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hokutoのきまぐれ散歩

ブログも12年目、4000日に到達。ネタ探しはきついけどまだまだ毎日更新を続けるつもりです。

ビストロクレアンテ東京店〜東京駅ランチグルメ

2023-01-21 05:00:00 | グルメ
東京駅一番街にはキャラクターストリートがあり、まだお正月休みの親子連れで混み合っている。この辺りを通るたびに感じるのは店による繁閑の差。昨年あたりから『ちいかわ』が1番人気、私がよく行く『すみっコぐらし』『うさまる』なども混んでいるが、某熊のキャラクターや新たに売り出し中の某ウサギのキャラクターなどは閑古鳥。漫才師やブランドなどと同様に可愛らしいが厳しい世界である。

そんなことをしているうちに井の頭五郎のように腹が減った。ラーメンストリートもあるが、今日はカレーの気分。お好み焼き、シウマイの店、白エビとノドグロの郷土料理の店などあるが、今日はカレーと探す。ようやく『ビストロ・クレアンテ』という店を発見。狭いほぼカウンターのみの店、入口の券売機前で悩む。カレーは大きく分けて2種類、『新宿C&Cカレー』と『欧風カレー』。

券売機の写真では『黄色』と『茶色』の違いのようである。少し急いでいたこともあり、一番安い『C&Cポークカレー』(580円)の食券を券売機で購入、カウンターに座る。

1時半近いにも関わらず5人ほど先客がいるが、皆カレーがきているので安心して座って待つ。

予想通りすぐにカレーが到着。カウンターが高いため一度立ち上がってカレーを取らなくてはならず、お客のことをあまり考えていない設計となっている。

また、殆ど具がないのは想定内だが、添える福神漬が補充されておらず、入れ物の底の方からスプーンで全てを掻き出し、ライスの横に据える。味は明大前のC&Cと全く同じ、昔ながらの黄色いうどん粉カレー。でも辛味も効いていて決して嫌いな味ではない。子供の頃には欧風カレーなどなく、こういった味で育ったため、かえって好きな味である。

しかし、ご飯の炊き方がなっていない。どこからか持ってくるのかもしれないが水分量が多すぎて柔らかすぎる。ルーをかければ同じと言わんばかりの柔らかさ、残念である。急ぐ時の腹の足しなら何でも同じとは思っていないが、少し疑問を感じたカレー屋さんである。

隣の若いお姉さんがチキンカレーの大盛を注文していたが、そのご飯の量には圧倒された。ご馳走さま。

ビストロ・クレアンテ
千代田区丸の内1ー9ー1東京駅一番街B1
0362063848

史跡田名向原遺跡公園を歩く

2023-01-20 05:00:00 | 古墳
『古墳と遺跡巡り』相模原編。相模原に車で行く機会があったので10kmほど車を走らせて『史跡田名向原遺跡公園』に行く。

電車の最寄駅はJR原当麻駅、相模川のすぐほとりで近年は圏央道相模原愛川ICから2km程度と便利なところにある。

駐車場はないが、公園の奥は休日は殆ど車も通らず、少し停めさせて頂く。公園は三角形の形をしていて主に旧石器時代の住居遺構が発掘されている。旧石器時代(2万年〜1万8000万年前)から縄文、古墳時代までの複合遺跡である。土地区画整理事業に伴い1989年から発掘調査が行われ、直径10mの範囲を川原石で囲んだ旧石器時代の住宅遺構が発見された。

柱穴12基、囲炉裏跡2基が確認され、その内側には石器製作の際に出る剥片や母岩などが見つかった。これは旧石器人が石器加工の工房として利用していたことが推定される。



石器の実物はすぐそばにある『旧石器ハテナ館』に展示されているが、黒曜石を加工して作った鏃や尖頭器が500個、加工した際にでた剥片2000点が確認されている。不思議なことに黒曜石はこの辺りでは採掘されず、長野県や伊豆半島、箱根産のものが使われているのだが、これは当時から遠隔地との交流も推定される。また、当時の住居を推定復元したものを見たが、まるで大型テント、完成度も高い。



