hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

龍水楼〜神田スペシャルグルメ

2019-05-21 05:00:55 | グルメ

懐かしい店を本当に久しぶりに訪れた。以前の職場にいた頃、それも最後に訪れたのは2003年だろうからもう16年ぶりにもなる。場所は神田小川町駅から歩いて5分ほどのところにある『龍水楼』という中華料理屋さんである。

実はこの店はランチは普通の中華料理屋さん、しかし、夜は予約専門の羊のしゃぶしゃぶ(シュワンヤンロー)を食べさせてくれる東京では数少ない店である。


ガランとした一階に入ると二階に案内され、6人で円卓を囲む。まずは前菜というか、4品の冷菜。砂肝、豆腐の干したもの、寒天、湯葉とセロリ、これを食べながらビールを飲むのだが、昔と全く変わらず、女将さんに追い立てながら食べる。


するとエビ団子の揚げたものが登場、胡椒と塩だけで頂くのだが、身が甘く、また、香ばしくて美味い。


ここで急いで残っている料理を取り分けてメイン料理を待つ。まずは10種類の薬味が登場、右からにんにく、生姜、豆板醤、腐乳、パクチー、ニラ、ネギ、芝胡醬、ごま油、紹興酒。並んだところで大きな火鍋が運ばれてくる、燃料は炭で、大きな火鍋は煮えたぎっている。ここでご主人登場、随分お年は召されたようだが、名調子は相変わらず。まずはタレの作り方、酢と醤油に10種類の薬味を混ぜて作ること、次に羊のしゃぶしゃぶが中国ではメジャーな高級料理であることなどの説明。

そして脂があまりない薄くスライスした羊肉が各自に4〜5切れ乗ったものが配られ、いよいよスタート。時が止まったようにあの時の旨さが復活、なんて美味い肉なんだろうか。アッサリしているのに旨味があり、これを好みの味付けで食べる贅沢さ。

他のメンバーも絶賛、肉の後には野菜、さらに水餃子、中華麺と続く。忙しいのが玉に傷かも知れないが、これでないと終わらない。次がお待ちかねのデザート、三不粘という卵のデザート。皿につかない、箸に付かない、歯につかないという不思議な甘味。簡単に言うと卵で作った暖かいスライムのような菓子である。

作り方は卵、デンプン、砂糖をラードでじっくり混ぜながら練っていくらしい。北京の居という店で出すのだが、そちらの方がかなり甘いのだそうだ。三不粘を食べるのが楽しみで有吉佐和子は中国に行ったエピソードも昔のままである。

さらに杏仁豆腐、こちらの杏仁豆腐は牛乳でなく、杏の種の中から抽出したもので作った本物。たしかに香りが違う。

そんなこんなで楽しい話を聞きながら2時間、いや、美味かった。そして伝説の湯島聖堂で修行をされたご主人が元気で嬉しかった。御馳走さまでした。

龍水楼
千代田区神田錦町1ー8
0332921001

オブジェを見ながら丸の内仲通りを行く(1)

2019-05-20 05:00:47 | 日記

5月初旬〜中旬は並木の葉もまだ若葉で美しい。丸の内仲通りも例外でなく、若葉の中をふらっと散歩。単に散歩するだけではつまらないので置かれているオブジェを見ながら、触れながら歩いてみた。

行幸道路を越えた丸ビルからスタート。すぐにオブジェ、色とりどりの土管や瓦などを積み上げたような作品。よくわからないが彩色がいい。


その先にはラグビーW杯日本開催を記念したオブジェ。まずは大きなラグビーボール、存在感大。ベンチに走り込むのが日本代表キャプテンのリーチマイケル。その隣にはなぜか頭にボールを乗せた忍者。


反対側のベンチにも2人の選手、これは中川家の2人であった。向かい側にはライオンのオブジェ、これは以前に紹介したことがあるが、愛嬌のある顔をしている。


通りを挟んで丸の内仲通りビルの前にはニワトリのオブジェ、今にも飛んで行きそうな勢い。丸の内二丁目ビル側の金属のオブジェはさらによくわからない。


もう一つの口紅のようなオブジェは『つくしんぼ』、色はすこし違うけど題名を見てなるほどと納得する。(以下、次回)


