hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

1丁目1番地1号〜青山編

2019-05-11 05:00:19 | 日記

『1丁目1番地1号』その14。外苑西通りを行くが、青山公園は一旦住宅地になり、その先にもまた公園、その先は区立あおば公園でブランコや滑り台で子供たちが遊んでいる。花壇のチューリップも色とりどりで美しい。

その先で外苑西通りと外苑東通りが合流して信濃町駅の方に行くが、その前に『港区南青山1丁目1番地』を探す。


どうも青山ツインビルあたりが怪しいが、住居表示が中々ない。そのまま大きなビルに沿って歩いていくと青山通り沿いの正面に『南青山1丁目1番地1号』のプレートを発見、やはり新青山ビルがポイントなのである。

次に『北青山1丁目1番地1号』を探しにいく。青山通りを反対側に歩くと交番があり、その住居表示を見ると『元赤坂2丁目1番地』とある。外苑東通りを渡り、右手の方に歩く。東宮御所の入口を越えたあたりにプレートを発見。青山中学校が『北青山1丁目1番地1号』に当たることを発見、そのまま校門まで歩く。北青山と南青山はほぼ向かい合って住居表示をしたことがわかった。


因みに東京メトロ銀座線の開通は1936年だが、駅名は青山一丁目。しかし、当時は北側が赤坂青山北町1丁目、南側が赤坂青山南町1丁目であり、それぞれが1966年の住居表示で北青山1丁目と南青山1丁目となったのであり、『青山一丁目』という地名は存在したことがないのである。


ヤクルト戦の2つのデッドボール〜阪神ファンの戯言

2019-05-10 05:00:50 | 日記

ブロでもアマチュアでも野球にデッドボールはつきものである。5月8日ヤクルトvs阪神もデッドボールが試合の流れを左右した。1勝1敗で迎えた3戦目、お互いに12連戦の最終戦。譲れない攻防となり、6回まで阪神岩田は0に抑えていた。


まだ、投球も85球、2アウトランナーなし、ここでヤクルト3番の青木の頭にデッドボール、危険球退場となる。もちろん、それまでの経緯から遺恨ではない、完封ペースとはいかないが、投げ続けられシチュエーションである。ただし、阪神のリリーフは盤石で変わった守屋が山田をライトフライに抑える。一方、阪神は8回表梅野・木浪が作ったチャンスを代打糸原の三塁打で2点追加。ここまでは阪神ペース。

しかし、8回はヤクルトは1番からの好打順、その中で阪神は経験の浅い3年目の福永を投入。次の日に試合がないため、勝ちパターンの投手、ジョンソン-ドリスと行くのが定石なのに。やはりヤクルトはデッドボールを受けたけどは忘れていなかった。1番太田から5番雄平まで5連打、慌ててジョンソンを投入したが、押さえられず5対5の同点になってしまう。最後はお互いに2点ずつ取り合って引き分けにはなったのだが。

今の阪神は若い投手をこのタイミングで試す、そんなに余裕があるとはとても思えない。2軍で福永の成長を見ていた矢野監督は何とか使いたいと思ったタイミングだったのかもしれないが。私には空気が全く読めなかったとしか思えない、特にデッドボールがあり、危険球退場があったのだから。

実は4月17日の同じカードでも阪神が2対0で7回まではヤクルトを0に抑えていた。しかし、抑えの能見が不調で1死から大引、青木に四球、ここで慌ててジョンソンに変えたが、初球を山田の上半身にデッドボール(危険球退場とはならなかった)満塁となり、バレンティンにタイムリーを浴び、2点取られて引き分けた。この試合もデッドボールが試合の流れを大きく変えたのである。

1ヶ月前にも経験をしているにも関わらず、今回の継投策を組んだ阪神の首脳は猛省をすべきではないか。この1つの勝利を逃したことが10月に大きくなって返ってくるのだから。残念極まりない。

西利〜日本橋ランチグルメ

2019-05-09 05:00:27 | グルメ

長い連休も終わり、胃腸もお疲れ様。まあ、休みがあったらつい呑んでしまう性分なのでやむを得ないが、ランチくらいはあっさりとと出かけたのがCOREDO室町1の1階にある京漬物の名店『西利』がやっているお店。店の半分は売店なのだが、そこにある小さな京都料理店に伺う。

