hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

呑川緑道沿いの橋

2018-05-16 05:00:21 | 川と橋

『ぶらり橋巡り』その69。呑川(のみかわ)は桜新町駅近くを水源として世田谷区、目黒区、大田区を経由して蒲田近くから東京湾に注ぐ二級河川である。上流部はほぼ暗渠化され、下水道として使われているが、大田区に入るとほぼ開渠化し、ところどころは緑道として整備されている。東京都も清流復活事業として高度処理化した水を流していて、池上本門寺周辺は綺麗な水をたたえている。


妙雲寺から少し歩くと呑川とぶつかるが、この辺りは川の周りに緑道が整備され、周辺の寺の庭も手入れがよく行き届いている。今は芍薬の鮮やかな赤が目に飛び込んでくる。橋はほぼ平行に並んでいて手前が養源寺橋である。


さらに上流に向かうが次の橋が妙見橋、これは妙見堂から付けられたものであろう。


さらに霊仙橋と続いていく。この橋を右に曲がると池上本門寺の総門の前に出て、橋のたもとには大きな『南無妙法蓮華経』と刻まれた大きな石碑がある。


さらに上ると稲荷橋、これは本門寺下にある長栄稲荷社から名前を取ったものであるが、この辺りはかなり川幅が狭くなっている。


もともと周辺の田の灌漑用水であった呑川もその後下水道が流されて水質が悪化したが、この清流化に成功し、澄んだ水をたたえている。