アジア料理菜心〜人形町ランチグルメ

2019-05-19 05:00:18 | グルメ

人形町周辺にはランチスポットがとにかく多い。これだけブログに書いてもなかなか種切れにならないのはすごいところ。もちろん、最近はチェーン店も増え、ケンフラ、てんや、ココイチが並んでいて一軒おいて富士そばなんて光景もある。しかし、これはあくまで表に面した場所で一本入ると個人経営の店がメイン。

今回お邪魔したのは『アジア料理菜心』というお店、ランチは中華料理屋さんである。この辺りにはなぜか街中華という店が多く、それなりに特徴がある。

ランチメニューは一品料理の定食が900円、麺・チャーハンは1000円、いずれもスープと搾菜が付く。今回はXO醬チャーハンをお願いする。
食べログで見ると『食べるラー油』が特徴らしく、スープ、搾菜と共に各テーブルにラー油が配られる。注文してからつくるので7、8分はかかるが、作りたてのチャーハンが登場。


まずはスープから、中華風コーンスープ。たっぷりあって美味い、しかもおかわり自由。よく喋る中国人のママさんはサービスがいい。手と同じくらい口も動くけれど。

チャーハンはかなりパラパラ、かといって水分が異常に少ないわけではなく、しっとり感も残っている。具材はひき肉、エビ、卵、ネギなど、XO醬の海鮮の香りがして大変おいしい。しかも結構な量。


せっかくなのでラー油をかけていただくが、ラー油の具材の食感もよく、良く合う。しかし、食べ進めるうちにかなり辛いことに気づかせてくれる。脂っこくなく、量は多いなと思いながらも完食。

隣の席の人が食べていた担々麺もかなり美味そうであった。ただ、常連は誰もラー油は使わない、かなり辛いからであろう。ご馳走さまでした。

アジア料理菜心
中央区日本橋人形町2ー7ー12
0336652201

1丁目1番地1号〜人形町編(2)

2019-05-18 05:00:00 | 日記

『1丁目1番地1号』人形町編の続き、日本橋小学校の前を水天宮方面に少し歩き、魚久の角を右に曲がるとようやく『中央区日本橋人形町1ー1ー1』に到着。現在は岡安商事という商品先物取引業者の東京営業所のビルとなっているようである。

ここから今度は小舟町に向かう。我が社の事務所もあるが、『中央区日本橋小舟町1番地』はみずほ銀行小舟町支店の隣、小舟町記念会館がその場所にあたる。


ちなみにみずほ銀行小舟町支店はみずほ銀行の前身の1つである富士銀行の創業の地である。詳しく言うと1876年に安田善次郎が国立第三銀行をこの地に設立、その後、いくつかの合併を経て富士銀行となり、2002年にみずほ銀行となったもので、記念のレリーフがある。


私もみずほの統合までは知らなかったのであるが、富士銀行の人にとっては小舟町支店はかなり有力な支店のようである。

小舟町のお隣は堀留町となる。こちらの『中央区日本橋堀留町1丁目1番地』は堀留児童公園の北側に位置し、中央区立日本橋保健センターが立っている。


このビルの中には保健センターの他に老人介護施設、児童園、区民センター、町民会館、保育園なども入居している。

神代植物公園を歩く〜バラを鑑賞

2019-05-17 05:00:32 | 日記

深大寺を後に坂を上って神代植物公園に入園する。ちょうどバラが最盛期で「春のバラフェスタ」が開催中のため、バラの説明ツアーやコンサートなどが企画されていてバラ園は大変な賑わい。


とにかく400品種5200株のバラが咲いていて、バラ園自体がかなり広いため全てを見尽くす訳にもなかなかいかないが、神代植物公園の名前を冠したバラクイーン オブ 神代が真っ赤な花を咲かせていた。


