hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

人形町の桜の定点観測

2017-04-20 05:00:43 | 日記

桜の木の観察など小学校の時以来だが、毎日人形町通りを同じ時間に通るため、花が咲き始めた3月29日から4月19日まで定点観測をしてみた。

(3月29日)まだ、桜の花もちらほら、咲いている花を探すほどである。

(3月30日)はじの方の枝はかなり開花してきた。

(3月31日)天気が悪く、見辛いが、かなり開花が確認できる。


(4月4〜5日)満開に近くなる。

(4月6日)満開に。


(4月7〜10日)少し散り始めるが、まだまだ見頃。


(4月11〜12日)そろそろ葉っぱが出始める。


(4月13〜14日)かなり、葉っぱが気になるようになる。特に左側には緑がうっすら。

(4月17日)週が変わり、雨の影響からかほとんど花は落ち、木全体の色が茶色くなってきた。


(4月18〜19日)若葉が増えて、あのピンクだった桜が完全にグリーンに。葉もだんだん大きくなってきた。

こうして見ると花が咲き出して(3月31日)、満開に(4月6日)なるまで約一週間。さらに5日間くらいはまだ花が綺麗だが、10日程度で完全に花は落ち、さらに3日程度で青葉になることがわかった。もちろん、天候、風などいくつかの要因はあるが、桜の花は約10日たのしめるようだ。

京橋

2017-04-19 05:00:30 | 日記

『ぷらっと橋めぐり』その41。今回は京橋である。京橋川は江戸城の外堀と楓川・桜川を結ぶ運河であり、その上に架かっていた橋であったが、京橋川自体が戦後復興事業の一環で埋め立てがはじめられ、1959年に橋としての機能が失われた。
京橋は日本橋と並ぶ名橋で日本橋から京に向けてスタートして最初の橋であった。


明治になり、1875年に肥後の石工である橋本勘五郎が石造りのアーチ橋が架け変えると地区のランドマークとなった。今も明治時代の親柱は中央通沿いに擬宝珠の形状のものが残されている。


また、もう一つが銀座よりにあるが、これは1922年に建て替えられたもので石とコンクリートで作られ、照明設備も付いている。その隣には煉瓦銀座の碑も残されている。

また、反対側には大根河岸青物市場跡の石碑もあるが、これは1664年に京橋川に野菜売り場が作られ、1935年に築地に移転するまでは青果市場として賑わった。

また、たくさんの大根が10本まとめにして降ろされていたため、まるで大根の花が咲いたようだというところから大根河岸と言われたとのこと。

さらにその隣には歌舞伎発祥の地の碑もあり、かつて日本橋と共に栄えた京橋を彷彿させる。

しん白〜吉祥寺グルメ

2017-04-18 05:00:58 | グルメ

今回は京橋にある酛の姉妹店である吉祥寺『しん白』にお邪魔した。実はこの店は昨年まで『須弥山』という名前で営業していたが、オーナーチェンジして今のお店になった。吉祥寺にもスタンド酛があるが、しん白の方が落ち着いた雰囲気である。


まずは生ビールで乾杯。お通しは豆乳と出汁の吸い物、新牛蒡の胡麻味噌かけ、シラスの寿司であるが、はじめに少しご飯を食べるのはいい。


刺身はおまかせにしたが、鰆、黒鯛、イサキ、アオリイカ。鰆とイサキは皮目が炙ってある。塩か醤油を選べる。

これに合わせてまずは而今(三重県)から。しっかりした旨味を感じる酒で刺身にはよく合う。

次に風の森(奈良県)は米が秋津穂、純米の香る旨さである。

ここで豆乳から作った蒸し立て豆腐。一見プリンのようだが、さすが店のおすすめだけあって豆の香りと甘みを感じる。

次は鯛の頭の煮付け。いきの良い刺身用の鯛の頭のため、さっと炊いたものだが、私はもう少しじっくり時間かけて味を含ませた方が好み。ただ、ゼラチン質のところが美味く、やっぱり鯛は頭に限ると実感。酒を飲む手も止めて鯛と格闘する。

