仕事で築地の会社を訪問、終了したら12時5分前、少し歩いて豊洲に移転した中央市場跡に足を運ぶと鋼矢板に覆われていて解体工事も始まっている。少し前まであの賑わいだったのにと思い、築地交差点に向かう。しかし、場外に近い方に行くとまだまだ店は残されていて買い物客や食事をする人で一杯である。
早く店を見つけなければと波除神社に続く道を右に曲がる。ぷらっと築地という案内所の先を左に曲がると寿司屋や海鮮丼を扱う店が並ぶ。早く入らないとまた飯を食いそびれるととりあえず安めの店に入店。
店の名前は『ハレの日食堂』、じっくりメニューを見る。最安値はネギトロ丼（880円）だったが、気になったのは『炙り板ウニ定食』（1230円）である。これは板ウニを炙り、バターをかけたものとネギトロ丼、味噌汁の組み合わせ。店に入った時はまだまだ空席があったが、どんどん人は混んでくる。
その波の前であったため、定食は5分ほどで到着。たしかに炙り板ウニが美味そうである。惜しむらくはネギトロ丼が小さいことか。
まずはシジミの味噌汁からいただくが、シジミの身が大きい。そして、ウニに手をつける。
炙った上でバターをかけたため、ウニに甘みを引き立てて美味いのである。ネギトロ丼は普通に美味いが、炙りウニと飯を食うのもいい。海鮮丼もいいだろうが、変わったメニューにチャレンジして、結構美味いと嬉しいものである。
同僚はやや物足りなそうだったが、私は満腹、ご馳走さまでした。まだまだ、活気のある築地は残っているのに安心した。
ハレの日食堂
中央区築地4ー10ー5
0355656477