4人席と2人席、あとはカウンターのみ。しかし、店自体が一番奥にあるためか、比較的空いていて2階の四川飯店やB1の金子半之助のように混むことは少なく、静かな雰囲気。この2人席に座り、美味いお茶を一口飲む。そして漬物中心のメニューから『京漬物寿司点心』(1404円)を選択。

これは京漬物の寿司7貫に白味噌の味噌汁、さらにおかずが付いてくるもの。のんびりと待っていると意外に早く運ばれてきた。

綺麗に盛った漬物寿司は赤カブ、白菜、長芋、茄子、千枚漬、さらに柴漬けと壬生菜の軍艦巻き。おかずは大根の贅沢煮、白菜の浅漬けの山椒煮、ゴボウ、サーモンの大根巻きが付いている。ほぼ精進だが、サーモンが嬉しい。

何から食べようか迷うところだが、まずは赤カブ、甘酢がよく効いている。長芋はわさびが香るし、素材の味を味わえる。

また、おかずも皆優しい味で大根の贅沢煮は感動もの。その中でサーモンはやはり美味い。忘れてはいけないのが西京味噌の味噌汁、中身は湯葉と生麩。しっかりとした味わいに落とした辛子がよく効いていて、さらに味噌が濃いから中々冷めない。

量的にも十分、京都を口で堪能できました。こういうランチが一番贅沢かも。ご馳走さまでした。

西利コレド室町店
中央区日本橋室町2ー2ー1コレド室町1
0355421885




小さな庭の花たち

2019-05-08 05:00:08 | 日記

やはり春になると花が次々と咲いていくのを見るのが楽しみである。最初に咲き始めたボケと福寿草、先日買ったハナカイドウの花は散ってしまったが、これに続くのが2階のプランターに植えたスズラン。

数年前に亡くなった義父の家から持ってきたものだが、大した手入れもしないで毎年芳しい可愛らしい花をつけてくれる。


葉っぱが伸び始め、その中に埋まるように白い小さな花が房のように咲いている。顔を近づけで匂いを嗅ぐが香水のような甘い香りがする。


負けじと咲くのがハナミズキ、我が家のはやや濃い赤のものだが、一旦枯らしかけて慌てて先の部分を切ったら下の部分が2年ほどかけて復活。背は低いが毎年沢山の花を長い間楽しませてくれる。

(↑昨年の様子)

玄関先には寄せ植えがあるが、ゴールドクレストを数年前に植えて周りに花がつく植物を植えることにしている。昨年からはシクラメンとジュリアンを植えているが、1年草のはずのジュリアンもしっかりと根を下ろして、冬を越し、たくさんの葉をつけてはいるが、中々花がつかなかった。

(↑昨年の花、小さなカマキリが写っている。)
しかし、その葉のなかからヒマワリのように太い花柄を伸ばし、光を浴びるように双子の黄色い花を付けている。2つの花かなあとよく見てみるが、やはり背中合わせになってくっついて咲いているのだ。こういうのも珍しい。大した物はないけれど健気に咲く花は心を癒してくれる。

大型連休と阪神タイガース〜阪神ファンの戯言

2019-05-07 05:00:37 | 日記

ペナントレースがスタートして31〜33試合と序盤が終わろうとしている。しかもセリーグは巨人とDeNA以外は4月27日から12連戦の最中である。その中で阪神タイガースは最初はかなり心配していたが、連戦になってからかなり改善されつつある。

まず、勝敗を見ると巨人が19勝12敗でヤクルト、阪神と続く。しかし、27日からの10連戦だけを見ると阪神が7勝3敗、巨人・広島が5勝4敗1分だからその調子の良さが見て取れる。

原因は先発投手陣の頑張りが大きいことは間違いない。敗れた試合も4月27日は西が打たれたが1点差まで追いつくし、5月2日は岩田が大瀬良と投げ合ったが、最後ドリスが崩された。しかし、それ以外は青柳の完封、メッセの完投はもちろん、西、秋山、岩貞、才木と先発投手がほとんどで試合が作れている。さらに中継ぎが多少離されかけても粘って勝機を待つ姿勢が目立つ。勝ちパターンの投手のジョンソンが防御率0.00岩崎が0.96と秀でているだけでなく、負けパターンでも守屋、島本などの奮闘も目立っているのである。