赤、ピンク、黄色、紫、白など色とりどりの花を楽しんだ。


隣には芍薬・ボタン・シャクナゲ園があり、今は芍薬が見頃。シャクナゲも少し残っていて美しい。園正面入り口にはナデシコが植えられいて、中々見ることのない濃い紫の花もあった。


園内をブラブラしていると今の季節は木、特に高木に花が付いているのをよく見る。まずはカルミア、星型の白い花を付けているがこんなに背の高いものを見たのは初めてであった。


さらにベニバナトチノキのピンクの美しい花。寒緋桜の小さなサクランボ、極め付けはユリノキの花である。


ユリノキは10m以上にもなる樹木だが、学名のtulipiferaはチューリップを付けるという意味で、その通り黄色いチューリップのような可愛い花をつけるのだが何しろ高いところに付くため中々見るのは難しい。

やや時間がなくて駆け足とはなったが、存分に花を楽しむことができた。

うな正〜神田ランチグルメ

2019-05-16 05:00:32 | グルメ

休み明けは疲れが残っている。そんな時にちょうど神田で昼飯となったので今日は天丼ではなく、うな重にしてみた。

贅沢なとは思われるだろうが、神田では下は500円から鰻を食べることができる。ただ、やはり海外産はやや大味という御仁には今日行った『うな正』がおススメである。

神田駅西口から少し行った通称うなぎ横丁の入口近くに店はある。隣で焼いていて1階は8席のみ、今日は満員のため2階の座敷に通された。最安値はうな丼(980円)だが、今日は2切れ乗ったうな重(1350円)にする。

頼むと5分程度で到着、山椒とタレは置いてあるので掛けることにする。あまり甘みが強くないさっぱり系のタレを掛けてうな重を掻きこむ。

お汁とキューちゃんが付いてくるが箸休めにしながら食べていく。脂ののりは普通だが、やはり香りが違う。

これから暑さも厳しくなる中で重要なスタミナ源であるうなぎ、周りのおじさん達も話をしていたが、3000円のうな丼はキツイが、この値段ならたまには来れるなあという会話があちこちから。そのとおりである。疲れた時にはち食べに来たいものである。ご馳走さまでした。

うな正
千代田区内神田3ー11ー1
0332569288

深大寺散歩

2019-05-15 05:00:23 | 日記

毎年GW恒例の深大寺散歩は混雑を避けて翌週にした。これは混んでいることもあるが、バラの最盛期に合わせたこともある。

深大寺に昼前に到着、まずは腹ごしらえと蕎麦を食べに行く。前を通過した店はまだまだ空いた席があったため、大して急がずに行ったが、いつも行く大師茶屋には長い列ができている。蕎麦屋も店によってこれほど違うとは、やむなく15分程度待つ。

この店はいつもはあまり混んでいないが、相席にしないため、中はゆったり。いつものようにみそおでん、大ザル、たぬき蕎麦を連れ合いと分け合って食べる。


ざるそばの方はまだ水も冷たく、キリッと締めた蕎麦の喉越しがいい。たぬき蕎麦の方は甘めのツユが好みで夏でもつい食べてしまう。バスで来た時はみそおでんはいいつまみだが、お茶でも十分美味い。


蕎麦屋を後に深大寺にお参りする。門前は蕎麦屋とお土産屋、団子屋などがひしめいて混んでいる。


ナンジャモンジャの木は白い花は終わっていて若葉が目に眩しい。まずは本殿にお参りした後、御朱印をいただくが、こちらも20分待ち。


それならばと元三大師堂の方に歩く。今日はお堂の中にも入れるため河鍋暁斎の書いた龍でも見ようて上がるが、よくわからず。珍しい陶器で出来た達磨を触ることにした。


そのあと境内をウロウロ。元三大師や千手観音の小さな石像を見つけて楽しむ。ようやく御朱印もできたので、お寺を後にして植物園に入ることにする。(以下、次回)

