outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

日本海から太平洋

2008年08月28日 21時03分29秒 | 日本三百名山に登る旅
昨日、今日と富山県の自慢「立山」と「剣岳」に登っていました

昨日のことです。

朝の二便(6時20分)のケーブルカーに乗って美女平まで行き、そこでバスに乗り換えて標高2千4百50メートルほどのところにある「室堂平」到着

青空が広がって途中のバスの窓から薬師岳や大日岳を見ながら上がって行きました

バスを降りるとすぐ前に今太陽を押し出したばかりの立山連峰が逆光の中で黒々と聳えていました

先ず目指したのは「一の腰」

一の腰は峠みたいになっていて、そこに上がると黒部ダムのある側(後立山)方面が見渡せるようになるんですが・・・

上がってビックリ

なんと北アルプスでも端の方にある槍ヶ岳から笠ヶ岳、うっすらと乗鞍まで見えていたんです

そこから少し上がった雄山から写した写真を今日はアップします

見てください 右の端に見えるのは薬師岳です。そこから少し左に特徴があって解り易い先が尖った笠ヶ岳があります

左の端にもっと先が尖った槍ヶ岳もみえています

もう少し左で写真には写っていませんが遠くに雲から頭を出している「富士山」も見え、南アルプスから八ヶ岳、浅間山と目の前の後立山連峰の後に見えていたんです

立山は富山県にあって日本海に面した山です。 一方富士山は山梨県の人は怒るかも知れませんが太平洋に面した山です。

それは・・日本海から太平洋を見ている感じなのです

日本は長いけれど幅が無いと言うのが実感できます。

山に登っていると徳島の山から大山が見えたり、思わぬところから白山が見えたりしますが・・

いずれにしても視界は良好申し分なし

機嫌よく大汝山、真砂、別山と進み別山乗越から剣山荘に宿をとりました

ところが・・・山小屋に入った時にはガスが覆いすぐ近くの一服剣さえ見えたり見えなかったり

夕食の席でテレビを見ると  どうも怪しい

今朝5時。部屋の窓から覗くと鹿島槍ヶ岳の左横から眩しく朝陽が輝いていました

しかしそれは隙間で上の雲は厚く黒い

5時三十分朝食。六時に剣山荘を出発

一服剣を目指して一汗かいて上に出ると前剣が聳えていました

少し下って前剣までの険しい登りを登ると本命剣岳は薄くガスが掛かっていました

それから鎖を頼りに登って登って剣岳の山頂に着くと周りは真っ白のガスの中でした

何も見えないけど記念の写真を・・と二枚写したら

雨が降り出しました

頂上滞在時間僅か二分

下山開始

雨はだんだん本格的となって滑る岩場を鎖に掴まりながら剣山荘に到着したのが11時。

合羽を脱いで頂上まで持って行っていた弁当を食べて雨の中を黙々と室堂平目指して歩きました

それが結構遠いんです

別山乗越までは一時間半。それから雷鳥平までも一時間半。そこから室道平までまた登ります 到着は4時

4時半のバスに乗ってケーブルを乗り継いで立山駅に着いた時はクタクタでした。

久しぶりに合羽を着て山を歩きましたが「山は天気次第」とつくづく思いました。

でも立山も剣岳も良かったです

富山県には先ほど大雨洪水警報が発令されました

そして今本調子の雨が降っています。

濡れて洗濯物が山になったので明日はとりあえずコインランドリー探しをします

写真をクリックすると大きく見えます



コメント
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