次は三重錦(三重県)の薄濁り、なぜか名張市の酒が続く。しっとり、しっかりしていて美味い。

つまみはつくね、大玉が5つは中々お得。軟骨と卵の黄身とのバランスも良く、ふわふわである。

最後に栄光富士(山形県)、思わずラベルで選んでしまうが、フルーティで濃醇、少し酸っぱ味が出ている好みの味。これには葉玉ねぎと帆立のかき揚げを合わせる。しっかりカリカリになるまで揚げてあり、香ばしい旨さを感じる。

と色々と呑んで食べるがいずれも美味いし、第一酒の種類も多く、これを紹介してくれる店の人も感じがいい。吉祥寺で名酒を飲むには良い店である。

ちなみに土曜日は1時から通し営業のため、じっくり昼呑みもできるそうである。

しん白
武蔵野市吉祥寺南町1ー1ー9FSビル3階
0422485048(日曜休)

花筏

2017-04-17 05:00:10 | 日記

東京地方は3月21日に開花宣言がなされ、4月2日には満開と発表されたが、例年に比べ気温の上がり方が遅かったことからいつもならば一斉に開花するソメイヨシノが日当たりなどわずかな条件の違いからか、木によって、枝によって はまだ満開の所がいくつもある。そんな中、近所にある旧NHKグラウンドに花見に行く。

現在は杉並区の所有になり、単なる広場所がなっているが、桜はかつてと同様美しく咲いている。ただ、風が強く弁当を食べるのにも苦労はしたが。

いつもの花見を終えて神田川沿いを歩く。桜はもちろん姫リンゴや花桃の木も花を満開に付けて中々素晴らしい風景が広がる。

環八を越えると両側に桜が広がり、強い風もあり、花びらがハラハラと舞う。それだけでも十分美しいが、川を見ると無数の花びらが川面に塊を形成してピンクに染まっている。これが花筏である。


俳句の歳時記でしか知らない世界がここにあった。さらにハラハラと花びらが散るため、新たな花びらが流れに沿って川下に流れて行く。

川の真ん中にあるコンクリートの障害物や川岸にも同じように花びらが集まり不思議な模様を形成する。いつも満開の中での花見とは違う美しさを知ることができた。

錦園〜人形町ランチグルメ

2017-04-16 05:00:55 | グルメ

最近は『普通の中華屋』が流行りだとか。確かにラーメン専門店や四川料理店、中国居酒屋などが跋扈してきて、チェーン店も増加、人形町界隈にも『普通の中華屋』はあまりない。しかし、最近になって中国人のご夫婦がやっている昔ながらの『中華屋』を発見、早速ランチに行く。

店の名前は『錦園』、台湾料理らしい。外から見るとやっているのかもわからないが、昼前だというのに先客は3組6人。今日のサービスランチは油淋鶏だが、中華風唐揚げ特選ソースかけと書いてあり、通常は900円だが、これを750円とのこと。メニューにはいわゆる中華屋らしいラーメンやもやしそば、焼きそば、麻婆豆腐丼などが並ぶ。店にはコックのご主人とホールの奥さん2人だけ。しかも、2階もある。

今日はオーソドックスに炒飯定食(800円)をお願いしてみた。他の6人とも水しかテーブルにないが、奥の4人からラーメン、もやしそば、定食2がまず供された。オドメーター(配膳用エレベーター)はあるが、奥さんは2階に行ったり、降りてきたり。しかし、言葉は中国訛りだが丁寧で好感が持てる。

ちゃんと順番は守られ、炒飯定食は10分ほど経過して到着。まず炒飯は少し冷め初めてはいたが、チャーシューがたっぷりでいわゆる焼き飯。

奥の方に八角を感じる。ラーメンは上にむきエビが1尾、中には挽肉のそぼろともやしが入っていて、ニラが散らしてある。麺は中太縮れ麺でやや硬めに茹でられ、スープは微かに中華の調味料を感じる。こちらは幸いなことに熱々。何も味付けは中々のもの。

