今年もテッセンの花が咲いた。濃い紫色の6枚の花弁を持ち、細い蔓から大きな花を咲かせるのが特徴的である。テッセンの名前の由来は『鉄線』、つまり蔓が針金のように強く、折れているように見えても繋がっているためついたとされる。
(4月14日)
クレマチスとも呼ばれているが、これはキンポウゲ科クレマチス属の一種をテッセンやカザグルマと呼ぶようになったようである。クレマチスは種類も豊富で色もピンクに近いもの、白、花弁の真ん中が色が濃いものがあり、花の大きさも色々である。
我が家のテッセンもよく見ると一重のものと二重のものがあり、株が違うのかもしれないが、蔓が巻きついてよくわからない。数年前に鉢植えを買ってきたものを庭に植えただけで大した世話をしているわけではない(支柱は立てているが、これをしないと紫陽花に絡みついてしまう)が、毎年花をつけて楽しませてくれる。
そういえば冬の間地味な庭を華やかにしたハボタンはついに真ん中からひょろっとアブラナのような茎が伸びて花をつけていよいよ最終盤となってしまった。