彩雲

2019-05-14 05:00:31 | 日記

5月11日14時過ぎに西の空を見ていたら虹のように7色に空が光っている。切れた虹かなあと思ってよくみてもその雲だけが綺麗に光っている。思わず写メでパシャり。

調べてみると「彩雲」という現象らしく、太陽の近くを通りかかった雲に含まれる水滴がプリズムのように回析し、その度合いが光の波長により違うため生ずるものとある。簡単に言うと虹と同じ原理でありふれた現象らしいが、私は生まれて初めて見たような気がする。

彩雲は景雲・慶雲とも呼ばれ、吉兆とされる。仏教では寺院の落慶、入仏開眼法要時に「五色の彩雲」などと呼ばれる、よく発生する現象と呼ばれている。
いいことの前兆ならば嬉しいこと、いいものを見せてもらいました。自然に感謝。

1丁目1番地1号〜人形町編(1)

2019-05-13 05:00:21 | 日記

『1丁目1番地1号』その15。今回は人形町周辺を散策する。人形町駅を降りて隅田川方面に歩く。この辺りは江戸時代は玄冶店と呼ばれた場所で格式の高い料亭『濱田家』が今もある。通りを挟んだ先は日本橋富沢町と地名か変わる。

目の前にNTT茅場兜ビルという大きなビルが出てくるが、ここが『中央区日本橋富沢町1ー1』である。


その先は江戸時代には浜町川が流れていた跡が浜町緑道として残されている。ここにかかっていた橋が小川橋、そして小川橋の石碑も残されている。

明治19年に馬喰町でピストル強盗が発生、この地で久松署小川巡査と格闘となり、重傷を負いながら逮捕した。しかし、その後、この傷が原因で亡くなったのだが、その名前を残すべく「小川橋」としたのである。


その石碑があるのが久松小学校のとなりの児童公園、ここが『中央区日本橋久松町1ー1』なのである。
大通りを反対側に渡り、しばらく歩くと人形町通りに面したクラシカルなパチンコ屋さんの隣に出る。これを渡り、まっすぐ行くと日本橋小学校の立派な建物が見えてくる。


日本橋小学校は明治5年創立の十思小学校と明治33年創立の東華小学校が平成2年に統合、旧東華小学校の敷地に作られたのだが、実はこの地はかつて西郷隆盛が下野するまで住んでいた屋敷跡である。

ただ、残念ながら日本橋人形町1丁目1番地ではあるが、住所は『中央区日本橋人形町1ー1ー21』なのである。(以下、次回)

ななお〜人形町ランチグルメ

2019-05-12 05:00:52 | グルメ

人形町のランチは色々な店に行っているが、ふつうに美味しく、落ち着いていて、ゆっくり食べられる店もある。穴場というほどではないが昼時も大概席はある、大通り沿いにあるのにとは思うが、実はサイボーというビジネスホテルの1階の食堂であるからだ。

店の名前は『ななお』、看板もちゃんとあるが目立たない。しかし、メニューはランチでも色々とあり、その中でおススメなのがななお御膳(税込980円)。これはマグロの中落ち、冷奴、漬物、味噌汁、ご飯にメイン料理が日替わりでつく。三元豚の生姜焼き、トンカツ、メンチカツ、特製アジフライ(2尾)などである。


今日は特製アジフライの日であった。まずはお茶、5分ほどで御膳が登場。暑くなってきたので冷奴は嬉しい。サービスでつく程度よりは豆腐が大きいのが嬉しい。

マグロの中落ちも大変美味く、ご飯に乗せればいくらでも飯が食えそう。

メインのアジフライはちょうどいい15cmほどが2尾、刻みキャベツもたくさん添えられている。パン粉は細かく、マヨネーズ、辛子、ソースが添えられいる。揚げたてでカリッとしていて中はしっとり、これが中々美味い。

もちろんテーブルに常備されている醤油もいい。相席もなく、ホテルだけに店の人も感じがいい。もちろん、ご飯のおかわりも可能だが、1杯にしておく。ご馳走さまでした。
ななお
中央区日本橋人形町3ー3ー16ホテルサイボー1階
0336395282