公園内には竪穴式住居(復元)があるほか、谷原古墳群の第12号墳の移築古墳があり、また、この地に谷原第13、14号墳の埋め戻し跡も残されている。



1号墳は道すがら通ったポンプ場にあった。この古墳群は7世紀頃に作られた円墳である。また、古墳から見つかった副葬品は旧石器ハテナに飾られていた。



遺跡のあるこの場所は川沿いで平坦な土地は住みやすかったのかと感じる。それにしてもそんな昔に石器を工房で作り、離れた土地との交流があったことなど、自らが学んだ日本の歴史とはかなり違う印象を受けた。




東京メトロ全駅スタンプラリー〜千代田線③完乗

2023-01-19 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その186、『東京メトロ全駅スタンプラリー』千代田線③。

今回は霞ヶ関駅からスタート。霞ヶ関駅は日比谷線で既に押印済。意匠は法務省の赤煉瓦の建物である。



国会議事堂駅は溜池山王駅(南北線、銀座線)とも繋がっていて広く、深い駅。特に千代田線ホームは何と地下6階にあり、これをエスカレーターで4回乗り継ぎ何とか改札口に到達。3番出口横にポスター、階段ではないためマシではあるが、遠い。

スタンプのデザインはやはり国会議事堂である。

赤坂駅はTBSに向かう改札口を出て右の1、2番出口に向かうとすぐにポスターを発見できる。



スタンプは赤坂氷川神社である。

乃木坂駅は綾瀬よりの改札口の内側にポスターが掲示してある。新国立美術館とは反対側に行かなくてはならない。



スタンプのデザインはその新国立美術館である。

表参道駅は半蔵門線の際に押印済。スタンプは表参道の風景である。

明治神宮前駅はJR原宿駅との連絡口から出たところにある駅事務室の横にポスターを発見。



スタンプの意匠は当然ながら明治神宮の本殿である。

最後は代々木公園駅、というのは代々木上原駅は小田急電鉄のものだから2駅を代々木公園駅で押印できる。後ろよりの改札口を抜けてすぐのところにポスターが2枚並べて貼ってある。



スタンプは代々木公園駅が地下にある代々木公園留置線、代々木上原駅は東京ジャーミー(トルコ文化センター)が描かれていた。



代々木公園駅は千代田線で最も乗降客数の少ない地味な駅ではあるが、1972〜1978年までは千代田線終点であった時代もあり、代々木公園の地下には10両編成×8本の巨大な留置線があることはあまり知られていない。



終点は代々木上原駅、小田急線との接続駅である。

これで半蔵門線、銀座線に次いで3路線目を完乗。よく考えて見ると降りたことの無い駅は無かった。




天丼・らぁ麺 ハゲ天〜銀座ランチグルメ

2023-01-18 05:00:00 | グルメ
銀座に挨拶回りに行った際に晴海通りを歩くと大きな看板に『ハゲ天』とある。手前を左に曲がると昔あった場所に改装された店がある。以前の店は普通の天丼屋さんだったが、改装後は『天丼、らぁ麺』と2枚看板でやっている。


店の前にはメニューがあり、1番上には『天丼+らぁ麺 1540円』とある。他にも『上天丼+らぁ麺』『かき揚げ丼+らぁ麺』といった組み合わせメニューが並ぶ。さすがにこの2つは重いと券売機で『天丼』(1050円)の食券を購入した。




店内は大きなコの字カウンター、天井は高く、BGMはジャズと外国人を意識したような店づくり。両サイドにはアクリル板があるが、ゆったりとした席配置である。
注文を受けると奥の厨房で2人のコックが腕を奮う。人の数の割には広い厨房、外には客待ちの椅子もあり、昼時は混むのかもしれない。

注文してから7分ほどで天丼としじみの味噌汁が到着。蓋を開けると賑やかなラインナップ。海老2本、メゴチ、シシトウ2本、さつまいも、海苔、半熟卵が乗っている。『半熟卵は黄身が飛び出るので気をつけて』とアドバイス。

まずは半熟卵から頂く。慎重に真ん中あたりに箸で切れ目を入れ、頂く。しっかり味が入っていて美味い。野菜や海苔も美味いが、特に海老は身がしっかりしていて身が甘い。ただ、乗っている天ぷらの量に対してご飯が絶対的に少ない。


味噌汁はしじみの赤だし、こちらも美味い。どうしても小さなしじみの身を全て食べないという貧乏くさい性分は治りそうもない。テーブルの上には紅生姜、少し入れたが、市販のものに比べてやや塩分薄めであった。