ただ、メニューも席数もややキャパオーバーではと心配になるが、結構奥さんも料理している。量は十分である。

デザートはレモンの寒天、オーギョーチー風である。量もあり、味もサッパリさせてくれる。常連が殆どで挨拶もするし、少しくらい遅くなっても文句は言わない。そんな懐かしい中華屋さん、だけど瓶入り老酒もあり、夜はちゃんとした料理も出そうである。次回は角煮丼でも挑戦するかなあ。

錦園
中央区日本橋堀留町1ー5ー1
0338081177

スミレ

2017-04-15 05:00:34 | 日記

春の野草の代表格としてスミレがある。これは道端に群生する紫色の可憐な花をつけるバラ科の草本で桜と同じ頃に咲く。

道を散歩していたら今年も見つけることができた。スミレの仲間にはパンジーやビオラなど観賞用のものもあるが、花をよくみるとパンジーを小さくしたように5枚の花弁があり、下の一枚がベロを出すように生えている。

この花をみると松尾芭蕉が野ざらし紀行のなかで『山路きて何やらゆかし菫草』と呼んでいることを思い出す。芭蕉はこの句を京都から大津に向かう難所である逢坂の関あたりで詠んだとされている。

実のところは何回も推敲して熱田の句会で披露したものだが、山を歩く苦しみのなかでこの花を見つけてホッと心が安らぐ気分にさせてくれる句である。

そう言えばスミレは普通切手の図案にもなっている。一つは430円切手、そして現在発行されているのは92円切手である。やはり、日本の道端には欠かせない植物なのであろう。


あか坂 わいず製麺〜赤坂見附ランチグルメ

2017-04-14 05:00:17 | グルメ

ラーメンをランチに食べることが多いが、たまにはしっかり濃い目のいわゆる『家系』ラーメンでもと思い、赤坂の『あか坂 わいず製麺』という店に入ってみた。

因みになぜ家系というのかは知らぬ人もないかと思うが、ルーツは横浜にある吉村家、その特徴は豚骨醤油スープ、太麺、トッピングにはチャーシュー、海苔のほかほうれん草を入れること、味の濃さやスープの脂の量、麺の硬さなどの好みを言えることらしい。

のれんをくぐり、券売機で食券を購入。家系ラーメン初心者としてネギラーメン(860円)にする。券売機の隣にお姉さんがいて、味の濃さなどを聞いてくる。わからないので全て普通にしてもらう。

カウンターで待つこと約10分、ようやくラーメンが到着する。スープはとろりとしており、一口。豚骨の香りは豊かで脂っこいが醤油がややかっているような気がする。麺は太麺、もちもちでスープがよく絡む。たくさん浮いているほうれん草を食べるが、何となく冷たい気がするが、スープはかなり熱い。勘違いしてスープを飲むて火傷しそうだ。

前には食べ方が書いているが、仕事の途中ということもあり、ニンニクは断念。食べ進めていくうちに気がついたが、麺の量は結構多い。ライスはやめてよかったかもしれない。ネギも最初はシャキシャキしていて、美味かった。

チャーシューは大きいが薄く、そんなに存在感なし。でも、麺が多いため、満腹。私には少し塩辛かったが、関東の人にはいい具合かもしれない。ごちそうさまでした。

あか坂 わいず製麺
港区赤坂3ー21ー12
0355454045

源平咲き

2017-04-13 05:00:19 | 日記

モクレンやソメイヨシノだけではなく、開花が一斉に始まりだした。その中でいつも気になるのが『源平咲き』の木である。

通常、一つの木には赤なら赤、ピンクならピンク、白なら白の花が咲く。例えばバンマツリの様に最初は紫色の花が咲くが、日が経つと花が白くなるのもある。ただ、『源平咲き』とは接木もなく一本の木に白や赤、白の花に赤いふがはいる咲き方をすることをいう。源平とは源氏の白旗、平家の赤旗にその由来がある。