また、打撃も近本、木浪の活躍は目立つが、最近の糸原、大山、上本の迫力が増してきて、さらに5月5日の福留の活躍。この日は調子は良くなかったが、必ずしも良くないがサヨナラホームランと決めるところで決めるベテランが嬉しい。

しかし、HRばかりでなく、6回の無死2塁で回ってきた際にきちんと右にゴロを打ち、進塁打としてその後のタイムリーで追いかけるきっかけを作った点もさすがの働きと私は感心した。さらにマルテも少しは使えそうな感じがするのも好材料。

しかし、不安な点も実はある。その1つは守備、5月5日DeNA戦、勝つには勝ったが、先発高橋遥が崩れた原因は内野の守備、エラー4つは頂けない。また、対戦カードも巨人には対戦が6戦全敗ということもある。これらは大きな課題ではあるが、とにかく平成最終日と令和初日に勝ったチームは阪神だけというのも誇らしい。珍しくしばらく阪神タイガースから目が離せない。

『へそまがり日本美術』展を見に行く

2019-05-06 05:00:46 | 日記

3月から開催していた面白そうな展覧会をようやく観に行った。そのタイトルが『へそまがり日本美術〜禅画からヘタウマまで』、場所は府中市美術館。

場所もよくわからないため、ネットで調べるとはっきり言って不便、京王線東府中駅から徒歩17分、府中駅からはバス便が複数。あまり道に迷うのも嫌だし、府中駅からのバスにする。コミュニティバスが1番便利で安いが30分に1本、待つのが嫌で先に来た遠いバス停から7分歩くことを選択。美術館通りのハナミズキが咲く道を550m歩いて無事に美術館に到着。


しかし、中に入ると異様な雰囲気。何と長蛇の列となっていた。やむなく最後尾につくが、それから延々と30分も待たされて入場。さらに拍子抜けたのは展覧会はそんなに混んでいない。国立美術館なら待ちなし、の程度。まあ、良心的なんだろう。

中に入ると初めの方は禅画がずらり、墨一色で書いた布袋や寒山拾得、達磨などみんな真剣に考えてみている。私もへそまがりだからなのかもしれないが、中学の頃の教科書にあったあの難解な寒山拾得が本当にわかっているのだろうか?それを真剣に見ている中高年の夫婦を見ている方がよっぽど面白い。

コーナーが変わり、応挙と蘆雪の犬が並んでいるあたりはかなり面白い。さらに小川芋銭の『山色新』と大きく字で書いた絵や銘の方が絵より大きい絵などだんだん面白くなってくる。ヘタウマと書いていたが漱石の絵はまさにその通り。

そのうち国芳が出てきて、次に糸井重里、蛭子能収。まあこんなものかなと思い始めた頃、注目を集めている徳川家光の『木兎』『ウサギ』、さらに息子の家綱の『鶏』などが登場。これらは見ているだけで笑ってしまうが、これらを下賜された大名は何と言ったのだろうと考えると余計に可笑しくなる。

村山槐多の『スキと人』、児島善三郎『松』は純粋に絵として感銘を受ける。しかし、その先はまた寒山拾得、達磨ばかり、こんなの何が面白いのだろう。祇園井特という人の書いた『お菊幽霊図』や蕭白の『後醍醐天皇笠置潜逃図』は目を引いたが、驚くほどのものはなかった。

多少収穫の無さにガッカリして、会場を後にしようとした時に観たかった絵を見ていないことにようやく気づく。たしか、『涅槃図』の筈と図録を辿るとようやく発見。実物は小さな掛け軸であったのだ。涅槃図であるから、お釈迦様が亡くなったことを色々な動物や龍、ワニ、魚などが嘆き悲しむ姿なのだが、これがその表情も含めて興味深い。

しかも釈迦や周りの弟子たちも顔が描かれておらず、さらに赤鬼ときてはやる気なさげにしゃがんでいる。何を描きたかったのかは分からないがとにかく面白い絵であった。私は学がなく、描いた風外本高という人も知らないが、作風は面白い。ただ、個人蔵のため、もう見る機会もなかなかないだろうが、この絵を見るだけに今日来た価値があったと思う。
この展覧会も5月12日まで、個人的には行って損はないと思います。

レストランヤマザキ〜市川ランチグルメ

2019-05-05 05:00:18 | グルメ

総武線市川駅を降りると山崎製パンのビルと大きな看板の山崎デイリーストアがあることに気がつく。山崎製パンの本社は現在は千代田区岩本町にあるが、飯島藤十郎が1948年に創業した山崎製パン所は市川市にある。

