hokutoのきまぐれ散歩

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ふうれんでエスカロップを食す〜人形町ランチグルメ

2020-07-20 05:00:00 | グルメ


『エスカロップ』というメニューを知っていますか?唐突な質問ではあるが、もう30年以上前になるが、エスカロップを釧路だったか、根室だったかの喫茶店で食べたことがある。あまり記憶は定かではないが、当時はケチャップライスの上にトンカツを乗せ、上にドミグラスソースを掛けたランチだったように覚えている。

エスカロップがなんと人形町で食べられるとす知り、早速お邪魔した。店の名前は『ふうれん』、根室近くの風連沼から取った名前だろう。店は根室料理の居酒屋でランチメニューはザンギ、鮮魚のミックスフライ、焼き魚などと共に『エスカロップ』(980円、税込)もあるのだ。

11時45分頃だったが先客はおらず、カウンターの端に陣取る。短髪のおじさんが『今日の焼き魚は鯖だよ』と教えてくれたが、すぐに『エスカロップ』というと厨房にそれを伝える。

すぐに揚げ油の音が聞こえ、5分ほどでエスカロップ登場。ほかに味噌汁、漬物、ドミソースが付いてくる。ドミソースを揚げたてのトンカツにかけて食べ始める。カリッと揚がったカツに本格的なドミソースがよく合う。

ライスは竹の子入りのバターライス。ケチャップライスではないが、さっぱりした味に濃い目のカツがよく合う。サラダも千切りキャベツ、トマト、きゅうりがたっぷり。



ボリュームは十分、私の次のお客さんもエスカロップにビールを注文、なるほどビールにもよく合う味である。

日本の最東端にある根室発祥のエスカロップ、フランス語で『薄切り肉』の意味らしい。同じように日本の最西端・長崎には『トルコライス』、これもよく似た食べ物のように感じる。こんな事を言うと地元の人には叱られるかな?ご馳走さまでした。(因みにトルコライスはチャーハン、パスタ、トンカツ、つまり中国、イタリア、日本の名物を同居させたため、欧州とアジアを繋ぐとの意味でトルコライスとなったようですが。まあ、ワンプレートという意味では私には同じように感じます。)

ふうれん
中央区日本橋人形町2ー30ー5
0356416667