hokutoのきまぐれ散歩

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第一藤駒〜白河ランチグルメ

2019-01-28 05:00:31 | グルメ

白河市に来たからには『白河ラーメン』を食べようと色々と探すが、残念ながら駅からの徒歩圏内にはない。やむなく、もう一つの名物である手打ち蕎麦を食べに行くことにした。というのは日本三大蕎麦と言えば信州、出雲、盛岡を指すが、白河市ではこれに白河を加えて〝日本四大そば処〟と呼んでいるからである。

白河駅を降りると確かに駅前には蕎麦屋が数軒並んでいる。今回は老舗の『第一藤駒』という店に入る。この店は1879年創業の『藤田屋』が元祖でその三代目が1929年に現在の地に店を移したもの。

店に入るとおばあさんがおしぼりとあったかいそば茶を持って来てくれる。この店は平打ちの手打ち蕎麦にこだわるとのことで『ひやあつ』の鴨せいろ(1100円)をお願いする。

もちろん打ち立て・茹でたてのため、多少時間はかかる。鴨せいろは7〜8分待つと運ばれてきた。熱いつけには鴨肉・焼いたネギ・ゴボウ・ナスなどが入っている。薬味は三つ葉、ワサビ、ネギが別盛りで登場。

まずはつけだれに蕎麦をつけ、蕎麦だけを頂く。味付けは程よく、平打ちの麺がよく絡み、また、コシもあって中々美味い。薬味を全て投下、鴨の脂が浮いているが、ワサビがよく効く。鴨と焼きねぎ、蕎麦を一緒に食べると旨味と薬味の香りが調和していく。

熱いつけ汁と冷たい蕎麦がいいようだ。軽く蕎麦を一枚平らげると別の蕎麦猪口にもりそばのつけ汁を入れて来てくれる。これに蕎麦湯を入れて頂くが、手打ち蕎麦をやっているから、蕎麦湯が美味いのである。なるほどさすが日本四大そば処を名乗るだけある。ご馳走さまでした。


第一藤駒
白河市大手町12ー2
0248232026