そのため、駅前に大きなビルを持ち、中には山崎デイリーストアの本社をはじめ、パン類の販売店、ベイカリー、食品スーパー、レストランなどが入っている。

今回は2階にあるレストランの『ヤマザキ』でランチを取ることにした。ヤマザキ春のパン祭り一色の1階からエスカレーターを上がると静かなレストランが2軒。ハイグレードなルミエールとスタンダードなヤマザキ、中に入ると店の人が席に案内してくれる。

メニューはランチメニューも含め洋食は大概揃っているが、チキンカレーとパスタセットで悩み、パスタセット(税込1480円)にした。というのも焼きたてパンが食べ放題であるからだ。

すぐにカップに入った野菜とベーコンのスープ、さらに焼きたてパンが3つ。小皿にはバター、オリーブオイル、ハチミツが並ぶ。パンはゴマ付、黒オリーブ付、普通のフランスパンの3種類、いずれも暖かい。スープはキャベツや玉ねぎ、ニンジンとベーコンをコンソメで煮たタイプ、野菜の甘さが溶け出して優しい味。

パンは珍しい黒オリーブ入りを食べるが、塩漬けのオリーブがアクセントとなり、オリーブオイルに付けるとこれだけで美味い。

そしてパスタ、サラダ、キッシュのプレートが登場。和風ドレッシングを選んだが、生鮮スーパーが地下にあるだけに新鮮、ミニトマトが甘い。


パスタはエビとあさり、春野菜のパスタで細いスパゲティー二。オーソドックスな味、ソースはパンに付けて頂く。キッシュも焼きたでほうれん草と卵、玉ねぎなどがふんわり香る。

気がつくとパンを食べ終わっていて、追加を頼むとレーズン入り、黒パン、ゴマ付きなど多数あるが、黒パンとゴマ付きを頂く。黒パンにハチミツを付けるとこれが美味い。やはりヤマザキはパンが得意なのである。やや、高いかと思ったが、十分な美味さとボリューム。最後の入れ立てのコーヒーも付いていて優雅なランチをいただきました。ご馳走さま。

ヤマザキ
千葉県市川市市川3ー9ー2サンプラザ2階
0473242788

1丁目1番地1号〜西麻布編

2019-05-04 05:00:33 | 日記

『1丁目1番地1号』その13。今回は東京メトロ日比谷線六本木駅で降りて東京メトロ半蔵門線青山一丁目駅を目指して歩く。いつのまにか六本木駅降りてすぐのところにあった麻布警察署が移転していてびっくり。このあたりで六本木通りを向かいに渡り、ヒルズを見ながら歩く。


すると六本木6丁目交差点に出るが、これを渡ったあたりが『港区西麻布1丁目1番地』となる。ちなみに六本木6丁目から1丁目までは地下鉄で1駅以上あるため、今回は断念。1号のポイントにあるのは宝飾品を扱う店のビル、三角形で特徴がある。


そのまま真っ直ぐにトンネルの方に向かうが、トンネルは車専用で歩行者は一旦左側の階段を降りる。すると下にも道があり、トンネルと思っていたが、横から見ると陸橋のようになっている。


今度はトンネル内を歩いていくと右手には新国立美術館、もうすぐクリムト展が始まるようだ。その先が学術会議、テクテクいくと首都高の南青山陸橋の下をくぐる。そして千代田線乃木坂駅。


その先は左側に青山斎場、青山墓地。そのため、外苑西通りは通称キラー通りなのである。このあたりにはオシャレなカフェやビストロ、寿司屋なども並ぶ。


すると右手に大きな空き地、その先は青山公園。セレブが高そうなイヌの運動をさせている。本当は放し飼いはしてはいけないのではと疑問を感じる。ただ、人は走っていないようではあるが。
(以下、次回)

東寺特別展に行く

2019-05-03 05:00:55 | 日記

連休という時間を持て余すタイミングでもあり、上野の東京国立博物館平成館で開催中の東寺特別展に足を運んでみた。東寺金堂に祀られている立体曼荼羅はもう10回以上見に行っているが、博物館展示の場合は前後からも見ることができるので楽しみにしていた。

