。なにしろ両軍合計で15トライ101点となったが、やはり帝京は強い。結果、帝京ー東海の決勝となるが、帝京の優位性は否定できないだろう。
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第1試合の明治ファンからの応援の声の大きさが印象的な試合であった。ただ、今年は出場ならなかった慶應も何とか来年は正月に見たい、これが小生の切なる願いである。
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