有名なのは『源平桃』という種類の花桃で我が家のそばのものも見事な花を付けた。この源平桃は枝垂れており、赤い花が多いが、よく見るとピンク、白と3種類の花が咲く。

また、椿も白、赤、赤い斑(ふ)がはいったら白の3種類の花を付けている。


この不思議な木は他にも梅、木瓜、オシロイバナ、ツツジなどであまり桜にはないそうである。メカニズムはアントシアニンという赤い色を発色する色素の組成に関係があるらしく、そこにはキメラ遺伝子が関係しているらしい。

そんなことを調べていたら、神田川沿いで木瓜の源平咲きのものを発見、その色の入り方にあまり規則性がなく、色とりどりで美しい。

おけ以〜飯田橋ランチグルメ

2017-04-12 08:13:50 | グルメ

今日は飯田橋まで来たので餃子の名店『おけ以』でランチにする。この店は元は神保町にあったもので創業63年の老舗である。場所は飯田橋駅の目と鼻の先で隣は大勝軒、青葉など名店揃いである。11時30分開店だが、その10分前に並ぶ。まだ、1組だったが、徐々に混んでくる。


開店時間ちょうどにカウンターにすわり、餃子(570円)と玉子チャーハン(660円)をお願いする。今までの経験からすぐに頼まないと中々出てこないと思い慌てて注文する。

約7分で餃子が到着、少し焦げ目のついた餃子が6個、まずは酢とラー油で頂く。パリッとした表面とモチっとした裏側、中身は白菜と豚肉、ニラの餡。これが渾然一体となり、とにかく美味い。

3つ頂いた後、醤油も加えて食べ進めるが、これも美味い。あっと言う間に食べ終わる。食べている途中で外に向かって満員のため、外で待って欲しいとの声、わずか10分で満員である。

食べ終わり、5分待つと炒飯が到着。具は玉子、ネギ、チャーシュー、グリーンピースのシンプルなものだが、しっとり系でなかなかいい。


スープはねぎが散らされたラーメンスープ風。まあ、炒飯はあまり特徴はないが、これも満足いく味。周りはやはり名物のタンメンを選ぶ人が多く、モヤシ、白菜、豚肉のアッサリ系なのか、美味そう、これも一度食べたい。やはり、伝統の味は裏切らない。

外に出ると長蛇の列、でも中はゆったりと食べることはできることも嬉しい。何しろ途中で餃子をお代わりする人が続出しているのだ。

おけ以
千代田区富士見2ー12ー16
0332613930

富岡八幡宮

2017-04-11 05:00:37 | 日記

富岡八幡宮は深川八幡とも言われ、江戸最大の八幡宮と言われている。その歴史は1624年に長盛法師が干拓を進めていたが、工事が難航したため、横浜市金沢区にある富岡八幡宮から分社して同名の八幡宮を作ったのが始まり。

徳川家は八幡大神を崇敬したため、手厚い保護を受けた。また、近くにある永代寺は別當として建立したものである。

富岡八幡宮は江戸勧進相撲の発祥地としても有名で元々関西において非公認で行われていた相撲を1684年に幕府公認の春秋2回の勧進相撲としてスタートしたのが始まりである。


その後、回向院に移るのだが今も境内には横綱の碑、大関の碑、巨人力士の石碑などが残されている。


また、総金張の黄金神輿があることでも知られていたが、関東大震災で焼失、1991年には鳳凰の目に3カラットのダイヤがあしらわれた大神輿が復活、境内の蔵に飾られいる。

伊能忠敬の銅像もあるが、これは忠敬自身が測量旅行をする前に成功祈願に富岡八幡宮に訪れたことからゆかりのこの境内に測量開始から200年を記念して置かれたものである。


現在、境内の石畳の工事中で歩きにくいが、是非お参りしておきたい神社の一つである。