展示であるが、第一会場の最初では『空海と後七日御修法(ごしちにちみしほ)』と題して密教の解説や五鈷杵・五鈷鈴などの空海が中国から持ち帰った法具の展示・説明などが中心。特に室内には後七日御修法の会場を再現して曼荼羅や十二天像、五大尊像の絵が並んでいてその様子がよくわかる。ただし、実際に行われる際には東寺灌頂院内で真っ暗な中行われているのだが。国家安泰や五穀豊穣を祈願する真言宗最高の儀式であり、その様子を垣間見ることができる。

さらに普段は観智院に並んでいる五大虚空蔵が本来の位置に置かれていて仏はもちろん、仏像が乗っている馬、象、獅子、金翅鳥、孔雀をよくみるとその表情まで解り、面白い。続いて『東寺の信仰と歴史』と題して十二天面、八部衆面など面や獅子・狛犬などが並んでいる。


第二会場に移ると『曼荼羅の世界』となって東寺金堂の仏像のうち、5大菩薩のうち4菩薩、5明王のうち不動明王以外の4明王、四天王のうち2天、吉祥天騎像と殆どの仏像をすぐそばで見ることができる。吉祥天は写真撮影も許されていて存分に楽しむことができた。


特に明王が人気でシバ神を踏みつけている降三世明王、力強く手をクロスさせている軍茶利明王、これ以上ない怖い顔の金剛夜叉明王などが人気があった。私個人的には大威徳明王の6面6臀6足の異様で厳しい姿が好きで水牛の顔の優しさと対比できてなかなか楽しかった。

もちろん、東寺でみるのも素晴らしいが、博物館でライトを当てて細かいところまで見れるのは楽しい。梵天が見れなかったのは残念だが、東寺のファンは是非来館されることをお勧めしたい。なお、休みの日でも3時以降であればそれほど混んではいない。ただ、閉館は5時であることもお忘れないように。


つきじ左光〜新富町グルメ

2019-05-02 05:00:27 | グルメ

以前、内幸町にいた頃から行っていた店にに『しんばし光壽』という名居酒屋がある。酒のレベルが高く、突き出しもかなりの種類がでてくるのでこれを食べてからつまみを頼むほど。その店の板さん夫婦が独立されてやっている店が新富町にある『つきじ左光』である。

なるほど、いずれの店もひらがなで地名、その後にいずれも光が入っている。行き方は築地駅からも新富町駅からも歩いて行ける。今回は日頃よりお世話になっている元同僚2人と飲みに来た。


ビールは地ビールのなぎさビールなど4種類とプレミアムモルツのため、まずはなぎさビールから。スッキリ爽やか、しかし、ビールが美味しい季節は嬉しい。しんばし光壽ばりのお通し3品、なすの揚げひたし、豆腐のウニあんかけ、酒粕で作ったディップ。私は茄子が気に入った。やはりもうすぐ夏になるかなと食べて実感。


酒に入るが、最初は九郎右衛門(長野県)、愛山の酒には目がない。単なる甘さではなく、最後の渋さが堪らない。ツマミは刺身盛り合わせ+わら炙りカツオ、塩で食べるカツオの香ばしさ、生にんにくは食べたいけど我慢はしました。他にもアジ、鯖、鰆、いずれも脂が乗って美味い。


2杯目はほしいずみ(愛知県)、知多半島の酒だが、芳醇な香りの良い酒。カリッと揚げた鳥の唐揚げによく合う。他にも筍と鶏肉の炊き合わせ、思ったよりしっかりした味噌味の煮物。

3杯目は黒松仙醸(長野県)の『こんな夜、鹿の声は弦のうなり』という酒。他にも『山椒魚』『雷鳥』などがあるが、この酒はフルーティで爽やかな柑橘系の香り。


4杯目は出雲富士(島根県)の無濾過生、しっかりとした濃い目の酒。これには青のり天ぷら。見た目よりサクッとして軽い。


さらに次の酒はラベルはあるが、何の酒だったのかは忘れた。確か高知県だったようなんだが。ツマミは豚角煮と大根、やはり若手と飲むと少しハード。


最後は墨廼江(宮城県)これは締めにはいい。キャベツのサラダとサッパリいただきました。そして、おかかのおにぎり、米もカツオも美味い。ツマミだけしかないが、それしかいらない私たち、満足いたしました。

つきじ左光
中央区入船3ー1ー5
05055947211