この量ならラーメンがあっても楽しめそうだが、取り合わせがいいのかどうか、思い切って次回は挑戦してみたい。ご馳走さまでした。



天丼・らぁ麺ハゲ天
中央区銀座5ー6ー7
0332898910


兎(卯)の付く駅

2023-01-17 05:00:00 | 鉄道
『鉄道シリーズ』その184。干支つく駅について毎年書いてきたが、動物の種類によって数はかなり異なる。馬・駒(午)年は高田馬場駅、駒込駅、駒場東大前駅駅などたくさんあるが、例えば羊(未)年などは一つもない。少なくとも日本国内にはないのである。やはりその動物が日本で親しみあるか、近くにいたかなどが関係あるのかもしれない。



昨年は虎ノ門、虎ノ門ヒルズ駅(東京メトロ)や虎杖浜駅(JR室蘭本線)、古虎渓駅(JR中央線)、幾寅駅(根室本線)とそれなりにある。

今年の干支である兎(卯)はあまり多くない。『兎』が付くのは山形県を走る山形鉄道フラワーライン長井線の『白兎(しろうさぎ)』駅のみ。この路線は旧JR長井線(赤湯〜長井〜荒砥、30.5km)が3セクに転換したもので転換後に利便性確保のために4駅を増やしたうちの1駅。

2017年の1日平均乗降客は15人の無人駅。名前の由来はこの駅の地名が南陽市白兎から来ている。話題の駅長は白うさぎの『もっちい』とのこと。いつもいるわけではないらしい。

『卯』が付くのはJR予讃線の駅で愛媛県西予市にある。駅は歴史的建造物である開明学校(西予市所在の1882年創設された四国で最も古い小学校)に似たフォルムに1988年改築された。

特急停車駅で西予市の中心駅だが2021年に無人駅となった。

実は最初の写メにある『卯原内駅』にも卯は入っていたが、既に北海道の勇網線は1987年に廃止、駅も跡地が卯原内交通公園として残されている。このスタンプは1972年鉄道100年を記念して東京駅前の大丸デパートなどで開かれていたイベントで押印したもの。懐かしいDJ印である。以上3駅しかない『うさぎ』のつく駅でした。

家寳 跳龍門〜銀座ランチグルメ

2023-01-16 05:00:00 | グルメ
お取引先から銀座の中華料理店のランチ券を頂いた。たまに夜、銀座に行くことはあるが、優雅にランチ頂く機会など滅多にない。元松坂屋銀座店は銀座SIXとして洗練されたファッションと食材のビルとして開店したのが2017年4月、もう5年になるが足を踏み入れるのが2回目、前回はお取引先の高級洋菓子店の様子を見に行った時以来である。

銀座SIXというくらいだから銀座6丁目、銀座通りに面していて交通の便もいい。12時に予約したので時間通りに行くが、思いの外空いている。エスカレーターで6階に上がる。お店の名前は『家寶 跳龍門』、調理場が外から見える設計である。ネット情報では元福臨門の料理長がトップを務めるお店だけに期待大である。

予約をしていたからなのか、奥の方にある4人でも広い席に通してもらい、ドリンクを聞かれる。せっかくだからと生ビールを1杯ずつ、あとは料理を待つのみ。



まずは前菜3種、魚(鰤)の燻製、釜焼きのチャーシュー、湯葉で肉を巻き揚げたものの3種類。魚の燻製はよく鯉で作る燻鯉(くんゆい)に似た風味。しっとりしているチャーシューは至極の美味さであった。



続いて春巻、ウスターソースに似たリーペリンソース(英国風)が付いてくる。そのままでも筍や椎茸、細切り肉などが入った餡の旨みで十分、しかし、リーペリンソースを少し付けるのも面白い。



大根餅は素朴な料理ながら、蝦の風味が味をよく引き立てている。3種の点心はエビ餃子のつるんとした食感もいいが、ニラ餃子が1番美味かった。

スープの蒸し物には椎茸、青梗菜が入っているが、これだけ複雑な味は久しぶり。滋味あふれるとはこう言ったことなのだろう。
帆立貝の蒸し物は僅かに火を入れ、蝦のソースがかかっている。帆立貝の甘み、エビの塩味、柔らかさと香ばしく歯応えのある食感の調和、1番美味かった。最後は白湯麺、こちらもスープの旨さには脱帽である。



