hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

流山旧市街を歩く

2019-01-18 05:00:37 | 日記

流山駅から引込線跡の道路を行くと国道にぶつかるが、これを左に行くと工場が見えてくる。これが流山キッコーマン流山工場。

現在の調味料である本みりんの原型をなす白みりんは流山の醸造家である堀切紋次郎により1814年に開発されたもので、ここで作られる万上みりんは流山の名産となっている。


国道を戻り、しばらく歩き左に曲がると近藤勇ら新撰組が逗留した本陣跡がある。慶応4年にここで新政府軍に囲まれ、隊士や近藤勇を逃がすため、争いを避けるべく土方歳三が越谷宿に説明に向かうが、これが近藤・土方の最期の別れとなった。

その際に土方は偽名を名乗ったがその後土方歳三ということがわかり、板橋宿まで連れて行かれ、処刑されるのである。


その先には閻魔堂、墓が並ぶ中にポツンと閻魔様が安置されたお堂がある。


少し歩くと常与寺という古刹、さらに富士浅間神社がある。ここには富士講のための富士山があるが、富士の噴石を集めてつくられたものである。
他にも元足袋屋の古民家を改造して作られた丁子屋というイタリアンレストラン、地元では評判の味でランチ予約は必須のようである。


流山中心部にはこうした古民家や古刹、神社、博物館などがたくさんあるが、一方でシャッター通り化しているのも多い。

ちょうどいいバスがあったので常与寺のバス停から京成バスに乗ってTXの流山おおたかの森駅まで移動する。これが結構距離があり、ついた駅はまるで先ほどの旧市街とは趣が異なるので戸惑う。