カレンダーをしみじみ見るのは1年のうち、年末年始の時期と夏休みの計画をする7月くらいである。特にこの時期はゴールデンウィークの曜日の並びと祝日が何回土曜日と重なるかといったポイントが気になるのだが。
小生が以前から気になっていたのが、『正月休みの日の並び(日数)』と『GWの休みの日の並び』の関係である。というのは数年前まで金融機関に勤めていたので年末は大晦日と三が日しか正月休みがなかった。そのため、より強く感じたのかもしれないが、正月休みとGWの3連休の並びがどちらもいい年はない気がしていた。
今回はこれを検証してみたい。まず、来年だが(2016年は閏年)元旦が金曜日、三が日は土、日である。一方、GWの5月3、4、5日は火、水、木曜日であり、5月の3連休の曜日は正月三が日とは重ならない。
2017年(通常年)を見てみると2月以降は1日早くなるため、正月休みは日、月、火曜日、5月の連休は水、木、金曜日となる。つまり、通常年も正月休みまたはGWに土日が入ると反対側には土日が入らないことになる。
さらに祝日(年により日にちの変わる春分、秋分の日を除く)を曜日別にプロットすると面白い。通常年は元旦が日曜日の場合は祝日が木、金、土曜日が各3に対し、日、月、火曜日はなく(正月2、3日を除く)、水曜日が1日と偏りがある。さらに閏年の場合、元旦が水曜日の年は正月三が日を含めても祝日が土曜日になることはない。逆に土日に祝日が当たる年がやたら多い年も納得がいく。(例えば2017年)
まあ、この法則は7日で1週間が回っているのだから当たり前といえば当たり前だが、改めて調べてみるとなぜか面白い。