ランチなのに杏仁豆腐と焼菓子2種のデザートは充実。このランチを1時間ほどかけてじっくり味わうことができた。


サービスももちろん言う事なし、普段5分で蕎麦を啜っているのとは大違いのランチであった。
家寳 跳龍門
銀座シックス6階
0362645688



東京メトロ全駅スタンプラリー〜千代田線②

2023-01-15 05:00:00 | 鉄道
 『鉄道シリーズ』その185。『東京メトロ全駅スタンプラリー』千代田線②、今回は千駄木駅からスタート。
この駅より文京区に入るが、この辺りは坂道巡りで何回か来ている。ポスターは団子坂方面改札の外で発見。



スタンプは団子坂かと思いきや、森鴎外記念館、かつては鴎外記念図書館の後に作られたものである。

根津駅は根津交差点改札口の内側、すぐにポスターを発見する。



スタンプはやはり根津神社、歴史は古く、創建は1900年前日本武尊が千駄木に創健、太田道灌が社殿を寄進したと伝えられる古い神社である。

湯島駅は湯島天神よりの改札を出て、少し通路を歩き、駅事務室の横にポスターを発見。



スタンプは当然梅の花の縁取り、湯島天神に合わせて合格の絵馬と鶯がデザインされている。

新お茶の水駅は深く、お茶の水駅寄りの出口からは有名な長いエスカレーターを登り、改札口を出た正面にある駅事務室の横にポスターを発見。



有名な建物が多い(ニコライ堂、湯島聖堂など)の中でスタンプには神田明神が描かれていた。江戸総鎮守だからかな。だけど、根津神社、湯島天神、神田明神と神社の多い路線である。

大手町駅は半蔵門線で押印済、江戸城大手門が描かれたスタンプである。




二重橋前駅は副駅名に丸の内とあるくらいで東京駅丸の内口からほど近い。また、上がったところは丸の内仲通りで暮のイルミネーションが美しい。


ポスターは大手町よりの改札口を出て戻るように歩いたところにある。スタンプも駅名通り、皇居二重橋が描かれている。

日比谷駅は日比谷線で押印済、あと8駅で完乗である。(以下次回)

スプーン〜国分寺ランチグルメ

2023-01-14 05:00:00 | グルメ
多喜賀通りを歩き、坂を降り、坂を上るともう国分寺駅近くに出る。昼を過ぎたのでランチの店を探すとちょうど『欧風カレーの店 スプーン』を発見、早速入店する。

外のメニューも豊富で何にするかを悩んでいると店の人に『おすすめはサバとひよこ豆のカレーとプレーンカレーのあいがけ。サービス品はやわらか牛タンカレー、普段の90円引で1000円ちょうどです。』と言われ、素直にタンカレーをお願いする。因みにタンカレーは初体験である。



カレーだからということもないが、ほぼ待ち時間なしでカレーが到着。皿は大きくはないが、高さが高く、盛りがいい。合わせて福神漬がボトルで登場。缶入りのギャバンのスパイスも置かれた。



カレーにはたっぷりの牛タンが乗っている。丁寧に数えた訳ではないが、10切れくらいかな。合わせてほうれん草も煮込まれており、仕上げにフライドオニオンがかかっていた。まずは一口、欧風カレーらしい上品なスパイス、マイルドな味付けは安心して食べることができる。ただ、食べ進めるに従って、結構辛味を感じるようになる。

福神漬を食べ、味の変化を楽しむ。更なる味変とギャバンのスパイスを『黒胡椒』と思い込み、振り掛けると何と赤い。よく見ると『カイエンペッパー』なのである。つまり、一味を振ったのと変わらず、一気に辛味は増す。もちろん、辛いのは好きな方だから、問題はないが、トータル辛口となったカレーを汗をかきながら頬張る。

周りの人たちは皆サラダや飲み物を頼んでいるが、辛味が強いからかもしれないと勝手な解釈。単純なようで奥の深いカレーをゆっくり頂きました。牛タンカレーは最高です。ご馳走さまでした。





欧風カレー スプーン
国分寺市南町3ー4ー11
0423015405

武蔵国分寺跡と周辺を巡る④〜お鷹の道

2023-01-13 05:00:00 | 日記
武蔵国分寺跡資料館の前は『おたか(お鷹)の道湧水園』という施設。池があり、その池を満たしている水が奥から湧いている。湧水のポイントが示されているが、少し遠く、水が湧くところは確認できなかったが、手前の水路には綺麗な水が流れてきている。

長屋門をくぐると小川が流れ、これに沿って左の方に道が続くが、これが『お鷹の道』。



由来は江戸時代に国分寺が徳川御三家尾張藩の鷹狩りの狩場であったことに由来する。この川が野川で多摩川と合流、東京湾に流れ込んでいる。



細い道だが、カフェや昔ながらの蔵、そこで野菜を売る店があり、武蔵野の原風景を見ることができる。



しばらく進むと左に曲がる道が出てきて『真姿の池』とある。右側に小川が流れる道を行くと左側に真姿の池が現れる。



そこには底まではっきりと見える池、鯉が放されているが、本当によく見えるのに驚く。



この池には伝説があり、『847年絶世の美女と言われた玉造小町は皮膚病に冒され、容色を失い、治療をしたが、効果もなく、変わり果てた己の姿に御仏の慈悲にすがってもと国分寺を訪れた。薬師如来にぬかづいて一心に祈り続けたところ21日目に童子が現れた。小町を池の畔に誘い、この池水で身を洗うべしと言って童子は姿を消す。小町は言いつけを守り、言われた通りにしたところ7日目で元の美しい姿を取り戻した。』と語り継がれている。池の水の美しさを見ていると童子の言葉を信じた小町の気持ちもわかるような気がした。

この池は国分寺崖線の下にあり、坂道が現れた。そのまま行くと再び国分寺公園が現れ、敷地に沿って多喜賀通りに突き当たるのでこれを右に曲がり、国分寺駅を目指した。




深大寺そばを頂く〜大師茶屋にて

2023-01-12 05:00:00 | グルメ
深大寺でのお参りを済ませてから深沙堂にお参りし、大黒天・恵比寿天の大きな石像の前を行く。



パス通りを右に曲がると水車小屋、今は動いていない。小川が流れているが、とても東京近郊とは思えない綺麗な流れに心癒される。



その先に深大寺そばを食べる際に寄ることにしている『大師茶屋』がある。昭和38年創業の老舗で駐車場も完備、いかにも茶屋という雰囲気もいい。

店の周りにはまだ11時半というのに順番を待つ人が多数、慌てて自分の名前を書いてくるが、前には14組も待っている。
店の入口に席を見つけてのんびり待つことにした。ちょうど背中から冬の日差しが心地よく、うつらうつらしそうな気分。相席にはしないこのお店でも12時には席に着く。



注文はまずは味噌おでん、茹でたこんにゃくに甘味噌がかかったシンプルな一品。本来ならばビールのあてとなるが、車なのでそこは我慢。でもほっこりして美味い。

私はいつものたぬきそば、この店の蕎麦はもちろん手打ちでかけそばにしてもしっかりコシがある。甘めのツユにたっぷりの揚げ玉、七味を掛けて頂く。冬はもちろん、夏でも頂くことにしている。

相方はざるそば、やや硬めかもしれないが、しっかりとしたコシ、喉越しの良さがなんとも言えない。いつものとおり、2つの蕎麦をシェアしながら頂く。蕎麦の味はもちろん、窓から見える風景にも癒されるスポットである。

蕎麦湯を頂き、帰りには無料の揚げ玉をもらい、早めにお店は出た。何しろ外にはたくさんの人が待っているからである。ご馳走さまです。
大師茶屋
調布市深大寺元町5ー9ー10
0424825407


PS.大師茶屋を出てパス通りを歩き、山門に向かう角に鬼太郎茶屋がある。列ができているので立ち止まり様子を見ると『妖怪ぐるぽん』という機械が置いてある。

くじ引きみたいなものだが、ハンドルを右に10回回すと機械が発電し、その電力を使ってルーレットが回る仕組み。

男の子が挑戦していたが、300円支払ってハンドルを回す。機械音がして1〜4等にランプがつくのだが、残念ながら皆4等賞のノートだった。